嫌われたくない私はここに来た
人目を気にしてしまう小心者の私は「気持ちを素直に書き言葉にする」という作業が極めて困難に思われる。
口語体、文語体なんて言葉があるが、かつて両者の間にあった距離は段々と短くなり、今の私たちがその差を意識することは殆どないような気がする。
e mailなどは仕事で使うことが多く、正式な文書という重厚なオーラを纏い、どしんと構えている。そもそも正しい日本語、正しい敬語を日常以上に求められるきらいがある。それは半永久的に残るという「書く」という営みの性質が最も光る場所でもあるか