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外国人社員に「地震のこと」教えていますか?

こんにちは。
エルロン代表・グローバル共創デザイナーの
石川陽子です。

突然ですが、
海外から見た日本の印象は様々ですが
日本は地震大国という印象を持って
来日される外国人の方は多いです。

日本人にとって、地震や台風など
災害は身近な存在です。

1923年9月1日には
大規模な関東大震災が起こりました。

この震災の教訓を忘れないためにも
9月1日は防災の日となり、
毎年この時期に、様々なところで
避難訓練などが実施されます。


また、記憶に新しいところでは
2024年1月1日に能登半島地震が発生し
大きな被害が出ました・・


同じことが繰り返されてほしくはありませんが
年末年始を控えるこの時期がからこそ
万が一、地震が起きた時の防災対策について
ぜひ、外国人社員の方々に
お伝えいただけたらと思います。

日本人にとっての最低限の防災対策は
外国人にとっては初耳なことだらけです。


例えば 
・大きな家具は転倒防止対策をした方が安全
 つっかえ棒、ゴムのマット、ストッパー
 などをつけて固定することも有効でしょう。


・地震が来たら外に出ないで窓から離れる
 破片が飛ぶ可能性があるので、避難する際は、
 室内でも靴を履いて移動した方が安全です。


・机の下に入ること
 まず身の安全を守ることは、
 日本語学校では練習しますが、
 企業ではなかなかできないようです。


・ガスが自動で止まる
 こういったシステムを外国人スタッフは
 知らないことが多いので
 教えてあげてください。


・防災用品を準備する
 水やインスタント食品、ガスコンロ、充電器、
 懐中電灯、生理用品、紙皿、サランラップ、
 防寒対策、熱中症対策、救急セットなど
 防災グッズはホームセンターで揃えることが
 できます。


・ハザードマップを知っておく
 いざという時に避難所になるのはどこなのか
 を確認しておくことも混乱を防げます。


外国人の方が日本で生活する上では、
このような情報が安心に繋がってくる
でしょう。


ちなみに、地震のない国とある国
を調べてみました。
参考:地震のない国とある国 https://www.seishop.jp/blog/staffblog38/


台風は東南アジア圏である
台湾、インドネシアなどの出身の方々は
意外とみんな知っているようです。


私が特に重要に感じるのは、
災害時に連絡が取れるようにしておくこと
だと思います。


職場も安否確認する時に困るけれども
一番困るのは外国人スタッフ自身です。


もちろん担当者様も全力でサポートされて
いらっしゃると思いますが、それでも
慣れていない土地での被災された
外国人の不安は非常に大きいです。


いざという時のために、連絡先は明確に。


確実に職場と外国人スタッフが双方と
連絡が取れるような連携を組んでおく
ことをお勧めします。


年末年始の長期休暇に入る前に
ぜひ、防災対策について外国人社員に方々に
お伝えいただければと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


今後も、外国人人材のリアルな実情と
日本語教育について、
お役にたてるサポート情報を
お届けできたらと存じます。


どうぞ、よろしくお願いいたします。


わたくし、石川の自己紹介はこちら


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