個人ゲーム開発者がSNS広告試したから結果の共有するね
はじめまして、個人ゲーム開発者のかんです。
なんとなくですが、個人ゲーム開発者は、広告を打てない・打たないものだと思われている気がします。
当然、大手がやっているような、TVCMや、新宿駅ジャック、大量のWeb広告出稿みたいなことコスト的に当然できませんし、ゲームの開発はしたけれど、人知れず、作っては知られずに消えていく人が多いと思います。
「これからはSNSの時代だー!」ってことで、色々SNS勉強してバズらせようにも、なかなか数字も伸びず、美少女作ったり色々媚びてみても、やっぱり数字は伸びず、インターネットの片隅でひとり、スベリ続ける。そんな人が多いのではないでしょうか。
もちろん私もその一人です。
そんな中から売れる人も出てくるわけで、これからもあがいてはいくわけなんですが、こんな状況を打開できないかと、私が最近トライしたのが、『SNSプロモへの出稿』になります!
こちら、かなり少額で出来るので、ちょっとおすすめできそうなので備忘録がてら記事でも書いておこうかな、なんて思いました。
売れてもないし、SNSでバズるのも難しい、でも、お小遣いぐらいは使える人とかにはおすすめかなー、なんて思ったりしたので、経験談ベースではありますが、簡単にナレッジとして共有していこうと思います。
私が試したSNSマーケは大きく2つで、TikTokとTwitterです。
実は、どちらも数百円単位からマーケが打てます。
え、お安いすごい。
しかもちゃんとView数はしっかり伸びます。
その人の元の数字次第ですが、私は数百円でも元のViewの倍とかそれ以上とかにはなっていたかと思います。
ただし、💓とかコメントとか、シェアとか、がどのくらいになるかは、コンテンツ次第なので、SNS弱者としては、やはり辛いところではあります。
本当に際立って良いモノが作れてる人は、こんなことしなくても伸びるのでしょう。
しかし、『自分が作れるもので戦っていくしかない(戦っていきたい)』以上、生き残るために使える手は色々使っていくべきかなぁ、ということで、私はとりあえず今後もこれを使っていこうかな、と思います。
現状広告を打ったコンテンツとしては、
■Tiktokの美少女ダンス(AI)動画
金額:ちょっと良い昼飯2回分くらいの課金
結果:いいね普段の10倍、フォロワー3倍(160人とか)くらいに、コメントはほぼ変わらず(弱小垢なので、そのせいもありますが)
※元から良KPIの動画に広告したので、効果が出やすかった点はあるかも
■Twitterのゲーム告知&RTキャンペーン
金額:ちょっと良い昼飯1回分くらいの課金
結果:TikTokと違っていいね数とか安定しないので計算が難しいが、元々の期待値からそこまで増えていなさそう、View数は確実に増えたが結果(RT)が全く伴っていないので、多分コンテンツがよくない😿
※PVがちょっとビジュアルインパクト弱かったかも&文章・施策もイケてなかったっぽい、、、
となります。
両者コンテンツも違うので、あとからTiktok側にも美少女使いつつゲームの紹介するような動画投稿して、そちらのKPIも見てみたいとは思います。
View数は伸びるが、結果にはつなげるにはやはりコンテンツの実力が必要といったところでしょうか。
とはいえ、『簡単に見て欲しいものを伝える手段』としては、お手軽でいい感じなので、これからも使っていこうかな、と思います。(なにせ、昼飯大くらいから始められますから)
Tiktok側でもゲーム紹介動画は近々あげて、そっちもプロモうってみようかなー、とは思っています。
TiktokはTwitterよりも動画見てもらえる率高いですしね。
おまけの検討① :Twitterと1枚絵
Twitterは1枚絵である程度勝負できるやつの方がよいかもしれませんね。
今回自分が開発したタイトルは、前回自分が開発したタイトルよりも、ゲームの出来は段違いに良いはずなのですが、Twitterでの反応は前回のタイトルの方が圧倒的に良い状況です。
前回のほうが、確かに1枚絵は強かったので、そこは原因の一つかな、と。
おまけの検討② 無料RTキャンペーンと無名ゲーム
Twitterで、RT&フォローで無料配布って、皆さんも見たことあると思うんです。アレをやってみたんですが、あまりにも無風でむなしくなりましたね。
正確には、恐らくゲーマーではない、懸賞応募系のアカウントの方々に見つけていただき、少し風はあったのですが、セグメント的に間違った戦い方をしたような気がしています。
無名の開発者のゲームなので価値がない、ということを差し引いても、その上で更に何かが間違っている状況なのではないか、というニュアンスの話です。(言語化難しいですが)
※ゲーマー文化ではない、というか、、、何か無料配布キャンペーン以外の開発ツイート(#夏の開発~~~的なの)とかの方がKPIがよくて、むしろなにか文化に反しているような、悪いことをしてしまったかのような気持ちになりました。
おまけの検討③ TwitterとTiktokの広告の比較
TiktokとTwitterだと、Tiktokの方がUIや諸々の操作的に出稿はしやすいです。Twitterは結構難しくて本格的な広告出稿っぽくなってしまう上に、アプリからは出来ません。
Twitter側の良いところとしては、Analiticsって元々Twitterにあると思うんですけど、あれのそれぞれ何パーセントが広告によって実現なされたかのパーセントが出たり、広告のKPIが常に見える上に適宜変更や停止がかけられたりするところでしょうか。達成感や進捗感を感じられて、楽しいです。
(画像載せたいですが、規約怖いのでやめておきますね)
普通のビジネスで使う本格的な広告に近い感じですね。
でも、その分複雑です。
ちなみに、実際に無料RTキャンペーンをやっているつぶやきは、こちらになります。
記事が参考になった人はこちらにお布施がてら💓やRTしていってもらえると、大変喜びます!
Steamストアはこちらです。
なかなか良い出来のはずなんで、良かったらウィッシュリストとか入れてもらえるともっと喜びます。
(審査通れば、8月半ばリリースです!)
おまけのおまけ④ Steamへの流入数
SNSマーケの記事で申し訳ないんですが、SNSマーケはあまりSteamに影響していないかもしれないという懸念もあります。
前回と今回のSteamの流入数とTwitterでの跳ね具合の動向みてみたんだけど、全体における影響度合いとしてはほぼリンクなくて、『Steamの新規ゲームのリスト入り』とかのタイミングが、流入の9割って感じに見えます。
そうなると、本当に元も子もない話になっちゃうけど、
SNSでバズるのも大事だけど、それよりもSteamの流入とか、Steamストア対策の方が実は大事だったりするかもしれない。
(そっちのやり方は登録内容頑張るくらいしかわからない)
まぁ、サイト直なので、当然っちゃ当然か。
でも、SNSからの流入も出来るようになりたいよなぁ。。。という気持ち。
おしまい!
読んでくれてありがとうございます。
また何かあったら備忘録がてら書いていこうと思います。