【緊急投稿】「#京都ハンナリーズ」、目指す景色は何ですか?(2022年移籍市場。その1)【Bリーグ】
はじめに
「京都ハンナリーズは、どこへ向かうのか?」
これは、関西在住の一バスケファンとして、いま自分の中で、「祈るような想い」で感じていることです。
今週は、実はBリーグの移籍市場の話題は、このnoteではテーマにしない予定でした。
というのも、特に5月23日の、BリーグのCS(チャンピオンシップ)のSF(準決勝)の第2戦。「川崎vs宇都宮」「琉球vs島根」の2試合共に、
「日本バスケ史でもTOP10に確実に入るだろう、壮絶な激闘!」
になりました。「琉球vs島根」は「ブザービーターでの決着」でしたし、「川崎vs宇都宮」も、特に4Qのラスト5分(クラッチタイム)の攻防は一つ一つのプレーに質の高さを感じた。
ですので、「CSの準決勝のこと、及びCS決勝に向けてのことを書きたい」と思っていました(これについては、27日金曜日の夕方~夜にアップできればと思ってます)。
ですけど、です。関西在住なこともあり、自分の応援球団は「京都、大阪」であることは、これまでも繰り返し述べてきました。
(尤も今季の「注目球団」は「島根、広島」でしたが。)
今季の京都は、いわば「地獄のようなシーズン」でした。
「再建モード」全開のチーム状況だった。
寺嶋(→広島)が電撃移籍で流出。「チームの象徴」を新たに発掘することが、最大のテーマになった。
で、「細川、久保田」を我慢して使い続けて、芽が出るときを待つ。
シーズン序盤で「16連敗」。ラスト14試合で「2勝12敗」。
最終的には「14勝43敗、勝率.246、全体19位(下から4番目)」。
今季は残留争い相当。で、勝率は「.300」を切った。
集客面でも、空席が目立つ試合のオンパレードでした。
ですけど、細川は年明け以降に、久保田は3月中旬以降に、それぞれ「芽が出始めてきた」。「CSレベル」といえるかは意見が分かれるかもだけど、来季に向けて「一筋の光は見えてきた」はず。
で、5月8日日曜日、シーズン最終戦、「vs島根」。
「3181人」。立ち見が出るほどの盛況。
今季、Bリーグで話題の中心であり続けた島根に、接戦の末に勝利。
最終戦終了後のファン感謝祭も、和やかな雰囲気でした。
今オフ、「大きな補強が必要」であることは、もはや明らかである。
でも、細川、久保田(特に前者)という軸は見出せつつあるから、そこにどう上積みができるか。そう思っていたブースター、バスケファンが多かったのではと想像です。
ですけど、です。最終戦の翌日である「5月9日月曜日」の、小川伸也HCの解任(契約解除とあるので、恐らく契約は来季までだった?)に始まり、
「次期『ミスターハンナリーズ』といえる名誉生え抜きの永吉」
「京都で選手としての居場所を見つけ、今季は主将を務めた満田」
「選手は勿論、ブースターからも慕われた前山マネージャー」
「4年間在籍で、感謝祭でも『来季も京都でプレーしたい』と明言してたサイモン」
「シュートレンジの広いビッグマンという独自の立ち位置を確立して、それでいてフォアザチームでもあるハーパー」
等々、すさまじい「退団、放出発表のラッシュ」でした。
(このうちの数人は、「引き続き交渉を進めてまいります」の文言付記であるので、残留の可能性はある。ですけど一方で、前山マネージャー、サイモンは「双方合意の上での契約解除」ですので、来季の残留はないということです。
ちなみに前山マネージャー、未だにツイッター、インスタの更新をしてません。恐らく解任自体が電撃的であり、前山さん自身が「頭ではわかっていても、心が納得できてない」感じと想像します。)
で、20日金曜日に久保田が、23日月曜日に細川が、それぞれ「自由交渉選手リスト入り」が発表されました。特に細川は、Bリーグ公式での公示だと「契約解除」とありますので、恐らく「Mutual Option」を細川側が破棄しての契約解除、と考えられます(恐らく、他球団の評価を聞きたくなった、と想像です)。
これに加えて、自由交渉リスト入りこそしてませんが、鈴木達も移籍の噂があります(秋田がツイッター上で鈴木達をフォロー、恐らくベンドラメ[SR渋谷]の補強失敗時の「プランB」と考えるが。また、古巣である三遠への出戻り説もあるようです、実際に三遠は今季はPGに苦しみ続けてましたので、「三遠への出戻り説」はとても説得力を感じます)。
24日火曜日に、今季は「特別指定選手」であった小西、小室の「選手契約」が発表されました。
小西は貴重な「地元選手」ですし、「目指せ、将来の『ミスターハンナリーズ』」と期待です。小室は守備面で存在感の片鱗を示し、ファン感謝祭では「ムードメイカー」として存在感を誇示してました。
とはいえ、小西、小室は「11,12番目の選手」と考えた方がよいと思ってます。そう、いわばいまの京都は
「スタメン、控えの『10人の枠』は『完全に空席』の状態」
です。状況的には「昨オフの時点での広島だって、いまの京都に近かったじゃないか」といえば、確かにそうかもです。
ですけど昨オフの広島は、すさまじい大型補強の前に、そのときの現有戦力の継続組として
「ケネディ(帰化選手)、エチェニケ(オールドセンター)、マーフィー(プロスペクト)、朝山(精神的支柱)」
と、最低限の「土台」は残していました。
その一方で、いまの京都は「土台」がありません。
細川、久保田、ハーパーも、残留の可能性を理論上は残してますけど、恐らくは「いないもの」と考えるのがより自然でしょう(尤も、特に日本人選手の場合は、「自由交渉選手リスト入りを経ての残留発表」はちょくちょくあることに留意が必要ですけど)。
押さえておきたいことは「2つ」です。
第1のことは、3月10日に発表された「親会社の変更」。
特に「マツシマホールディングス」は、留意したいキーフレーズです。
(セットで「キーファーズ」も押さえて頂ければです。「マツシマHD」の馬主事業。「武豊騎手で凱旋門賞を目指す」を理念としてます。)
どれほどの資金力なのかは、未だに読めない感じがありますけど、少なくともいままでよりは「事実上の増資」であるとはいわれてます。
第2のことは、5月19日木曜日に発表された「ロイ・ラナさんのHC就任」。
サクラメント・キングス及びドイツ代表でACを務めてました。
尤も「志向するバスケスタイル」が現時点では読めてない感じです。
「強固なディフェンスから組織的なオフェンスを展開する」
「ディフェンスが勝利のために重要だと認識します」
「切り替えの早さで優位に立ちます」
(広島ドラゴンフライズ公式HP、「チームスローガン」より。)
[https://hiroshimadragonflies.com/philosophy/]
昨オフの広島の場合、「志向するバスケスタイル」を早々に掲げてました。オフの移籍市場でも、広島はこの「志向するバスケスタイルへの共感」が選手補強の基準になっていたと伺います(そして実際、昨オフに補強した日本人選手は現時点で全員が残留発表になってます)。
広島の場合、現在の親会社は「NOVA」です。資金力は「ある」部類ですけど、島根、大阪に比してだと劣るといわれてます。
「今オフの京都は、昨オフの広島をロールモデルにできるのか?」
一人のバスケファンとして、今回、緊急的に執筆させて頂くのは、これをテーマにする必要があるだろうと判断するからです。
「志向するバスケスタイルの具体的明示」。
自分は、京都に限らず、バスケ球団たるもの、まず第一義としてこの「志向するバスケスタイルの明示」が最重要であると強く考えてます。
まずは「理念」があってこそ。今季、広島は結果が出たかは解釈が分かれるかもですけど、「選手・スタッフの皆が同じ方向を向いていた」ことは、はっきりと伝わってきました。
京都の新しい親会社が、どれほどの資金力なのかは、現時点では正直読めません。
最も楽観的に考えた場合、「広島と同等」でしょう。
でも、親会社の見かけ上の経営規模に照らせば、「広島にやや劣る」と考えるのが、より自然であるように映ります。
移籍市場で獲れる選手は、「自由交渉選手リスト」に公示されてる選手とは限りません。「選手契約継続合意」でなければ、獲れる選手の対象に(理論上は)なります。
これまで、移籍市場における京都の動向は、
「5月13日」「5月20日」
と、2週連続で記事執筆してきました。新HCの就任、これに加えて「総入れ替え」の意味合いが強くなったことで、「考えられる理想布陣」の顔触れも、正直大きく変化しています。
自分自身が、正直「祈るような想い」で綴ってますけど、これから、
「いま考えられる中での、京都の今オフのよりベストな立ち回り」
を、綴らせて頂きます。
いま京都が最も必要なのは、「新たなるチームの象徴」では?
【内海慎吾、「引退セレモニー」、引退挨拶の文字起こし。】
(試合直後ver)
「もう、このユニフォームを着て、こちら側からの景色を見るのが、最後かなと思うと、引退も、少し寂しいですね。
ただ一方で、私自身がこれまで、多くの引退された方々を見てきて、
『引退するときはこうありたいな』 と、憧れを抱いていた部分もあります。
そして今日、この日を迎えることができて、
『私の競技人生は、とても充実したものだ』
と、そういうふうに思えました。ありがとうございました。
これからも、京都ハンナリーズは続きます。是非また、
『今日みたいな、引退セレモニーができる選手が、このチームから出て来れるよう』
これからも、このチームを、よろしく御願いします。
最後に、これまで本当に支えて頂いて、ありがとうございました。」
いま、まず最初に、5月8日日曜日の、「内海の引退セレモニーでの挨拶」の再掲からさせて頂きました。
なぜ示させて頂くのかというと、いまの京都の動きは、
「いや、内海の引退セレモニーの挨拶、ちゃんと聞いてました?」
と思ってしまうほどに、あまりにも動きが急すぎて、正直「ついていけてない」感覚があるからです。
確かに、今季の京都は、「酷い成績」でした。
内容的にも、「どのようなバスケがやりたいのか?」と感じるような負け方の試合が、少なからずあったことは正直否めません。
いまの京都は「全面的な再建」が必要である。これは正直、とても納得できます。
「細川、久保田」をチームの顔にしようとしたけど、少なくとも「集客面ではほぼ全く効果として出ていない」、これは残酷に数字で出てます。
「HCの解任」。正直「やむを得ない」と思ってます。より納得できる人間に出会えればという注釈付きですけど、それはできたといえますし。
ですけど、です。今オフの京都は、いわば「総入れ替え」といえる動きになっています。NBAでも、これほどの極端な総入れ替えは、正直記憶にないです。
「将来の『ミスターハンナリーズ』を」。このような存在こそ、いまの京都に最も必要な存在、いわば「再重要補強ポイント」であると強く思ってます。ですけど、いまのままいけば、恐らく細川、久保田も移籍になるだろうと。
自分は、「総入れ替え」も一つの方法だろうと思ってます。いまの京都は「負け癖」がついてしまっているからと。
「京都として志向するバスケスタイルの構築」という最重要命題の具現化のためには、「負け癖のカルチャーの打破」はどうしても必要になる感じですので、その意味で理解できます。
とはいえ、特に細川は、女性のブースター人気が結構あったように映ります。「スター性」という意味では、正直やや疑問符の感はありますけど、恐らく女性心理を揺さぶる何かを持っているのでしょう。
極端なほどの「総入れ替え」、この動きに反発感を抱くブースターは、既に少なからずいるように映ります。
5月13日の記事での(その2)でも、このツイートリンク添付をさせて頂きましたけど、特に、前山マネージャーの解任は、正直未だに全く理解できません。前山マネージャーの何が不満で解任という判断になったのか、「激しく強い違和感」が拭えずにいます。
とはいえ、です。ブースターの反発が大きくなるだろうことを覚悟の上で、今オフに京都は「勝負に出た」、自分はいま、そう解釈してます。
では、このことを踏まえた上で、「現時点での」京都の「考えられるベストの立ち回り(補強戦略)」を考えようと思います。
【今オフのBリーグの移籍市場で、最注目の日本人選手5人。】
(「自由交渉選手リスト」入りは森川のみ。比江島、テーブスはCS決勝を残している。)
([]は今季の「30分換算でのEFF」。《》は「予想される移籍先候補球団」。)
比江島(宇都宮)[18.04]《島根》
ベンドラメ(SR渋谷)[15.53]《A東京、秋田、群馬》
森川(横浜BC)[9.68]《大阪、北海道、京都》
松脇(三遠)[7.56]《宇都宮、広島、大阪、京都、琉球》
テーブス(宇都宮)[8.58]《京都、三遠》
今オフの移籍市場で、「最注目といえる5人」を挙げました。
最注目というか、「CSレベル」かつ「複数球団による競合が確実」だろう選手を挙げてます。
このうち、「比江島」「ベンドラメ」は、移籍を決断する場合は、その理由は確実に「優勝したい」になります。比江島の場合は、宇都宮の年齢構成、資金力のことも理由にあります(移籍先候補が島根1択なのは、比江島にとって「win-win」になり得る移籍先が島根に絞られるからです)。ですので、この2人は、京都の補強ターゲットから自動的に除外です。
「森川」「松脇」。正SGとして、この2人のいずれかを獲れれば、より理想でしょう。
特に「松脇」は、正SGとして獲れるならば「是非とも欲しい」と思ってます。理由はシンプルに「DF型として質が高い」から。
ですけど松脇は、特に宇都宮が最有力と自分は見てます。
「DF力が高い」(特にスティールは30分換算で「1.61」)、「3P力が高い」(今季のFG試投数「377」のうち3P試投数は「251」、比率にして「66.7%」。3P成功率は「34.3%」と水準クラス)。
いかにも「安齋HC好み」ですし、SGとして遠藤とのタイムシェアとして最適任です(宇都宮の場合、タイムシェア自体が基本戦術ですので、定位置が叶わなくても出場機会自体は確約といってよいですので)。
そう考えると、「森川」になります。森川は福井の出身ですので、その意味で理論上チャンスはあります。
ですけど、河村を擁している横浜BCを蹴って移籍市場に出ている訳です。より勝てそうな環境を求めては明らかな訳で、その意味で京都は「可能性はほとんどない」と考えざるを得ないでしょう。
大阪、北海道の方が「ピンポイントでの要補強ポイントに合致」です。大阪だと(出身地の福井に対しての)立地面で、北海道だと「佐古HCの指導を受けられる」意味で、より有利といえますので。
そう考えると、今オフの京都にとって、日本人選手の「最重要補強ターゲット」は、「テーブス(宇都宮)」になります(より深い考察は後述で言及させて頂きます)。
【2022-2023シーズン(今オフ)、京都、「現時点での理想布陣」(1)。】
(「30分換算でのEFF」を付記。)
スタメン(?[]-?[]-ハモンズ[12.84]-パーカー[×]-ファジャード[×])
主な控え(?[]、?[]、?[]、竹内公[12.04]、ヒサタケ[15.86])
他の控え(小西[6.39]、小室[-2.89])
パーカーは、5月20日の記事の(その3)で示させて頂いた、「元NBAドラフト全体2位」の「ストレッチ4タイプのPF」です。ラナHCのキングス時代の教え子になります。
ファジャードは、フィリピンリーグで「6年連続MVP」(2014年~2019年)で「現役フィリピン代表の絶対的正センター」、タイプ的には「オールドセンター」です。
恐らくまず、パーカー(第1外国人)、ファジャード(アジア枠)の補強に、多くのリソースが充てられるのでは、と読んでいます。アジア枠(または帰化選手)の補強は最優先ですし、パーカーかはともかく、ラナHCの教え子の補強はとても有力だろうと読むからです。
で、日本人選手の補強にも多くのリソースを充てる必要があることに照らせば、「あとの2枠の外国人選手」は、「国内他球団からの補強」になるだろうと考えられます。この2枠については
「ストレッチ4にも対応できるSF」
「PFにも対応できるC」
にそれぞれ枠を充てるのでは、とイメージしています。
前者については、理想は「ヘソン(佐賀。B2)」です。理由は「シュートレンジがあり、守備力が高い」から。特にスティールは、B2ですので参考数値とはいえ、30分換算で「2.00」という圧倒的数値です。
ですけど、京都は「ほぼノーチャンスだろう」と読んでます。そう、ヘソンは今オフに広島が求めている「強い守備ができて、外から得点できるインサイドの選手」にドンピシャだからです。
そう考えたときに、次善の有力候補で浮上するのが「ハモンズ(横浜BC)」です。
今季のハモンズは、「PFメインで、時折SFでも起用」でしたけど、ナチュラルポジションはSFと伺います。で、今季の「30分換算」だと、
「EFF《12.84》、3P/FG試投数《294/643、45.7%》、3P成功率《33.3%》、スティール《1.06》、eFG%《49.3%》」
そう、3Pを積極的に打てることのみならず、スティール力も高い。
今季の横浜BC、特に河村入団後はアップテンポな攻撃でしたけど、それにも対応できてました。ヘソンよりも3P能力が高く、B1での実績が既にある意味で、補強ターゲットとしてドンピシャといえるでしょう。
もう一人の新外国人候補。5月20日の記事では「ハリス(三遠)」としましたが、今回は「ヒサタケ(三遠)」を挙げてます。
理由は「若い」「将来的な帰化選手として」「明るいキャラクター性」「1日1ダンクという明確な特徴」「集客になり得るから」です。
いまの段階で、ヒサタケは「放出の発表」のリストにはいません、ですので三遠としては「来季も戦力」と考えてるのでしょう。
ですけど、です。三遠は今オフに大物のHC(「千葉HCの大野篤史さん」「元北海道HCの内海知秀さん」のいずれかといわれている)の招聘を目指しているといわれています。
一バスケファンとしては、大野さんが三遠に来るメリットがあるかなあ…?と「とても強い疑問符」を抱いてますけど、三遠が今オフに大物のHCの招聘を検討となると、ヒサタケ獲得のチャンスが生まれると読んでます。
ヒサタケは、今季の「30分換算のEFF」は「15.86」です。ですけど、三遠移籍後の「23試合」に絞ると、下記の数値になります。
「EFF[17.31]、RPG[10.34]、SPG[1.68]、eFG%[59.8%]、ダブルダブル[4回]」。
正直、攻撃面は成長途上です。ですけど、守備面でならば「とても大きな戦力」といえます。いわば「機動力のあるオールドセンター」です。
それと、「(竹内)公輔」(宇都宮)。恐らく、今オフの京都の補強で、特に大きなリソースを充てると読んでます。理由は
「『次期ミスターハンナリーズの最有力』であった永吉を切ったこと」
「準地元選手(故郷は吹田、出身高校は洛南)。昨オフに大阪に移籍した譲次は、特に守備面で違いを生み出せることを証明したこと」
「宇都宮では、徐々に出場機会が減少傾向であり、今オフの宇都宮は『選手人件費の減少』を目論んでいるとの説が絶えないこと。そう考えると、『最後は地元で終えたい』との考えにより説得力が」
これらのことが挙げられます。
で、今季の公輔は、攻撃面では限界感が拭えなくなってきていますけど、守備面では依然として「日本人no.1ビッグマン」といえる存在感です。ビッグマンらしくないスピードも健在ですし、「第4ビッグマン」としてならばとても大きな戦力であると考えられます。
とはいえ、いま挙げた5人で、既に多くのリソースが充てられることになります。そう考えると、あとは「日本人選手の補強」になりますけど、どのようにリソースを充てるかは、工夫が必要になると考えられます。
で、この「日本人選手の補強」。特に「正PG」「正SG」の補強が重要になる感じですけど、
「新たなるチームの象徴」、いわば「2代目ミスターハンナリーズ候補」が、今オフの京都の「最重要補強ターゲット」になる、と自分は考えてます。
それが誰なのか、ということですけど、既にこの時点で長くなっていますので、これについての具体的な考察は(その2)で綴らせて頂きます。
【バスケットボール#10A】
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