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京都と奈良、今季RS本拠地最終戦&ファン感謝祭、それぞれに素敵な感動が(その2。京都編、中編)。【バスケ】【Bリーグ】【エッセイ】

 前記事エントリーのリンク添付

 まず、前回の記事、(その1)をリンク添付させて頂きます。



 では、執筆を進めます。なお、この(その2)も、自分の想像以上にすさまじく長い文章になっています。「PC・タブレットでの閲読」を強く推奨させて頂きます。



 さあ、長丁場が始まる!まず、最も楽しみにしていた「コート開放」!結果は不本意だけど、存分に楽しめたので完全燃焼!






 「5月7日日曜日、京都vs滋賀、第2戦」
 この日が最大のメイン。「RS(レギュラーシーズン)最終戦」であり、試合終了後は「ファン感謝祭」がある。「終わりよければすべてよし」になって欲しい。
 だけどこの試合は、「滋賀はB1残留のためには、勝利が事実上マストである」(敗戦でもB1残留は可能だが、条件がややこしい感じだった)。
 「1人のバスケファン」としては、とても「複雑な想い」です。
 いえることはただ一つ、「濃密なバスケが観たい!」
 そして、「最後は笑顔で終われると、より素敵だよね」と。


 朝の起床。朝食を済ませた後、今日は特に荷物量が多いから、「忘れ物をしない!」と入念にチェックする。
 この日は、FC先行入場を終えれば、すぐさま「コート開放」です。
 ですので、「ジャージ姿」での自宅出発になる。
 (バスケ好き仲間での「交流バスケ」は、会場に着いてからジャージに着替える。ですので、ジャージ姿での自宅出発は、正直記憶にないです。)

 うん、忘れ物はない。今日は、かつてない長い1日になる。
 スマホの充電量のコントロールには留意しよう(「15時間以上、コンセントなし」だから。普段の仕事では、カフェやコワーキングスペースを使うけど、コンセントがあるので全く異なることに留意が必要)。



 「7時08分」、自宅を出発。大阪駅までは、昨日と全く同じ流れ。
 だけど特に留意は、今日は「するバスケ(コート開放に参加のため)」でもあるから、「バスケットボールを持参している」。どうしても他の乗客の邪魔になってしまうから、「いつも以上に『感謝と謙虚の気持ち』を大切に!」と言い聞かせて。

 大阪駅に到着(行きは「大阪環状線」経由)。で、阪急大阪梅田駅へ。
 「8時05分」、阪急大阪梅田駅、2番線。「準特急、京都河原町行き」。
 今日は、「9時35分に開門[ロープが外される]、10時05分にFC先行入場」。
 昨日は意外にも列形成が長くはなかったけど(尤も、FC先行入場のときはさすがに結構な列形成になってた。ちなみに京都[及び大阪]では、アウェーブースター会員も「FC先行入場」の対象になります)、今日はRS最終戦だから、さすがにある程度の列形成は覚悟になるだろうこと。
 そして何よりも、今日は「コート開放」(事前予約制ではない、会場に着いてからの参加手続き)に絶対に参加したい!だから、何よりもそのために早めにFC先行入場の列に並ぶ必要がある!


 ちなみにリンク添付をさせて頂きましたけど、「準特急」は、「2022年12月17日のダイヤ改正」で新設された種別ですが、事実上は「快速急行からの名称変更」です。
 今回乗ったのは「9000系」。特急・準特急を想定してつくられたこともあり、特に座り心地がよいのです。

 ですけど、朝の早い時間帯であったので、(西京極駅へ行くための)乗り換えは、いつもだと「桂駅」ですけど、今回は「長岡天神駅」。
 事前に調べてはいたけど、慣れないパターンで、正直少し慌ててしまいました(汗)。

 で、西京極駅に到着。駅を降りて、京都ファンならば御存じの人間も少なからずいるかなと想像の、「derrickさん」とご一緒させて頂くことに。自分にとっては、「とても貴重な時間」でした、ありがとうございます。


 「9時前」、京都市体育館に到着。
 列形成のポジション自体は、昨日とほぼ同じ場所。
 見た感じ、自分の前には、「コート開放」に参加しそうな人間はいない。
 よし、大丈夫そうだと(自分は2階で観るので、コート開放の参加手続きを済ませるまでに「ある程度のタイムラグを覚悟になるだろう」と読んでいたからです)。

 で、列形成に並んでいたら、途中で、(その1)で言及させて頂いた少女に2日連続で会うことに。ちょっとはにかみながらも、でも瞳は微笑んでいる、うん、「あなたらしい」、正直安心した。
 昨夜の「おこしバス」、楽しめたようで、前座試合の悔しさを幾分か張らせたようで、何よりの感じです。



 「10時05分」、FC先行入場。
 いつもの場所である「2階席、最上段の中央、放送席の右隣」に座る。
 靴をバスケシューズへと履き替えて、うん、忘れ物はないよねと。

 さあ、ダッシュだ!(受付場所は「1階、入口近くのメイン側」。自分の座席から、なんとなくは見える。)というか、既に「コート開放」の受付、何人か手続きしている人間がいるし!と。

 1階に降りて、「コート開放」の参加手続きを済ませる。
 さあ、「コート開放」、存分に楽しむぞ!と。


 結論的に述べますと、「コート開放」自体はとても楽しめましたけど(自分は京都ベンチ側で楽しんでました)、「自分自身のパフォーマンス自体は、あまり納得できなかった」感じでした。
 そしてラスト15分での「一発勝負のFT(フリースロー)本番」も「失敗」。正直、悔しかったです。

 あとで改めて述べますが、「コート開放」の途中で、「球団職員の中で、今季で自分が最もありがとうを伝えたい職員」がゴール下に立ったのです。
 無意識的に、いつも以上に気持ちが入る。でも、その彼女がゴール下に立ったとき、自分は酷いパフォーマンスに終わり、

 「0/5」「1/5」「0/1(本番)」(←全てFT。つまり「1/11」)

 我ながら、「悔しい。情けない」の感じでした(激汗)。

 ですけど、「存分に楽しめたからよし!」ですし、コートの真ん中に立って、吊り下げ型の大型ビジョンを見上げたときは、特に嬉しい感じで。
 それと特に、「子どもが楽しんでる姿」。中学生と思われる女子2人組が自分と同じ側で参加してましたが、「3P、FT、ミドルを、全身を使って取り組んでる姿勢」が印象的でした(「とびっきりの笑顔」で楽しそう!2人共に女子バスケ部の感じでした)。

 そう、「スポーツ」って結局は
 「『楽しむ』ことが最も大切なことだよ!」
 と自分は思っていて。「結果」も勿論大切ですけど、それ以上に「過程」こそがより大切である、と自分は強く感じるんですよね。


 「コート開放」は、「11時15分」に終了。
 自分の座席に戻る。階段の上り下りも大丈夫。
 すぐさま&ひっそりと着替えを済ませる。
 結果は悔しくても、「存分に楽しめた充実感」がとても強い。
 あっ、自分、「魂を燃やせた」んだなと。
 呼吸を改めて整えて、心のスイッチを入れ直す。


 「12時50分頃」でしょうか、この日は、滋賀ファンの有志が、滋賀側のゴール裏(のメイン側)での「円陣」でした。
 「声量」「参加人数」は、昨日より多い感じ。たとえどのような結果になろうとも、「後悔のないように」と強く願う。

 「独特の異様な雰囲気」は、今日も強く感じる。でも、昨日ほど圧倒されてる感じは、不思議とない。尤もそれでも「中立地」の感覚でしたが。

 それと、2階の出入口により近い側では、京都のファン有志による、「はんなりん全員への寄せ書き」がありました。自分は、「キャプテン」「在籍年数がno.1」「顔と名前が一致する1人」という理由から、「HARUさん」への寄せ書きをさせて頂きました。



 この日も、昨日と同様に「立見席が開放」。
 今日の自分の真後ろの立見席は、「小学生の娘さん(恐らく10歳になるかならないか?)と父親の親子連れの2人組」、その隣も「母娘連れ(娘さんは小学校高学年~中学生になる頃?)の2人組」でした。
 2組共に、「京都の応援」。でも放送席を挟むと、逆側の立見席は、想像以上に「滋賀ファンが多く駆けつけてる」感じでした。



 「京都vs滋賀」(2023.5.7)、試合本番。滋賀目線でだと「残酷な結末」と想像だけど、京都目線だと「エナジーのバスケの体現」の意味で「意義深い1勝」と感じます!



 「13時10分」、試合開始。
 試合前練習の時点で、「あれ?小西、いないよね?」と思いましたけど、どうやら足首を痛めた?(いつ痛めたかは不明)感じのようです。
 そのため、小西は「ベンチ外」、代役のスタメンは「水野」。
 3月8日の名古屋D戦以降、出場機会が激減していた水野ですけど、最終戦で「来季の京都残留を勝ち取る、思わぬ最大のチャンス」になりました。

 今季、水野は特に年明け以降、「SG/SF的な起用法」が多くなってましたけど、「ナチュラルポジションはPG」です。それに、9月3日の京都駅ビルでの「新体制発表会」では、「京都のビジョンに惹かれて、是非ここに入団したいと思いました」という「想いの強さ」が伝わってきていた
 「浮き沈み」も「想像しないチャンス」も、「プロスポーツの奥深さ」です。だからこそ、「水野!今日はバスケ人生でとても大切な1試合だよ!」と、試合開始の直前にエールを送りました。


 この日は、試合開始直後から「京都が主導権を握る」展開に。
 「1Q,6:39、7-3」で、滋賀が早くも「前半1回目の60秒TO」行使。
 ですけどその直後も、「ライトのトップ3P」「ライト→ディアロの合わせのゴール下2P」で「12-5」。

 そして、「1Q,4:33」、ライトがルーズボールに飛び込んで(記録はスティール)、コートに出そうなところをそのまま中央の水野へのパス(まさしく「スーパーエナジー」!)、これで「3vs4の数的有利」を創出。
 で、「水野→満田→ユトフ(のダンク2P)」で「3メンプレー」成功、「14-5」!京都が試合をほぼ優勢に進められたのは、これが「MVP的プレーであった」、と自分は感じてます!

 それと、1Qは「26-11、京都が15点差でリード」で終了でしたが、この1Qを力強く牽引したのが「水野」で「1Qだけで、9得点・2アシスト」の活躍!とても嬉しい!
 特に「1Q,3:03」での「バスケットカウント奪取」は、「水野らしいリングアタック」で、「自分らしく輝けるのが、最も素敵なことだよね!」と。


 2Qでは滋賀が巻き返して、「43-40、京都が3点差でリード」で2Q終了。ただ、チームEFFでは「55-37、京都が優勢」の感じでした。

 3Qも激しい接戦で、一時は滋賀が逆転の場面も。
 ですけど、「3Q,2:05」、水野のスティールから(記録はなぜか「ウドゥのスティール」だが)、「満田との2メンゲーム」が成功、「61-57」!このプレー、とても大きかった、それもここでも水野が躍動!
 で、「63-58、京都が5点差でリード」で3Q終了。


 で、「運命の4Q」。この時点で滋賀の目線では「58-63、5点差で負けている」。このとき新潟は、「2Q終了時点で負けている」との情報が。
 滋賀のB1残留のためには、「逆転で勝利する、この1択になる」。

 気が付いたら、自分は思わずエールを送っていました(ヤジに聞こえたかもだが)。

 「おーい、滋賀の選手、『自分の選手生命をかけた10分間』と思って、後悔のないように、思い残すことはないといえるように、いままでのすべてをぶつけよう!」

 そう、自分は結局、本質的には、「一人のバスケファン」なんですよね。
 「滋賀のB2効果は絶対に嫌だ!」という想いが、このエールを飛ばさせたのかなと。


 で、「4Q,4:43、クラッチタイム突入時」では「70-67、京都が3点差でリード」。そう、これは「PO(プレーオフ)と同義!」、「どれほど不格好な内容だっていい!求められるのは『勝利という結果、この1つのみ!』」と。

 ですが、「4Q,3:21、73-69」、ここで「K・ラベナ、4ファウル」。
 これにより、滋賀は「『ブバ、D・ジョーンズ、K・ラベナ』が『4ファウル』」と、いわば「外国人&アジア枠のうち3人がファウルトラブルの逆境」に。

 ここから、青木が「2FT×2、すべて成功」で「77-69」。
 そして、「4Q,2:14」、「ユトフがOR(オフェンスリバウンド)」
 で、うまく時間を殺した上で、「4Q,2:07」、ユトフがそのままハイポスト2Pを成功、「79-69」、これで事実上勝負あり!

 あとは京都は逃げ切るだけ、最終的には「85-69、京都が勝利」。
 クラッチタイムに絞れば「15-2、京都の完勝」でした。


 京都の目線では、今季のRS最終戦を、京都が志向している「エナジーのバスケの貫徹」で勝利できて、「終わりよければすべてよし」にできました(来季の残留がより望ましいかは別として、)水野、青木が躍動して勝利できた意味でも、とても意義ある1勝」と感じます。


 観客数は「3943人」(昨日の第1戦は「3887人」であった)。立見席だけでも、昨日より盛り上がりを感じると映りましたし、まさしく「考え得る目一杯、入っている」感じでしたので、とても納得です。





 その一方で、滋賀はこの敗戦で、「B2降格が事実上確定」になりました。
 事実上のラストプレイになる、「ユトフの2FT(4Q、残り8.4秒)」。
 悲嘆にくれる森山(滋賀の地元選手!)の背中を優しくさする、川真田(「マイキー」の愛称で親しまれて、個人としては今季ブレイクした)。
 川真田だって「とても悔しい」と想像です。でも、「自分のことよりも仲間を想う姿勢」。まさしく「心優しきナイスガイのビッグマン」で、「1人のバスケファンとしてとても応援したくなる」ことと共に、自分の座席から見えてましたが、思わず「もらい泣き」しそうでした。

 実は川真田は、今季終盤、「滋賀が残留か降格かを問わず、今オフの移籍市場で複数球団が興味を示すのでは?」と既に囁かれてました(具体的な球団名まではわからないが、「B1の第4ビッグマン」として良質であると自分は思っている。今季の「30分換算でのEFF」は「9.33」で、これは「シェーファー(三河)」の「10.29」に比肩といえる)。
 尤も川真田の本人の性格的には、「今季のRS最終戦が終わるその瞬間まで、滋賀のB1残留に全集中する。自分の去就は、すべての結果が出てからそのときにじっくり考える」のでは?と想像ですけど。


 恐らく「テーブス」「川真田」は、「今オフの移籍市場での要注目選手」に、否応でもなるでしょう。で、2人共に、「1人のバスケファンとして好きな選手」でもあります。
 最終的にどのような決断をするにせよ、「興味を示すすべての球団(勿論、滋賀の残留を含めて!)との交渉のテーブルに就いた上で、後悔のない決断をして欲しい!」、そう強く願うのです

 (ちなみにテーブスは、「今季の30分換算でのEFF」は「13.42」で、昨季の「8.58」から大きく上昇。個人的には、「今夏の8月のW杯での日本代表は、安藤誓[島根]がより適任である」と思っていますが、「日本代表デビューはとても納得であるし、嬉しい!」と思ってます、少なくとも「オールスターレベル」に成長していることは、はっきりと言えるのでは?と。)




 なぜ、滋賀が「B2降格の結末」になったのかは、ここでは多くは述べたくないです。ですけど、

 「『勝利のカルチャー』の乏しさ」
 「『守備力』も『守備意識』も共に乏しかった」

 勿論、「負傷者の続出」というエクスキューズは考慮されて然るべきですけど、「いま挙げた2つのこと」は、「今季の滋賀を通して強く感じたこと」です。
 それと、

 「『K・ラベナの位置付け』が定まらなかったこと」
 (「出場49試合中、先発24試合」。出場時間は「基本、20分以上」ではあったが。)
 「『正SF』を固定できなかった」
 (特に誤算は「杉浦」「狩野」。杉浦は「先発34試合、出場時間17分12秒、EFF[5.53]」。狩野は「出場時間16分23秒、EFF[5.76]」で、特に「eFG%[昨季71.1%→今季52.9%]」と大きく低下。)

 この2つも「想像以上の誤算」であったと想像です。


 ブバ出場時(2勝4敗[10月]/9勝12敗[3月以降]/11勝16敗[合計])
 ブバ不在時(3勝30敗)
 (ブバの「30分換算でのEFF」=「22.14」。)


 「最大の誤算」は、「ブバの負傷離脱が想像以上に長引いてしまった」こと、そして「ブバがいないだけで、一気に崩れるとは思わなかった」ことでしょう。
 そう、「ブバがいるといないとでは、極端なほどに別チームと化している」ことが伺えますし、「ブバがいれば、あるいはブバの負傷離脱が長引かなければ、滋賀は勝率4割近くのチーム力は恐らくあった」と想像できます。


 今季の滋賀は、「速いバスケ」「走るバスケ」と、「志向するバスケスタイルがとても明確」で、個人的にはこの「方向性自体はとても共感」でしたけど(実際「攻撃回数は3位、FG試投数は5位」である)、


 平均得点(19位)、平均失点(21位)
 チームEFF(24位)、得失点差(23位)
 チームTS%(23位)、A/TO(21位)
 FT試投数(20位)、ファウル献上数(23位)


 「得点効率が悪すぎる」「無駄なTOが多い」
 「失点が多い」「FTを奪取できない」「無駄なファウルが多い」。

 これでは、さすがに勝てません、とても悲しいですけど。
 ですけど、

 「10月16日の広島戦での、ブバの負傷離脱が長引かなければ」
 「10月15日の広島戦での、ギルHCのベンチテクニカルがなければ」

 「if」も「スポーツの奥深さ」ですけど、「1人のバスケファン」としては、「10月15日の広島戦での、ギルHCのベンチテクニカル」、これが特に悔やまれます、これで「滋賀は流れが一気に狂ってしまい、『どうしよう』に陥り、焦りが増大して悪循環になったのでは?」と自分は映ってます。



 で、「最終戦終了後の挨拶」。

 「ああ、満田は『残留』で確定と考えてよいし、今季は『人間的に大きく成長が伝わり、いまや名実ともに京都のチームリーダー・精神的支柱だよ!」

 が、正直強く感じたことです。これに加えて、「水野」も、

 「『球団側からの来季契約提示があれば』の注釈付きだが、『残留と即答』と楽観してよいだろうし、『2ガードシステムの4番手』と考えれば必要な戦力!」

 と。それにしても、今季の水野は「浮き沈みの激しい」感じで、個人的には「『B1レベル』ではあるが、『控えの頭数として』の域を出ない」が正直な評価でしたけど、最終戦での「人一倍のエナジーの体現」もですけど、「来季も自分としては京都の一員でいたい」趣旨をはっきりと示してくれたのは、正直嬉しくなります。

 それに、今オフの移籍市場は、「PGは、河村の『来オフでの海外挑戦が有力視という特殊事情』も影響で、恐らく有力選手の動きは多くない」と読んでますので(とはいえ「久保田」「テーブス」「ベンドラメ」と動きそうなのが有力どころだけで3人いる訳ですが)、それも、残留を熱望している水野にとっては「プラスの追い風」といえるでしょう。



 ファン感謝祭、「小西しか勝たん!」といってよいほど、「名言が爆誕」って感じで「優勝!」でした。



 で、「16時前」くらいに京都市体育館をいったん出発。
 「17時15分」にファン感謝祭の開場のため、それまでは「京都市民スポーツ会館」とかで待機でした。

 「ファン感謝祭」は、昨季(このときもRS最終戦終了後)も参加でしたけど、昨季は「いつもの試合前と同様に、2階からの入場」でした。
 でも今回は「1階からの入場」でした。

 「17時15分」、ファン感謝祭、開場。
 なんと、「選手&コーチスタッフによる出迎え」でした。
 1つ覚えているのは、「間宮誠AC」に対して。

 「早坂咲輝MG(滋賀のマネージャー。昨季は三遠で間宮さんとチームメイトの関係で、仲良く2ショットのときもあったほど)の滋賀がB2降格になりましたが、立場が違ってもバスケへの情熱は共に強いと想像なので、労いの気持ちを伝えて頂けると、一バスケファンとしてとても嬉しいです。」

 と伝えました(はい、早坂MG、「Bリーグで最も大好きなマネージャー」ですので!)。


 座席は、「最上段の中央」。これは、自分が「斜視&近視持ち」であることも理由の一つです。ちなみに映画鑑賞のときも、できるだけ「最後列の中央」を取るように心掛けています(「誰にも気を遣いたくないから、気を遣わせたくないから」も理由の一つです)。


 「ファン感謝祭」、およそ150分程度で、「とても楽しかった」ですけど、自分的にとても印象的であった場面は「即答」です。



 「俺がお前を幸せにするから、ついて来い!」(by小西聖也)
 (「黄色いスカート&一つ結びの長い髪の若い女性」、「小西の大ファン」です。)


 はい、「優勝!」でした。まさしく「すべてを持っていった」って感じです。

 「小西、『2代目ミスターハンナリーズ』になることを、自分は信じてる!」
 (「初代」は昨季で引退した「内海慎吾さん」です。「2014年~2022年」の8年間在籍、いわゆる「名誉生え抜き」になります。)

 そう強く感じるほどに、自分的には印象的なのはこれ1択です。
 その意味をも含めて、「小西しか勝たん!」でした、はい。



 今季の京都の「共に登る」の体現は、球団職員による「雰囲気づくり」は最大級に称えられて欲しい。その中でも「『ありがとう』を最も伝えたい職員さん」がいます。


 「ファン感謝祭」を終えて。昨季の「ファン感謝祭」終了後は「選手によるお見送り」でした。尤も昨季は、「ファン感謝祭の翌日」から「退団発表ラッシュ」で、特に一バスケファン的には、永吉に「1年でも長く京都にいて欲しいです」と伝えたら、程なくして退団発表でしたので、とても戸惑ったことを記憶しています。
 (尤も永吉は今季は、B2福岡に移籍して、「出場時間24分47秒」「30分換算でのEFF[5.24]」で、成績以上に表情が生き生きしている、そう考えると「B2移籍は、選手生命を考えるとむしろよかったと思うよ?」の感じです。「精神的支柱として残して欲しかった」こともいまも正直な本音ですが、「一選手として輝ける」意味では、これでよかったのだと。)

 で、今回。「松島鴻太社長をはじめ、15人程度の球団職員さんによるお見送り」でした。お見送りには、京都の試合の運営を手伝っている「Be-ingさんのスタッフも数人」、共に並んでいました。
 個人的には、業者の手を借りるのは、正直あまり好みではないです。ですけど、京都の試合会場で印象的なのは、この「Be-ingのスタッフさんも、いつも笑顔で接している、まさしく『おもてなしの一員』である」ことが伝わります。あるいは、1階のドリンクスペース、2階のカフェスペースのスタッフさんもそうです、京都の会場って、携わる人間の一人一人が「おもてなしを体現している」のが伝わって、それが大好きなんですよ!


 実は自分、「はんなりん」(京都のチアリーダー)よりも「球団職員」の方が、「名前と顔が一致する人間がより多い」感じです。これ、一バスケファンとしては、恐らくとても恥ずかしいこと、と思ったりですけど、

 「タイムアウト時」は、「タイムアウト時の選手の表情・姿勢」や「これまでの試合展開の振り返り(メモを見ながら)」に充ててるから、「はんなりんをがっつりと観ることが難しい」のです…(ごめんなさい!)。

 結局自分は、「バスケットボールそのもの」を楽しみたいんだなと。
 これが例えば、はんなりんが(大阪のBTのように)「オープニングパフォーマンス」をしてくれれば、はんなりんをじっくり見る時間がより取れるかななのに…、が正直な感じです。

 (ちなみにBリーグの場合は「クラブ」と表現することが多いが、NBAでは「球団」と表現することが多い傾向です。自分がなぜ『球団』という表現を多く用いるのかというと、シンプルに「バスケットボールは『米国のスポーツ』であり、それならば『球団』という表現の方がより「すとんと落ちる」からが理由です。)


 自分が京都のFC会員になったのは、昨季の3月の島根戦です。
 理由の大きな一つは、「会場のおもてなしの雰囲気」でした。
 それと、昨季にあった「おもてなしスタッフ」の存在が、自分的にはとても大きかったのです。
 (大学生・大学院生が中心。今季は「ボランティア」に統合された。その一方でシーズンが進む過程で「学生インターン」が「ボランティア」にとって代わるような存在になりつつあった感じ、「ボランティア」も勿論いるのですけど。)


 で、今季、(これは京都に限らず、日本バスケ界の全体の事象と考えた方がよいかなと思っていますが、)「応援」「演出」「チアリーダーの扱い」についての不満・論争が、ツイッターのTLでは何回か観られました。
 1人の人間、1人のバスケファンの立場としては、「理解はできる」感じです。ですけど本音を述べれば、

 「『志向するバスケスタイルを明確に示すこと!』『的確な補強をすること!』、この2つのことがより最重要と強く考えます!
 (『応援』『演出』『チアリーダーの扱い』、確かにこれらも『向き合って然るべきテーマ』とは思いますが、それ以上に)『どうすれば、子ども・若い女性【バスケットボールって楽しいよ!】と感じて頂けるか?』、それを問い続けることがまず大切では?と(現実論として、「バスケットボールの裾野を拡げるには、子ども・若い女性に愛されることがとても大切である」と強く感じますので。『応援』『演出』『チアリーダーの扱い』
とかは、この枠組みの一環で考えることではと)。」



 正直な本音を述べれば、「島根」「広島」がとても羨ましいです。
 「志向するバスケスタイル」を明確に掲げている(どれほど具現化できてるかは別として)。「スター選手」がいる。「チアリーダーがかわいい」。
 特に島根のチアリーダー、「アクアマジック」は、応援球団の枠を超えて注目されていますし、自分もアクアマジックに推しメンバーが複数人います。
 よく、島根は「安藤誓、ビュフォード、ニック・ケイの補強が大きかった(尤も自分は、ビュフォードは「むしろBリーグにきて一選手として開花して輝けている」と思っている。その一方で「ニック・ケイ、大阪のDJ・ニュービルが辿り着けないNBAってどんだけ化け物揃いなんだ」とも思ってます)、と言われてますし、それは確かに自分も共感ですけど、自分は、


 「島根にとって『最大の大型補強の一つ』は『MINAMIさん』であると思ってます。彼女のオーラ・カリスマ性は『島根の雰囲気を一気に明るくした』と思っていて。
 1人のバスケファン的には、いつかMINAMIさんが『ポンポンを置く』ときが訪れたときは、『永久欠番(背番号なし)』という最大級の賞賛で送り出して欲しいです!と強く願ってます(勿論、MINAMIさん自身が『永久欠番まではいいです』と辞退すれば、この限りにあらずですが)。」


 (←現時点では、Bリーグでは「選手以外での永久欠番」はいません。
 ですが、NBAでは、「ヘッドコーチ・GM・トレーナー・専属アナウンサーの永久欠番」が実際に存在しています。)


 (←それにしても「アクアマジックは『日本バスケ界のvo力団』に映る」と強く思ってます。勿論「最大級の褒め言葉」です。)


 話が完全に脱線してしまっていますが(激汗)、「MINAMIさんのオーラ・カリスマ性」は、これはもう、「島根の試合を(配信越しを含めて)観たことのある人間ならば、恐らく伝わるはず」と強く思ってます。
 そう、「島根は、MINAMIさんが現役である間に、優勝を叶えて欲しい!」と強く思ってますし、特に今季・来季あたりは「サイクル・年齢構成的なことを含めて、優勝をより現実的に目指せる」という意味でも。


 そう思うとなおさら、いまの京都の課題の一つに、「はんニャリン」は「Bリーグで有数のとても素敵なマスコット」として認識されてますけど(個人的には、応援球団であることを度外視しても「はんニャリンがno.1のマスコットだよ!」と思っていますが)、「『はんなりん』をどうすれば、より知ってもらえるか?」ということは、球団としての来季以降に向けての大きな課題の一つである!と強く感じてます。

 「はんなりん」の特徴として、「各メンバーに背番号がある」ことです。
 これは「はんなりん」の「プラスの特徴の一つ」と思ってます。
 それならばなおさら、「はんなりんの着用衣装に、見えるところに各メンバーの背番号を印字すること」、そうすれば「名前と顔をより一致させやすくなる」と強く考えるのです。


 話を戻します。今季の京都は、「おもてなしの雰囲気」は、昨季以上により伝わってきた、と感じてます。それはなぜだろう?と考えたときに、

 「『球団職員の顔が見える』ようになったこと。そして、『球団職員さんが、自分たちファンと同じ目線・姿勢で接していることが伝わる』こと。」
 (これに加えて、「学生インターン」の存在も大きい。)

 そう、「ボランティア」「インターン」は、ずっと複数年単位でいるという保証はないですが、「球団職員」は、基本「恐らくは複数年単位でいる」訳です。
 そう考えるとなおさら、「球団職員」の存在意義ってとても大切である、と自分は強く思っていて。それに球団職員になったということは、程度の差こそあれ、「スポーツに、バスケットボールに携わりたいという想いがあるからこの道に就いた」と想像しますので。つまり「プロ意識」です。

 で、今季の京都で強く感じるのが、「球団職員の一人一人が、積極的に挨拶をする」のです。少なくとも「俺様が球団職員である、という『偉そうにしてる感』が全然ない」のです。
 そう、「球団職員さんが接する目線が、自分たちファンと同じ目線である」こと。それが伝わって、とても嬉しかったんですよ。

 特に、「12月28日水曜日、滋賀vs京都」、この試合、生観戦させて頂きましたけど、そこに京都の球団職員さんが2人、来ていたんですよ(「京都用のグッズ販売スペース」を設けて頂いた滋賀さんの姿勢にもとても感謝です!)、これは特に嬉しかったです。


 「はんニャリンによく付き添う若い職員さん」
 (当初自分は、「はんニャリンとよく共にいる職員さん」として覚えていた。最終戦の「ファン感謝祭終了後」、お見送りとは別に、その職員さんには「1対1」でお礼の挨拶をさせて頂いて、そこで名前を覚えました。)

 「(入口でよく)自分たちの観客の入場時に迎えることの多い職員さん」
 (自分の場合、昨季終了時に唯一、顔と名前が一致していた職員さんでもあります。さわやかで、ボブヘアがとても似合ってるんですよね!)

 「(本来は法人営業の担当とのことだが)誰にでも気さくに接する職員さん」
 (よく1階にいることが多い。今季、京都は新規スポンサーを多く獲得した印象ですが、「目に見えないところでの、血の滲むような努力」を体現した1人といえると想像です。)

 「グッズ担当の職員さん」
 (今季は2階にグッズスペースがあったので、入場時に彼女に挨拶することがいつしか多くなった。特に12月28日の滋賀戦で来たときは、「1人の大人として、とても見習いたいなあ」と嬉しい気持ちでした。名前を覚えたのは、恐らくそのときかな?です。)


 (←この2023年に話題になっている歌の1つ、「可愛くてごめん」[HoneyWorks]。ちなみに今回の「ファン感謝祭」のイントロクイズの1曲で、この歌が取り上げられていました。)





 (←ちなみに「東京スポーツ」といえば「飛ばし・ほら吹き・ゴシップの東スポ」とネタにされがちですが、競馬・格闘技関係はガチですし、近年では野球関係でも良質な記事を少なからず届けていたりします。)



「カレンチャン」。『ウマ娘』のキャラクター。
史実では「G1で2勝」を挙げるなど、「短距離で輝いた牝馬」でした。
作品中では、「かわいい」が徹底的に強調されて描かれてます。
特に自分が大好きなのが、このポーズ。「かわいい!優勝!」の感じです。
「初心者御用達キャラ」であり、「マスコット的存在」でもあります。
そして史実では「とても賢い牝馬」であったともいわれてます。
実は史実では「京都競馬場、4戦2勝」でもありました。



「カレンチャン」のポーズの1つ。
この画像の場面の場合、ゲーム上では「ぷんぷん」と言っています。
1人のバスケファンとして、京都の「共に登る」の物語、いつか最高の景色を叶えて欲しい!
「エナジーのバスケ」、自分自身、とても強い共感ですし、
「球団職員、学生インターンの1人1人の情熱」も、いまの京都のとても素敵な特徴です。
でもだからこそ、「今オフの的確な補強」を!これが叶わなければ「ぷんぷん」!



 そう、今季の京都は、「球団職員さん」「学生インターンさん」の素敵さがとても印象的で。「これからもずっと京都を応援し続けたい!」と思う最大の理由が、この

 「『一緒に仕事ができれば、どれほど嬉しいだろう』と思える、こんなに素敵な球団職員さんが何人もいる、この素敵な球団職員さんと共に、いつか叶う『笑顔のとき』を分かち合える人間でありたい!」

 これに尽きるんですよね。私事ですけど、自分が東北に向き合わせて頂く過程で(※)、出会った1人で(出会いの中でも、いまの自分にとても大きな影響を与えた1人ですが)、「気仙沼(特に「気仙沼大島」)が大好き」という人間がいて、「なぜ大好きなの?」と聞いたら、彼女はいつもこういうんですよ、「そこに生きている『人間』が大好きなの!」と。
 正直自分は、「仰ってる意味が、わかるような、わからないような…」という感覚が、ずっとあって。でも今季、京都の「とても素敵な球団職員さんたち」に出会って、その意味がようやく「理解できた」感じです。

 「京都ハンナリーズに携わっている『人間』が大好きなんだよ!」と。
 だから今季は、「京都を応援し続けよう!」の想いが、昨季よりも格段に強くなった感じです。

 先程、「可愛くてごめん」及び「(ウマ娘の)カレンチャン」をリンク添付させて頂きましたけど、
 「その内面が最高に素敵(=かわいい)で『優勝』なんですよ!」と伝えたくて、の感じです。


 …と、そのような感じですけど、実は、(その1)の序盤で、下記のことを綴らせて頂いていました。


 ちなみにトップ画像の写真は、「ある意味」があります。
 どういうことかは後述で言及させて頂きますが、先に注目して欲しいポイントを挙げますと、「写真の真ん中の下側のある人物」です(「はんニャリン」ではない。自分も「はんニャリン」が大好きな1人ですが)。


 では、今回のnote記事の「トップ画像」。「写真の真ん中の下側のある人物」。

 「荻原さん」。「写真の真ん中の下側で、右手を挙げている、ボブヘアの女性」です。
 今季、会場のコート周辺を最も精力的に動いていたのが、荻原さんです。簡潔に述べれば「プロ意識の塊」って感じです。
 (恐らく1階席をよく利用するファンなら、観たことがあるかなです。)

 普段は「ポーカーフェイス」なのですが(阪神の岩崎優のような感じ。ずっとマスク着用の影響も恐らくあるかもだが)、でも1月18日の大阪戦でしたか、抽選会イベントで2階のスペースで対応していた際、「目がとても笑顔」って感じで。普段は「『共に登る』の体現のために」のポーカーフェイスなんだろうけど、「素顔が滲み出ていた」感じが伝わって、なおさら

 「こんなに素敵な人間が球団職員をしているんだもん!きっと素敵な職場に決まってるし、荻原さんにはいつか『CS出場』『ファイナル出場』、そしてその先の景色(=優勝)を、絶対に感じて欲しいよ!」

 と感じるんですよね。で、荻原さんをはじめ、何人もの素敵な球団職員に今季出会えて、挨拶をすると自分の心がより晴れやかになれますし、

 「京都が応援球団になるのは、きっと自分の運命だったんだ。」

 と感じるんですよね。


 そう、「今季の京都のMVP」、コート上で誰か?というのは意見が分かれるかなですけど、「オフコートでのMVPは、一バスケファン的には『荻原さん』と即答」です!
 「共に登る」を体現する姿勢が誰よりも人一倍伝わってきたし、今季はまさしく「チームの心臓」を務めたといってよいです。一ファンとしての域を出ませんけど、「一緒に仕事ができれば、最高に素敵だろうなあ」と。

 少なくとも、「今季の京都の会場の『おもてなしの雰囲気』の創出は、荻原さんの役割がとても大きかったと想像です」の感じです(勿論、荻原さんだけではない」ことにも留意が必要ですけど)。


 それでいて、試合中に、時折ですけど拍手していたりします。あくまでも想像ですけど、「もともと、一バスケファンなんだろうなあ(それも恐らく、「ファンがそのまま応援球団の職員になった?」可能性が)」と。
 これはあくまでも個人的な価値観ですけど、球団職員、チアリーダーは、「その球団の一番のファンでいて欲しい!」と思っているのです。

 いえることは、「荻原さんをはじめ、今季に自分が出会った何人もの素敵な球団職員さんに出会えたことに、とても感謝である」こと。それって「当たり前なことではない」ですから。


 そう、「コート開放」での、「球団職員の中で、今季で自分が最もありがとうを伝えたい職員」、それが「荻原さん」のことです。
 ですので、ファン感謝祭終了後、(「はんニャリンによく付き添う若い職員さん」と共に、)「1対1」で、「ありがとうの気持ち」をどうしても伝えたかったのです、でも結局は叶いませんでした。

 まあでも、それはそれでいいのです。実は「球団職員への手紙」で、「特に荻原さんには『ありがとうの気持ち』を最も伝えたいです」という趣旨のことを綴らせて頂いてますので、きっと届いていると自分は信じてるので。
 それに、ラストの別れ際で「ありがとうを伝えられなかった」のは、「荻原さんが荻原さんしている(=その時々にやるべきことを遂行し続けている)」が故ですので、だから「納得できる」のです。

 一つ挙げるならば、「ファン感謝祭」のとき。
 さすがの荻原さんも、「パンク状態」になりかけていたように、自分には映りました。ですけど、いつも「プロ意識」を持って取り組む姿勢を、1人の人間として、とても見習いたいです!、と強く感じます。


 来季も、いま挙げた何人もの素敵な球団職員に、挨拶ができることを信じて。そしていま挙げた以外でも、素敵な球団職員に新たに出会えるとより嬉しいですと信じて、これがいまの正直な想いです。
 そう、「一緒に仕事がしたい」と思える人間がいる職場こそが「理想の職場」であると思う訳で、その意味で「京都が応援球団になることは、運命だったんだ」と思えますので。


 で、実は、「社長・GM・球団職員への手紙」。
 正直、想像以上に時間が掛かりましたし、言葉もとても選びました。
 伝えようと綴らせて頂いた「御要望事項」も、正直いくつもあります。

 その中でも、特に強く御要望させて頂くこととして「2つ」示させて頂きました。


 【5月6日土曜日、「社長・GM・球団職員への手紙」として特に強調させて頂いた「2つの御要望事項」。】

 (1)「『ロスター決定』時に、『チーム編成』の趣旨説明を含めた公式発表を行い、その際にGMが自身の言葉で説明して欲しい!併せてその際に、『ロスター決定時戦力の各選手の契約年数の明示をして欲しい!」
 (→これは2021年オフから「広島」がしている[契約年数の明示はしていないが]。契約年数の明示は「NBA」は勿論、「豪州NBL」が取り組んでいることで、日本でも特に野球は契約年数がFA選手を中心に明示される傾向にある。)

 (2)「ご意見・ご要望・応援メッセージを伝える『意見箱(仮称)』を会場内に設置して欲しい!」
 (→イメージとしては、「イオンシネマ」が取り組んでいることを参考。
 Bリーグ球団だと「信州」がこの取り組みをしているとのこと。)


 (2)については、シンプルに「ファンあってのプロスポーツ」であり、「風通しの良いプロバスケチーム」であって欲しいからです。
 で、(1)です。これについての説明は、「リンク添付資料を参照されたし」の感じです。
 (ちなみに下記にリンク添付させて頂く3つについては、手紙でもURLを添えて綴らせて頂いてます、勿論、見直しをした上で提出してます。)


 (←画像1枚目が「2021年版」、画像2枚目が「2022年版」。こうしてGM自身の言葉で誠実に説明されれば、「ある程度以上の納得は得られる」と思う訳で、「決まったことを受け容れる」「よし、優勝に向かって新たなるスタートだ!」と心を決められるのでは、と自分は考えるのです。)


 (豪州NBLの全10球団の選手契約状況。「契約年数」は勿論、それが「新規契約」「契約延長」「オプション付きの有無」とかまで、実に丁寧にわかりやすく表記されてます。いわば「可視化されている」。
 これに対してBリーグでは、契約年数の明示は秋田のみです[その秋田も、複数年契約の選手が誰であるということが示されてる程度]。
 「契約ということの重み」が軽んじられていると映るのは自分だけでしょうか?「移籍の流動性がなさすぎるNPB」よりはましかもですが…。)



 そのような感じですけど、今季の京都で特徴的なこと。
 京都は「慢性的な課題」として「集客能力への不安感」がずっとありました。
 確かに、関西のバスケ球団である以上、「阪神翼賛会」(とても申し訳ないけど、関西メディアの報道姿勢って、よくも悪くも、それが現実でしょ?)にどう向き合うか、がある訳です。「バスケットボールを文化にする」が理想ですけど、関西は「高校野球の開催地」なことも影響で、がっつりと「野球の地域」という現実があります(尤もかくいう自分自身、実は「野球ファン」でもあり、WBCのパブリックビューイングにも2試合参加させて頂いた感じですが)。

 昨季までは「コロナの影響」ががっつりと影響でしたので、集客能力はそれも考慮せざるを得ません。ですので「増えること自体はある種当然」ではあるのです。ではどうであったか。


       全体        土休日        平日
 昨季  1230人(27試合)  1312人(21試合)  944人(6試合)
 今季  2704人(30試合)  2795人(24試合)  2342人(6試合)


 「新B1ライン」の「3次審査ライン」である「平均観客数3000人」には少し届いてませんけど、「昨季に比して昨季に比して2倍以上」です。

 確かに、「ご時世の影響」はある程度はあるかなですけど、昨季と今季とでは、いろいろと全く異なってます。


 昨季(1000人未満[7試合、うち土休日開催が4試合])
   (2000人以上[2試合、うち1試合はRS最終戦])

 今季(2000人未満[3試合、12月以降はゼロ])
   (3000人以上[9試合、うち2月以降が8試合])


 そう、昨季は「2000人未満が基本型」になっていた。特に2階の通路は「ごちゃついていた」感じでした。
 でも今季は「2000人は確実に見込める、2月以降では『8試合/13試合で、3000人以上』」です。
 京都市体育館の構造上もあり、「平均観客数での3000人ライン到達は正直容易ではない」と自分は思っていますが、「2月以降での13試合」に絞れば「平均3188人」と、「3000人ラインをクリア」できています

 1人のバスケファン、1人の京都ファンの両面で、「今季の京都の観客動員数の大幅な向上」は正直とても嬉しいですし、だからこそ来季は「GEAR UP 3000』へ!と強く感じます。
 (元ネタの言葉は、今季の茨城のスローガンの1つ「GEAR UP 4000」です。)


 いずれにせよ、とても素敵な試合会場空間を生み出して頂いている球団職員さんには、どれほど感謝してもし切れない、そう強く抱きます。そして自分が、こうして球団職員さん・インターンさん・ボランティアさんに心が向くのは、「誰かを支える人間に、より心を揺さぶられるから」かな、と改めて考えさせられます。
 そしてだからこそ、「今オフの的確な補強」、これがとても大切である!と強く感じるのです。



 「岡田の補強、満田の退団」は正直全く想像していなかった。でも、より客観的に捉え直すと、「確かにロジカルといえるかも」と。


 で、いよいよ、「今オフ(来季)の移籍市場、京都のより望ましい補強戦略(立ち回り)」を綴らせて頂こう、というところで、この2つの公式発表が飛び込んできました。



 まず、「満田」について。正直、この発表自体は「驚き」でした。「精神的支柱としては絶対に必要だし、来季は残留と考えてよいでしょ?」と、「最終戦終了後の挨拶」「ファン感謝祭」から判断していましたので。
 ですけど一方で、自分のnote、Twitterを拝読して頂いてる人間ならば、もしかしたら伝わっているかなと想像ですけど、
 「この2年での『人間的成長』は、とても賞賛している。でも『一選手として』は、申し訳ないけど、ほとんど評価していない(正直自分は、「来季の理想選手編成」として、「11人目の選手」として綴る構想でした)。」
 の感じでした。(その1)で少し言及させて頂いてますけど、今季、満田の「30分換算でのEFF」は「5.43」で、「B1レベル」ではあるのですけど、「今季の満田は、一選手としては、これ以上の上がり目はないことを明確に示してしまった感がある」が、一バスケファンとしての評価でした。



 ですけど、移籍先が福井とのことで、「筋を通した」感じが伝わって、「この2年で、人間として大きく成長を遂げた」ことを改めて証明した、と感じます。「いってらっしゃい」と送り出したいです。
 とはいえ、もう名前を出しますが、

 「『磯野(熊本)の補強』は、これでなおさらのマストになった。
 仮に磯野を獲れなければ、『攻撃回数の向上&失点数の減少』は『絵に描いた餅』になってしまう。
 『正SFを空けて待っている』、これが最高の口説き文句になると自分は信じてるけど(恐らく横浜BCは、この口説き文句まではできないだろうと想像している)。」



 「磯野」については、あとで改めて言及させて頂きますし、5月1日のnote記事で、「最も出場機会を確約できるであろう球団は、京都である。志向するバスケスタイル的にも、輝ける球団の1つといえる」と綴ってます。

 それと、少し「福井目線」に言及させて頂きますと、福井が恐らく最も欲しい選手は「森川(横浜BC。福井が故郷)」であると想像ですけど、恐らく森川は、

 「横浜BC(2020年に入団。今季が3年目)で、一選手として開花させた」
 「今季・来季は『優勝を現実的に目指せる』とわかっている」
 (そして『河村の海外挑戦』は『高確率で来オフ』。)

 そのような事情を考慮すると、恐らく「森川の今オフの福井入団の可能性は低い」(尤も「今季は6thマンに回っていること」、「『SG/SFのグレードアップ、特に守備力の向上』として『磯野(熊本)の獲得争奪戦』に参加している可能性が高いこと」を想像すると、「今オフの福井入団(故郷への帰還)」を決断する可能性は少なからずあり得る感じでもあるが。そして来オフに河村の海外挑戦を見届ける感じで、「来オフ[このときにB2に昇格している状況だと最も理想]に福井入団」が最も現実的と想像です)。
 そう考えると、なおさら「北陸高校出身(尤も故郷は神奈川だが)」である満田は、「絶対に欲しかった」ことが想像できます。

 (尤も、一バスケファンとしては、森川はいずれそう遠くないうちに福井に帰還するのではと想像していますが、「(森川には)優勝トロフィーを叶えた上で、その経験を福井に還元する感じでの帰還であって欲しい!」と強く願ってます!これは「森井がいずれ新潟に帰還する場合」も然りです!)




 正直に述べます。「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉があります。
 いま、この言葉を「必死で自分自身に言い聞かせている」が、正直な気持ちです。

 恐らく、バスケファンならば、御存じの人間も多いかなですけど、岡田は昨夏に「あるスキャンダル」を起こしています。正直自分の中では、このスキャンダルの印象が「あまりにも最悪である」の感じです。
 自分がGMならば、「来年の年明け以降ならば(これは来季途中のトレード獲得をも含めての意味です)、補強候補リストに入れてしかるべきだが、今オフは『コンプライアンス的理由で、補強候補リストに入れたくない』」が、正直な感じでした。


 ですけど一方で、コンプラ云々に目を瞑って(確かに「若気の至り」ではある訳なので)、純粋に客観的に考えますと、

 「『京都にゆかりのある選手』では、『現実論としてno.1の選手』。」
 (というか、『実質的には唯一無二』といってよい。比江島は「福岡の人間」をより強調している、竹内兄弟・辻も30歳代半ば~後半、そう考えると、『地域に愛されるバスケ球団』を志向するならば、『獲らない合理的理由がない』といえること。)


 「日本バスケ界として『比江島の後継者』は最重要課題の1つ。岡田は『比江島の後継者』の最有力選手であり、得点能力ならば『若手no.1』。」
 (現実論として、比江島は「この8月で33歳」、しかも「昨オフに長期大型契約を結んだと推定されており、生涯宇都宮が事実上確定済み」。
 今季は「30分換算」で「18.69EFF、16.55得点、5.37アシスト、2.13A/TO、59.0TS%」と、比江島は「スコアラー型の日本人」では他の追随を許さない。
 で、A東京の安藤周は「30分換算」で「10.95EFF、14.20得点、2.93アシスト、2.01A/TO、54.7TS%」、「この6月で29歳」で「どっぷり中堅」。

 では岡田はというと、「30分換算」で「13.32EFF、15.32得点、4.53アシスト、1.64A/TO、50.8TS%」。加えて「この6月で25歳」であり、「年齢的には若手といえる」こと、それでいてこの成績で、しかも「伸びしろがある」こと。既に「オールスターレベル」にはある訳で、京都としては「短期・中長期の両面」で「これ以上ないブランドイメージ向上のカード」といえる感じではある。
 勿論、これから京都で活躍できれば「名誉生え抜きとして、2代目ミスターハンナリーズになり得る」こと、そして「信州での2年間で守備意識を大幅に向上させている」ことも大きい。)


 「(来季のための)短期的な戦力。」
 「(3年後、それ以上のスパンでの)中長期的な戦力。」
 「純粋に地元選手としてno.1。名誉生え抜きになり得る。」
 「いずれ河村は海外挑戦する。そうなると『Bリーグのフラッグシップ的存在』の一候補である(それに値するスター性を持つ)。」

 「なんとしても、わたしたちであの怪物を止めるの。」
 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の予告編での、ピーチ姫の台詞の一つです。

 それになぞらえれば、
 「なんとしても、我々は岡田を獲らなければならない。」
 それは「戦力面」「マーケティング面」の両面で。


 それに、日本バスケ界の歴史として、よくも悪くもここ数年は、「比江島(宇都宮)」「富樫(千葉J。この7月で30歳)」「篠山(川崎。この7月で35歳)」の3人が、「フラッグシップ的な立場」であり続けてきました。そう、今季に「河村(横浜BC)」が爆誕&完全開花を遂げるまでは。
 「ポスト河村」を考えるにあたり、個人的には「齋藤(名古屋D。この8月で28歳)」も「フラッグシップ的な選手」に値すると強く思っていますが、確かに岡田のプレーは「華がある」感じですし、その「得点能力は唯一無二である」といえます(結局のところ「得点能力は正義」ですので。野球でいう「本塁打は正義」と相通ずるかと)。しかも齋藤よりも3歳年下です。

 あるいは、岡田と同世代で、すでに日本代表に名を連ねている「西田(三河。3月で24歳、岡田より1学年年下)」。「30分換算」で「11.28EFF、12.02得点、2.94アシスト、1.75A/TO、56.2TS%」です。
 それに対して岡田は、「30分換算」で「13.32EFF、15.32得点、4.53アシスト、1.64A/TO、50.8TS%」です。しかも岡田は、信州での2年間は「6thマンが基本型」でした。
 安藤周・西田はどちらかといえば「SF寄りのSG」ですけど、岡田はアシスト能力も水準以上であり「ハンドラーもできるSG」といえますし、スティールも「30分換算」で「0.92」とまずまずですし、守備意識は信州での2年間で大きく向上させています。その意味でも岡田は「比江島のほぼ唯一の正統後継者」である、といえます。


 恐らく岡田は、「マーケティング面をも考慮して、総合的に『no.1の優先順位で獲得に動いた』と考えてよい」訳で、
 「正SGを空けて待っている」
 の口説き文句を用いた、と考えてよいでしょう。

 それと、「短期的な戦力」での視点でだと、今季の京都はずっと
 「よくも悪くも、『外国人のBIG3』(ユトフ、ライト、ディアロ)への依存度が大きすぎる」
 といわれ続けてきました(それで結果を出せていたし、今季の選手編成的にも「ある程度は仕方なかった」感じではありましたが、「BIG3への依存度が大きすぎる」ことをも含めて「いい意味でも悪い意味でも、島根の下位互換」といわれてましたし、自分はそう解釈してました)。

 ですので、「エナジーのバスケ」を深化させつつ、「どうやって日本人選手の得点比率を増やすの?」ということは今オフの課題の一つでした
 その意味でも、岡田は「最適解である」といえます。


 そしてそれは、事実上は



 「久保田の退団」を事実上は意味する、そう解釈してよいです。
 「スター性」で「久保田≦≦岡田」なこと(しかも岡田は地元選手)。
 (久保田の人気は「長く京都にいるだろうから」という注釈付きが正直強くあったが、岡田はそれはない。客観的に見て「比江島の後継者」なことが明らかな一方で、久保田は「[現実論として、]河村、富樫、齋藤がいる限り、よくてオールスター到達まで」な訳で、「マーケティング的な旨味が乏しい」ことは正直否めなかった。ただ今季前半の成績・内容の両面では「オールスター出場」に値すると思っていたので、「オールスター出場が叶わなかった」ことは、久保田の退団のきっかけの一つになった可能性が。)

 で、「ライトとのシナジーは、思うように生み出せなかった」
 (実際、京都が「共に登る」を体現できるようになっていったのは、「ライト中心の攻撃」にシフトしてから。そして恐らく、「ライトを正PGで考える」の判断をラナHC[及び球団]として下した可能性が恐らく高い
 そうなると、久保田の必要性は一気に薄れる。)


 勿論、「岡田が獲れる可能性がある」と判断したこと(当然、ラナHCがゴーサインを出しているからだろう)が大きいですし、「岡田を正SG確約で補強する球団が(京都以外の球団で)想像できなかった」ことも、京都にとっては追い風であったといえます。
 そうなると、久保田は、「戦力面」「マーケティング面」の両面で、「いなくてもよい」の判断になった。「交渉を続けてまいります」の文言は、「岡田との入団交渉がまとまらない場合に備えて」と「主として(『よしくん』と慕う)女性ファンへの配慮」からと想像です(文言を入れなければ、ファンからの反発は容易に想像できるため)。

 そして決め手になったのが「久保田自身の足首の負傷」と「(小西のファン感謝祭での)俺がお前を幸せにするから、ついて来い!」。
 自分が久保田の立場ならば「ああ、京都に自分の居場所は、もうないのかもな。とりあえず、他球団の評価を聴こう」と判断するに充分ですので。

 結果的に久保田目線でだと、「俺に追いついてこい」と励まし続けた小西に想像以上の成長スピードを示されて、「退団を決心」になりそうというのも、「これもプロスポーツの残酷さ、儚さである」ということでしょう。


 そして、「満田の退団」(既に確定)、「久保田が恐らく退団」になることで、

 「『ハーパー個人軍』と称されるほど崩壊した『2021-2022のメンバー』は、今オフで事実上一掃されることになる。」
 (小西は「2021-2022」は特別指定選手の立場で在籍していたが、試合出場はほとんどなかったので。)

 結果論的な感じかもですけど、「負け癖がついてる選手を一掃することで、『勝利のカルチャーの醸成』」の意図はあるだろうと想像です。

 それに、久保田は「よくも悪くも、攻撃に全振り」(=どこかでチーム力の成長が止まるリスクが大きい)。
 満田は「絶対的長所が見当たらない」(=セイバーメトリクスに逆行)。

 その意味でも、「久保田、満田の退団(というか放出?)は、ある種ロジカルといえるかもしれない」といえます。


 それに、選手タイプが異なるので、単純比較はできませんけど、

 「小西が『合田』、岡田が『橋本』のような位置付けにできる。」
 (声でもプレーでもエナジーの塊の「小西」。
 背中でゴールマシーンとして君臨する「岡田」という意味で。)

 実は厳密には、小西は「準地元選手」になるのですけど、故郷と伺う「枚方」は「大阪と京都の中間の都市」であり、高校が「洛南高校」なこともあり、京都ファンは小西を「地元選手」とみなしてます。
 そう考えると、「久保田≦小西」「久保田≦岡田」という優先順位の判断は、申し訳ないけど「合理的である」といえるんですよね。
 ましてや京都は、今季は観客動員数を上昇させたとはいえ、「集客力に長年悩まされてきた負の歴史」にも照らせば、「マーケティング面への考慮」は無視できなかったと想像できます。

 ちなみに自分は、岡田は「あのスキャンダルが起こるまでは、好きな選手の一人であった」感じですし、「比江島の後継者?岡田しか勝たん!」とも正直ずっと思ってます(ずっと公言し続けてるように、自分の最推しは「比江島」「河村」です)。現実論として、いずれは「日本バスケ界のフラッグシップになって欲しい選手」と強く願っていますし、その意味でも、せっかくこうして応援球団(しかも地元球団!)に来た訳ですから、「全力応援するよ!」の感じです。

 ただ、今季の岡田は、実はTS%を大きく落としています(昨季57.6%→今季50.8%)。これを来季は「55%程度」にして欲しい!が、一バスケファンとして強く願うことです。やはり岡田には「比江島の後継者」が「要求ライン」である以上、「平均得点数、TS%の両方を求めたい」ですので。


 では、「今オフ(来季)の移籍市場、京都のより望ましい補強戦略(立ち回り)」へと話を進めますが、既に文字数がここも長くなっていますので、(その3)で綴らせて頂きます。


 【バスケットボール#27B】【エッセイ#17B】

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