2024-2025、今季のBリーグ、「ポスト河村勇輝」突入、1バスケファンとして、いま正直に感じてること。【バスケ】【エッセイ】
「河村勇輝」という伝説を、生観戦できる環境で存分に楽しめたこと、どれほど「ありがとう」の言葉を伝えても、全然伝え足りない、「夢のような時間」であったと伝えたい!
で、今季は「ポスト河村勇輝」時代の1年目。とても「わくわく感」でいるけど、とりわけ「齋藤(名古屋D)」には「Bリーグの日本人選手のフラッグシップ」に上り詰める輝きを期待してる!
2024-2025、今季のBリーグ。
「『ポスト河村勇輝』の時代に突入の1年目」になります。
競技の枠を超えた「スーパースター」に上り詰めた、「河村」。
自分も、河村の高校3年生のウインターカップにとても感動したことがきっかけで、いまの自分がいます。
2024年9月3日、「河村勇輝、横浜を出港」。
競技の枠を超えて、最も大好きな1人である存在の「河村」。
1バスケファンとしてでだと、正直、不安感が全くないといえば正直嘘になる感じでもありますけど、でも一方で、1人の人間としては、「河村がどこまで上り詰めるのか、その景色をシンプルに楽しみたい」、これが正直な想いです。
いま、バスケットボールは「数字」「統計」のスポーツの意味合いがどんどん強くなってきていると映ってます。自分が河村に抱いてる不安感とは、この「統計」、とりわけ「USG%」が高すぎることがあります。
(自分のnote記事では何回も言及させて頂いてる、そう、「ボールホグ」「ボール独占傾向」のことです。尤も河村の場合は、「チーム事情的にそうならざるを得なかった要素が、恐らくとても大きい」という「エクスキューズ」が強いので、「ほんとうは、河村は必ずしもボールホグの選手ではないのだ、を証明して欲しい!」、これがいまの正直な想いです。)
「批判を称賛に変える」。自分にとって、とても素敵な言葉だなと感じてる1つでもあります。これが河村ならば、きっとできるはずと信じてる!と。
だからこそ、です。少なくとも、いつかBリーグに帰還する際は、「横浜BCに帰還する」、これは、7月7日の「NBA挑戦会見」で、自分は「横浜BCへの帰還は、90%程度は楽観してよい」と思ってます。
(これは、「九州の球団はマーケットサイズ的に河村を確保できるとは現況では想像できないこと」「広島は寺嶋や中村拓人を中心のチームづくりへと突き進んでいるので選手編成的に想像しづらいこと」「島根は、河村の帰還の際に『タイミングが合えば』猛アタックの可能性はあるけど、どうしても的な事情がない限りは、ひんしゅくリスクを負ってまではしない可能性が高いのではなこと」の総合判断でもあります。)
そう、河村がいつかBリーグに帰還するときは「横浜BCへの帰還」と考えるのが、より自然でしょう。
で、いま「23歳」です。8年後の2032年五輪(豪州での、ブリズベン五輪)で「31歳」ですけど、そう、いつかBリーグに帰還する際は、「全盛期能力を残している状態で」、つまり「30歳手前~32歳程度」での帰還であって欲しいと思っていますけど、例えば、「2030年夏での、Bリーグ帰還」でだと、「6年後、29歳」です。勿論その場合、「NBAで一定程度の業績を示して、かつ全盛期レベルでの帰還」だとより最高だよね、のニュアンスですし、このタイミングでの帰還が叶えば、「2032年、ブリズベン五輪の本大会出場のためにBリーグに帰還」と、物語的にもとても「絵になる」と。
ですけど、自分がいま、正直に感じていることは、
言い換えれば、「『努力したけど、だめでした』での帰還になってくれるな!」の意味である感じで、表現がきつくて申し訳ないですけど、そう、河村って、
「自分たちが、こうなる姿だと、よりとても嬉しい。でも現実論でだと、想像しづらいなあ。」という感じを、「『理想の景色』を『現実の景色』」へと次々と変えていった、それが河村の歩んできた道であると映ってるんですよね。
特に、この2年。
これが正直な想いですし、「夢のような時間」であった、はっきりとそういえます。
そう、「競技の枠を超えるスーパースターを、日本国内という、いわば生観戦ができる環境で楽しめたこと」、これがどれほど貴重で、「心の宝物」であることか、と感じてるのです。
確かに、河村は「優勝」「ファイナル」の景色を叶えることはできませんでしたし、昨季はCSファイナルを現実圏として目指せるといわれながら、CS出場どころか勝率.500さえ叶いませんでした(理由はいろいろとあるかなだが、「スコットに見切りを付けることができなかった」が、恐らく大きな要因。それと、「河村に次ぐ日本人のno.2を確立できなかった」ことも理由の1つかなです)。
ですけど、河村って、存在自体が「絵になる」、いわば「不世出の伝説」と映ってるんですよね。
そう、この2年、Bリーグはすさまじいペースで、「観客動員数」も「スポーツとしての注目度」も高めてると映ってます。
「12億円」「4000人」、正直自分は「きれいごとをいわないで」と感じていました(特に前者は)。でもこれを「現実の景色にした」。
「きれいごと」「絵空事」を、「現実の景色」にできた理由・要因。
下記に示すことが、複合的に作用したからと、自分は正直感じてます。
上述で挙げた4つのことが、いずれもが複合的に、ほぼ同じタイミングで起きたこと、それ故に、想像以上の化学反応(ケミストリー)となって生まれて、一気に「第3のメジャースポーツ」へと駆け上がれた、と映るのです。
で、今季、確かに「河村というスーパースター」は出港した。
少なくとも、純粋な技術レベルという意味では、「勝負できる」と自分は読んでいます。ですのでその意味で、NBA挑戦はとても納得の感じです。
でも本音を述べれば、あと1~2年を横浜BCでプレイして、「オールドルーキー」的な感じでのNBA挑戦を観たかったが、より正直な感覚ではありますけど(これは、横浜BCを「ファイナル」「優勝」に導いた上での挑戦を観たかった、を含めてです)。
ですけど自分は、「『ポスト河村勇輝』時代」に突入する今季、Bリーグの観客数はダメージを受ける(減少傾向になる)かといえば、
そう、確かに「河村」は出港しましたけど、選手単位でみても、日本人選手だけをとっても、「『個』として魅力・特徴を持つ」選手は何人もいるんですよね。
いま、日本人選手という意味で、「Bリーグのフラッグシップ的な位置付け」として期待したい日本人選手を、何人か挙げさせて頂きました。
この中に、日本代表として区切りをつける意向といわれてる(というか、いま34歳ですが、30歳を過ぎてから「第2の全盛期」に目下突入中である)比江島がいまも名を連ねていることが、とてもすごいことです。どうしても河村や、渡邊雄太が注目されがちですけど、比江島だって「日本バスケの伝説」と自分は声を大にして伝えたいです!
(そもそも「20-21」の大スランプで、「スターとしては終わった」といわれても仕方ない感じであったのが、「V字回復以上のキャリアハイ」を遂げた「21-22」、とりわけ「CSでの『永遠の伝説』的なパフォ」だけでも、とてもすごいのに、その後も「毎年、成長を続けている[明確な特徴を貫きつつ、プレーの幅を拡げ続けている]」って、映画のような存在!)
あるいは、「ポスト比江島」。自分は、いまでも最有力は「岡田」だろうと正直読んでいます(今村[名古屋D]、西田[三河]にも勿論期待ですし、細川[群馬]も今オフの移籍を機にさらなる高みへと駆け上がって欲しいと思ってますけど)。ですけどいまの岡田は、「大型のスコアリング型PG」という、独特のプレースタイルを確立しようとしています。
で、今季は岡田にとって、「特に重要な意味合いを持つ年」になると読んでるんですよね。これはまず、所属球団で「『勝率.500超え』『CS出場』へと導く原動力になれるか」。今季は(天敵といえる)名古屋Dが中地区へ回ったこともあり、チームとして飛躍を遂げる「これ以上ないチャンス」なんですよね。補強にも成功で(尤もここにきて、「第3外国人のこと」が勃発してしまっていますが…)、今季は昨季に大きな課題になってた「A/TOの良化」にも期待できるのでは、と自分は感じてます。
「1on1こそ真骨頂」であることも、岡田に「ポスト比江島」を期待したい理由の1つです。
それと、「代表としての岡田」。岡田に求められるのは、「2つの役割を一挙両得で務め得るから」が正直あります。
第1は「SG兼務の第2,第3PG」として。これは、昨季からずっと取り組んでいることが特に活きる佐々木、テーブスもこの役割で期待の存在ですけど、この2人は「本質的にはPG」と思ってますので。それに、国外組(NBA組が入るとき)を含めてのフルメンバー時でとなると、この役割での起用がより多くなるのではと想像の意味でもと。
第2は「正SGとして、ペネトレイト等でのスコアリング」。特に国内組オンリーでの「対アジア圏が相手の試合」でだと、この役割を求められる試合が多くなってくると想像なのです。勿論、今村、西田、細川と共に「御互いに御互いを高め合える」感じでと感じてますけど、その中でも岡田に特に期待したいと感じてるのは、「2ndハンドラーとしての能力で、主要な候補の中でだと最も上回るから」「ゾーンに入ったときの爆発力、リングに果敢に向かえるマインド」、これが正直大きいです。
確かに、「好不調の波の大きさ」「よくも悪くも、攻撃面にほぼ特化(お世辞にも守備が上手いとはいえない。攻守のバランスにより重きを置くと、例えば今村や細川がより魅力的になるかもしれない)」「3P成功率が、御世辞にもよいとはいえない(安定して「35%前後」は求めたい感じ)」と、短所が目立つことも否めません。ですけど、これを補って余りあるほどに、「華がある」「夢を見たい」、そう感じる選手なんですよね。
確かに、岡田は自分の応援球団(京都)の選手です、この影響もゼロではないですけど、それよりも、シンプルに1バスケファンとして、日本バスケ界(日本代表、Bリーグの両面で)がさらなる高み、さらなるステージに進めるためには、特に飛躍して欲しいのは岡田になってくると感じるから、自分は、そう感じているのです。
ですので、そう考えるとなおさら、自分の応援球団に、「日本代表、Bリーグのこれからを牽引して欲しい存在がいる、生観戦できる」ことって、とても素敵なことであると感じてるんですよね。
勿論、今季の岡田は、「まず日本代表への定着を」が現実目標でしょう(というか、裏を返せば、「岡田には日本代表に定着して頂かなきゃ!」が正直な感じです)。ですけど、いやむしろだからこそ、岡田には今季、「どこまで高みに到達できるか」、この景色を観たい、そう強く思うのです。
それと、ここに挙げた中で、自分が特に期待している選手が、「齋藤(名古屋D)」です。というか、はっきりと述べれば、
齋藤の、直近3年での「30分換算EFF」。
「18.11→19.12→18.60」。
河村の異次元さが目立ちますけど、この3年間、齋藤はずっと「日本人でno.2のPG」であり続けてきました。
それも、齋藤の何がすごいかって、
そう、この3年間。代表では、ずっと「富樫≧≧齋藤」、というかかたくなにといっていいほど、齋藤には出場機会さえほとんど与えられませんでした。リーグでのパフォーマンスは、富樫よりむしろ上回り続けているのに。
確かに、富樫は「とても勝負強い」ですし、特にディープ3Pは「日本バスケ界で、岸本(琉球)と双璧ですごい」といってもよいです。
ですけど、プレーのレパートリーもですし、特に守備意識の高さ(「平面での守備」でいえば、自分は「日本人PGではno.1」と感じてます)。
「過小評価にもほどがある」、正直、ずっとそう感じていました。
ですけど、今季。河村がNBA挑戦、富樫は恐らく「後進に道を譲る」が濃厚で、「齋藤を呼ばない、合理的理由がない」といえる環境がついに整った感じがあります。
そう、齋藤って特に、「パス・アシスト能力」にとても優れていて、
「AST%(38.7%→43.8%→43.3%)」
これは、「日本人PGでは、河村に次ぐno.2の数値」です。
齋藤は昨季、12月までは「6thマン起用」で、適応に苦しんでる感じが正直ありましたけど、年明けに正PGを奪還してからは、齋藤は「選手として、よりステージを上げた」パフォーマンスで、特に3月以降はまさしく「閃光」と形容できる圧倒的な輝きを放ってました。
実際、昨季の齋藤はBリーグの「4,5月の月間MVP」。
CS本番に突入するときは、名古屋Dは組み合わせに恵まれたこともあり(宇都宮、A東京と逆の山になった)、「ファイナル進出、その先の優勝」は現実圏のターゲット、と実際にいわれていました。
ですが、CS準決勝第2戦。試合中に足首を負傷、これを機に流れが一気に広島へ。結果、広島が決勝進出、そのまま一気に優勝へ駆けあがりました。
負傷で絶たれた「優勝」「パリ五輪」(最終選考合宿は、恐らく負傷で参加できないため、辞退したと想像です。でも負傷がなければ、恐らく「12人枠レースの俎上」にはなっていたはずではと)。どれほど悔しかったかと想像の感じです。
相手にすると「恐怖、地獄でしかない」。実際、21-22での、京都vs名古屋D、齋藤の「ハイプレッシング」は猛威を振るい、京都は凡ミスのオンパレードに陥ってた(とりわけ會田の「6TO」は、この試合での「惨劇」の象徴になってしまっていました)。で、昨季までの特に3年間、「名古屋Dが西地区にいること自体が怖い」と、特に京都・大阪のファンは震え上がっていましたから。
でも、「敵にすると恐怖」ということは、「味方にすると最高に頼れる」を意味します。で、今季は、河村がNBA挑戦になったことで、齋藤にとっては「自分こそが、Bリーグの日本人でno.1のPG」、いやそれを超えて「自分こそが、Bリーグの日本人選手でのフラッグシップである」ことを証明するときがきたんだ!と。
しかも、です。今季の名古屋Dは「中地区に回る」のですけど、中地区は
「A東京、SR渋谷、川崎、横浜BC、三遠、三河」。
(ごめんね、記載しなかった1つのファンには申し訳ないですが。)
すさまじい顔ぶれ。「自分こそがno.1」を証明する意味で、「これ以上ない相手」といってよい。とりわけA東京の存在は、「心を燃やす」には最高の存在と想像です。
それに名古屋Dは、来季開幕時に、恐らくBリーグでno.1のアリーナになるであろう「IGアリーナ」の開業を控えてます。
だからこそなおさら、今季は齋藤にとって、「飛躍を叶える、これ以上ない要素がいくつも揃っている」と。
そう、1バスケファンとして、今季の要注目選手、日本人選手で1人挙げるならば、「齋藤」と即答です。
今季は、1人の人間として、1人のバスケファンとして、「最大の勝負モードの年」になる。
だからこそ今季は、「絶対に後悔しない1年に!」の想いであるし、10月5日の開幕戦、「京都vs佐賀」から、「さあ、全身全霊、魂を燃やそう、自分!」、そう強く感じてる。
今季である、「2024-2025」。
今季は、1人の人間として、1人のバスケファンとして、「最大の勝負モードの年」になる。
7月7日のnote記事でも、自分はこう言及しました。
理由はいくつかありますけど、特に「この8月で、40歳になったから」。そう、「いくつになっても、心を若くあり続けていたい」ですけど、「心身両面のピークという意味でだと、いまを逃すと恐らく厳しくなりそう」と感じてるからが、正直あります。
それに今季は、日程的に、「バスケの生観戦に全集中できる、貴重なとき。来季はそうできるか、保証の限りにあらずだから」があります。
そう、来季は恐らく、自分が特に応援している、「Liella(ラブライブ!スーパースター!!)の映画」の公開になる可能性が高い。少なくともある程度以上は、この「Liella」に心のウエイトを充てる可能性が高いだろうと。
もともと、「心身両面でとても繊細で病弱な体質である」ので、「先のことはわからないから」も、シンプルに理由の1つとして正直あります。
今季への想い、いま自分は、正直こう感じています。
ただ、今季のバスケ生観戦という意味で、早くも「不確定要素が3つ」起きています。
この、いま挙げた「3つの不確定要素」を考慮しながら、生観戦の日程を組み立てる感じになっていきます。それに、年間の予算には当然ながら限りがありますので、それも考慮になってきます。
(←ほんとうはこれ、「東京遠征の振り返り」のnoteも綴りたかったのですが、まとまった時間がとれずにタイミングを逸してしまいました…。)
で、昨季は「島根vs茨城」を、東京での生観戦を(2試合共に)させて頂いて、とても有意義でしたけど、今季は実は、「松江での、島根の生観戦を叶えたい」と構想しています。観たいと思ってる試合も、既に構想してます。
(配信越しでの、島根の熱量ある雰囲気を楽しみたいので、できれば「2階席の中央、あるいはやや島根寄り」で楽しめればと構想のイメージです。自分自身、21-22からずっと、島根は注目し続けていますし。
それに、チアの「アクアマジック」も好きですけど、最推しであるSEINAさん、今季はバイスキャプテン[副将]に就任ですけど、今季で4年目、そう、「いつポンポンを置く決断をしても不思議ではない」、だからこそなおさら、「松江での島根の生観戦を叶える」には、今季をどうしても逃す訳にはいかないんだ!が、正直な想いです。)
…と、そのような感じですけど、この10月、つまり「開幕の月」だけでも、現時点でですけど、下記の試合の生観戦を既に構想済みです。
今季の開幕戦まで、あと1か月ほど。
8月29日に、今季の京都のチケット戦争の開幕になったときから、ようやく自分の心が「さあ、今季の開幕だ!」モードになってきました。
今季の開幕直前に、「全体展望」ができればと構想してますけど(時間がとれれば、「京都・大阪の個別の展望」のnote記事ができれば、とも考えてます)、今季は、1人の人間、1人のバスケファンとして「最大の勝負の年」「後悔のないように、魂を燃やす年」に絶対にすると、心に決めている。
そう、バスケットボールって、「頭を使うスポーツ」でもあるんですよね。これが、自分自身の気質に合っているのかなと感じていて。
そう、バスケットボールの生観戦。「同じ試合は1つとしてない」と実感で、生観戦のたびに「学び」「気付き」「発見」があるのです。だからなおさら楽しいと感じるのかなと。
「いくつになっても、学び続ける人間でありたい」が自分の理想ですけど、その意味でも、バスケットボールがメインフィールドのいまの自分は、「運命だったといえるのかな」と正直感じてます。
いずれにせよ、「さあ、全身全霊、魂を燃やそう、自分!」。
いまは正直、この想いでいます。
【バスケットボール#46A】【エッセイ#41A】