バズってた雅叙園の浴衣プランに行ってきた話
まずは雅叙園公式サイトのこちらを見ていただきたいです。↓
ツイッターでもバズってたあの雅叙園の浴衣プラン…。
13000円で浴衣の着付け・ランチ・館内巡り・百段階段が通常料金の半額で入れる上に浴衣は一式そのまま持って帰って良いって最高すぎんか?
めちゃくちゃちょろいので早速行ってしまいました。
そして思っていたよりもとっても楽しかった…!!
どれくらいかというと、ツイッターでちょっと感想言うだけにしようかと思ってたのにうっかりnote書いちゃうくらい。
というかなんで今までnoteでレポ書くということを思いつかなかったんだろう。
この件のツイートとてもバズっていたし、「実際どんな感じなんだろう」と気になっている方の参考になると嬉しいです。
まずは予約
ちょうど数日後お会いする予定のフォロワーさんに「行きませんか…!」と博打でお声がけしたところ、「お会いする予定の日なら」ということで急遽予約。
急なのに話に乗ってくださってありがとうございます…。
こういうプランって急に予約できるもんなのかな?と思ったけど上記の記事からあっさり予約できました。
一休からも予約できる っぽいけど公式の方が安い。
ポイント貯めたいかどうかかなぁ。
食事はランチ・アフタヌーンティー・ディナーから選ぶことができて、我々は午後にも行きたい場所があったのでランチの一番早いプラン(集合10:00、ランチ11:30)に。
最初は「浴衣だしやっぱり和食でしょ!」と思ったのですが、
部屋代たっけぇ〜〜〜〜〜!!!さすが雅叙園の料亭〜〜〜〜〜!!!
怖気付いたので 中国料理「旬遊紀」で予約。中華は中華で楽しみ。
2日前だったか、レストランから電話が来ますがそれは予約確認でした。
集合時間より気持ち早めに行った方がいいかもしれない
私が若干遅れてしまい(すまん)ほぼ10時ぴったりに雅叙園に到着。
私ごとながら新卒の頃に雅叙園に出向いたことがあるので懐かし〜〜!みたいな感覚。
集合場所は KANADE TERRACE (自分が予約したレストランではない)で、店員さんに声をかけると早速案内してもらいました。
ざっくり言うと、普段は披露宴とかやるであろう大きい広間の1室に浴衣がかかったハンガーラックが3台ほどと、部屋の真ん中に帯や小物が置かれたテーブル、それ以外の空間に等間隔に置かれた着付けスペース、みたいな感じ。姿見が2枚置いてあって合わせながら選ぶことができました。
一応サイトには、
ご利用頂く時期やご到着時間によって、お選び頂く浴衣の種類が変わる事はございません。
と書いてありましたが、我々が行った時点で結構お客さんが来ていて、あと1着しかない浴衣や帯があったり、「この柄のMが着たいけどLしかない」という状態もあったので、”用意してある柄が全部ある状態からちゃんと選びたい人”は早めに行くに越したことはないかもしれません。
もちろんサイトに↑と書いてありますし、あとで補充されたりサイズ違いなど言えば出していただけると思いますし、そこまで激しい争奪戦ではないので”ゆるっとあるもので選べればいい人”は無理に早めに行く必要はないかと思います。
浴衣の布の種類が選べて、綿だと13000円、綿麻だと15000円(一休経由だとそれぞれ+2000円)で、我々は綿で予約していたんですが、綿の着物がなんかピンとくるものがなく…。
というのもそもそも綿の種類が少なかったんですよね。
ハンガーラックのうち1台が綿、2台が綿麻で圧倒的に綿麻の方が選択肢多くて大人っぽい柄が多い印象でした。
追加料金を払えば綿麻に変えることができるということだったので、結局綿麻から浴衣を選びました。
帯は無地と千鳥格子柄の2種類、それぞれ赤やピンクや黄色だったり色々あるんですが、やはり使い勝手が難しい千鳥格子の帯が結構余っていた印象。黄色と黒の千鳥格子とか奇抜な色彩もあって、どうやってあわせるんだろう。
他にもポーチと下駄を選んでいざ着付けへ。
こんな感じになりました!!良い〜〜〜〜〜!!!!!
(シワついてるのはランチでずっと座った後だからです。二人で全身撮ってないことに後から気づいた…)
紫と千鳥格子が私。我ながらかっこいいチョイスでは?
強めのスナックのママみたいになっちまったなと思いつつ、まあ強くなれたので良し。
一緒に来てくださったフォロワーさんも素敵…。
ちなみにもらえる帯板はゴムベルト付きのメッシュタイプのものでした。持ってなかったのでラッキー。
着付けは腰紐でぎゅっと結ばれるんですけど、苦しいのが苦手だったらコーリンベルトや腰紐ベルトとか持ってたら使ってもらえたのかも?
着付けの便利グッズ持ってる人は持参しても良さそうな気がする。(わざわざ買うまではしなくていいと思う)
フェイスタオルは持参です。一応3枚持って行ったら使われたのは2枚でした。
余談ですが、プロに着付けしてもらうついでに着付けの質問とかしてたら「普段から浴衣着られるんですか?」と聞かれたので「浴衣でディズニー行くのめっちゃ楽しいからおすすめですよ!」って言っておきました。
これはソーシャルになる前のグリ。(赤い花の方が私)
キャラにもキャストさんにも褒められて自己肯定感爆上げするのでおすすめ。
このプランでもらった浴衣をこういうところでまた活躍させるのもいいかもよ!
浴衣ディズニーはいいぞ!
館内散歩する前に靴ずれ防止クリームを塗っておこう
靴ずれ防止クリームはフォロワーさんが持ってきてくださったんですけど、おかげで親指と人差し指の間が死なずに済みました。
でも下駄はかなり疲れる…。
着付けが終わったので、スタッフさんに「百段階段に行くなら食後がおすすめです」と言われていたくせにランチまであと40分もあることと「階段登るだけやろ」と超ナメくさっていた油断から(本当にすみません)「百段階段行こうと思います〜」と言ったら半額のクーポンもらえました。
ちなみに荷物は預かってもらえて、もらえるポーチに貴重品だけ突っ込んで館内散歩できるという形。
百段階段行くと言っておきながら、やっぱり雅叙園ロケーションが良い〜〜〜!!
普通に館内散歩してました。
彫刻があちこちにあるしすごい。さす雅叙。
噂の「1億のトイレ」も実は冒頭で言ってた新卒の頃に訪れたことはあったんですがやっぱりすごい。
お客さんがいたので写真は撮らなかったのですが、知らない人はぜひ検索してみてほしい。和装のロケ撮してもトイレだと思われないと思う。
天井が金箔だし扉やらなんやらあちこちに螺鈿がちりばめられている。ここトイレだろ?
他にも写真映えするところがちらほらあるので、ポトレ撮り合いごっこが楽しい〜〜〜!!!
和傘とか置いてるし滝とかある。すごい。
通路がかっこいい
水路には小さいけど鮮やかで綺麗な鯉が泳いでます。
ここでしゃがんで鯉見てるだけでそれっぽい写真になる!!ロケーションすげぇ〜〜〜!!
あとiPhoneのポートレートモードやっぱりすげぇ。
百段階段どころかポトレごっこ楽しさであっという間にランチの時間になりました。
当たり前ですがポトレごっこは他のお客さんの迷惑にならないようにね!
我々の時は空いてたので比較的落ち着いて撮りあいっこしてました。
ランチが贅沢かつめちゃくちゃ美味しい
見出しがめっちゃ頭が悪い。ボキャ貧ですまないが本当に美味しかった。
予約のところでもリンクを貼りましたが、ランチはこちらのレストラン。
さすがに通されたのは普通のお部屋です。でも壁がお洒落。
そして席についたらそこにはもう預かってもらってた荷物がある!さす雅叙!
お料理はこちらの4ページめの旬香ランチコース。
食前のおちゃ選びは普通のお茶も選べたんですが、せっかくなのでお花が咲くお茶にしました。
かわいい〜〜〜〜〜!!!お茶って蒸すまでに待つのが地味に退屈ですけど、待つ時間を視覚で楽しめて良い…。お茶も美味しい。
お花の形が猫草ちゃん(ストレイキャット)みたいとかトンチンカンなこと言ってた。(私が)
フカヒレの茶碗蒸し。めっっちゃくちゃ美味しい。
フカヒレなんてレトルトのフカヒレカレーしか食べたことないよ…多分…。
海産臭さが苦手なので蟹味噌を美味しく食べれる自信がなかったんですけどこれはもう一杯いける。優勝。
緑の点心はえぴがぷりっぷりでめちゃくちゃ美味しいし、ピンクの点心はもう…ホタテ…ホタテがうめぇ…優勝……。
イカとホタテのマヨ炒め。美味しいしイカもとっても柔らかい。美味しい。
このホタテもなんかもう柔らかくてすごく美味しい。優勝。私の中のラコスケが感動してる。
メインの食事の春菊ワンタンの汁そば。これは確か3種から選べて私は汁そばにしました。汁があっさりしててしつこくなくてめちゃくちゃ美味しい。
…が、恥ずかしながら春菊を食べたことなかったので自分が春菊が苦手なことをここで初めて知りました。く、くやしい〜〜〜!!
春菊普通に食べれる人はとても美味しく味わえると思います…。悔しいのでちゃんと食べた。えらい。
春菊って食べる機会そんなにない…よね?大葉やパクチー、三つ葉などの癖のある草が苦手なら春菊はおすすめしません。自分に悲しい…。
麺と汁は本当に美味しかったです!
デザートの杏仁。実は杏仁は食べれる杏仁と食べれない杏仁があるんですが、ココナッツ要素のおかげかとても美味しい杏仁でした。
実は汁そばの前あたりからお腹がかなり苦しくなってたんですけど、あっさりした甘さなのでそんな状態でもお腹に入る。
ヤムチャは小さなパイみたいな感じ。これもとても美味しい。
その他にも撮りそびれてるお料理ありますがどれも美味でした!
あとお茶のポットに無限にお湯が注がれてお茶がなくならない。薄くなりはすれどあんなにダバダバお湯追加されたのにお茶の味が美味しいままで不思議。
このコース4980円(おそらくサービス料は別)ってマンダリンのヌン茶(都内のヌン茶で個人的に一番好き)より安いんですよね。
食レポがド下手くそすぎてもうしわけないんですが、本当に美味しかったので浴衣プランじゃなくてもぜひ食べに行ってみてほしいです。さす雅叙。
百段階段、食後にしてて本当によかった
見出しの通りです。余裕で1時間以上経過した。事前情報がまったくなかったので思ってるよりもかなり見るところがあって楽しい。
食前に行ってたら一番上まで行けずに急いで戻る羽目になったと思う。
時間が余っても百段階段は食後。ここテストに出ます。
お食事本当に美味しかったけど、とてもお腹がパンパンだったのでゆっくり歩けてちょうどよかったです。
これはエレベーターを撮ろうとしている私。
まずエレベーターからすごい。全面が螺鈿でえぐい。
どんだけ貝殻必要なんだろうとか野暮なこと考えてしまう。
ついた先にあるランプがお洒落!!綺麗!!
土足で入れないので持参した靴下を履きいざ階段へ
この雰囲気のある長い階段の道中の横道に「〜の間」といった各テーマに沿った部屋があり、そこで展示品が見れるという感じでした。
これは七夕の展示かな。きれい〜〜〜!
鬼滅読んでたら通じると思うんですけど「琵琶がベベンッと鳴ったら空間が変化しそう」とかまた変なこと言ってた。(私が)
最終的には「ベベンみがある」とか言い出してた。ボキャ貧もほどほどにしたい。
でも自分がハマっているジャンルが和系だったら尚更楽しく見れると思うので鬼滅とか刀剣のオタクにはおすすめかもしれません。刀剣やったことないけど。
部屋もそれぞれすごいのが、展示品だけじゃなく部屋そのものが芸術品なんですよね。
柱や天井からほぼ何かしら施されてて、そういう面でも見応えありました。
なんで今まで行ってなかったんだろう…特にデザイナーは行ってほしい
いろいろ展示品撮りましたがあとはご自身で足を運んでみてくれたら嬉しいのでこの辺にしておきます。
99段を乗り越えた先の部屋には金魚がたくさんいた!
今までの仄暗い空間から一気に明るく涼しげな空間になりました。
私「なんだっけ!どうぶつの森で釣ったことある!」
フォロワーさん「らんちゅうですね(即答)」
これはポーズのボキャブラリーがなくてお腹痛いポーズしてしまった私。
ここもまたロケーションがよく、我々以外にも浴衣の女の子組がポトレごっこしてました。
ロケーションも浴衣も最高なので良い感じに撮れる〜〜!!最高〜〜!!
館内散歩のときもでしたがフォロワーさんを撮る時ずっと
「あぁ〜〜〜良い!めっちゃ良いですよ!良い〜〜〜!」
みたいな変態じみた感じでした。すまん。
めちゃくちゃ上手なわけではないんですけど、誰かをカメラに修めるのはやっぱり楽しいですね。
戻るとショップがあるんですけど、そこで展示されてた品を購入できたりします。
螺鈿が施されたお箸が3000円ほどで売ってた。思っていたよりも安い。
これはキツネとウサギのお守りがあって密かにテンション上がってとった写真。
浴衣に合う靴をあらかじめ履いてくるのがおすすめ
百段階段も全て見終わり下山(?)
そのあと元々いく予定の場所があったので、我々は浴衣のままその場所に直行しました。
道中おじいさんに浴衣褒められたりした。ありがとな。
浴衣着ると気分が上がるのでちょっと散歩するのも楽しそうですね。
しかし百段階段は土足禁止で足を休めることができたとは言え、やはり下駄は辛い!
帰りに履き替えてもおかしくないように、スニーカーではなくサンダルやそれっぽい靴を履いて家を出るのが良さそうな気がします。
ちなみに私は絶対足が死ぬことがわかっていたので、最近買ってお気に入りのこちらのチャイナシューズ(ネイビー)で行きました。
実際浴衣にも合ってて可愛かったので宣伝。
ウッ…私が買った時よりも安い…(2021/07/20現在)
まとめ
・和食は部屋代がかかるので予約時要チェック(いつかは行ってみたい)
・浴衣や帯の選択肢がほしいのであれば集合時間より少し早めに行くべし
・持ってるなら着付け便利グッズ(コーリンベルトなど)持っていっても良いいかも(確証がないので予約時聞いてみた方が良さそう)
・靴ずれ防止クリームがあると足が安心
・百段階段はじっくりみたりポトレごっこしてたら1時間以上かかる
・下駄は絶対に足が死ぬので、途中で履き替えられるよう浴衣に合う靴で行くべし
また行きたいなぁと思うけど行くたびに浴衣が増えてしまうので、浴衣持ち込みで着付けからの割引プランあったら嬉しいなぁ。
どうやら毎年やってるプランみたいなので、気になってる人はぜひ行ってみてほしいです。さす雅叙でした!
おしまい
* * *
追加(21/0721)
持ち込みについて、よくある問い合わせに書いてあった
Q. 自分の浴衣や帯を持参して、着付けて貰うことは出来ますか。
A. 申し訳ございません。当方にてご用意しております、プラン内の浴衣のみお着けをしております。お客様ご自身でお着替えをされる際には、5階にございます更衣室をご利用くださいませ。
残念ながら持ち込み浴衣は自分で着るしかないらしい。
あと更衣室の存在知らなかったので、帰りは浴衣脱ぎたいときは言えば案内してもらえそうな気がする。