2023年バスケ新春記事(その1。滋賀アリーナとB2奈良、真逆な2つを通して自分が感じてること)。【#Bリーグ】【エッセイ】
プロローグ(「#おこしバス」参加させて頂きました)
2023年、「バスケ始め」。
「観る」始めは既に別に始めてたのですけど(これは後述で)、「する」始めとして、1月4日に「おこしバス」に参加させて頂きました。
参加者、実に「49人」(うち子どもが「10人強」ほど)。
会場は「京都市体育館」。そう、「京都ハンナリーズの本拠地」です。
いや、理屈の上では勿論、「京都市体育館」を市民向けに開放していることは知っています。でも本当に使用できるときが来るとは、想像していませんでした。
実際に京都市体育館に入ると、選手が使用しているのと同じ廊下を使う、まずそれだけでも嬉しいこと。
で、実際に京都市体育館に入ると、市民解放時は「最大3面開放」になります(今回はこのうち2面を使用、出入り口に最も近い側の1面は「子どものバレーボール」に使用されていました)。
ですけど、実際にコートに入ると、観ているときとは全く感覚が違うのです。
コートに入り、実際に選手が使っている目線(角度)に合わせて立ってみると、「こんなに広いんだ」と感じます。実際は、「市民開放向け用のコート」と「プロ(Bリーグ、Wリーグ)での試合使用時のコート」は大きさは同じらしいのですけど。
で、自分が感じている「バスケットボールの魅力」はいくつかありますけど、その一つに「頭を使うこと」があります。で、いざやってみると、「複数のことを同時に勝つ瞬時に処理・判断をする」「かつ身体を素早く動かす」ことが求められるのです。
ですので、「観ている分にはとても楽しい」、でも「する分には想像以上に難しい(だからこそ、できたときの喜びが大きい)」、これが正直な感覚であるのです。
音楽で、カラオケで特に「アップテンポな楽曲」(ラブライブ、fripSideの楽曲が特に顕著ですが)が、「聴いている分には楽しい」一方で「カラオケだと得点が出しづらい」、感覚的にはこれに近いかもです。
この「おこしバス」。今回が第2回で、第1回は「京都交流バスケ」の名前でした(「2022年11月5日」。このときも参加させて頂いてます。このときは「BACKDOOR BASE」が会場でした。駅から遠いですけど、会場内はとても素敵な場所と感じました)。
で、前回も今回もですけど、自分は「するのは下手だわ、ひざを痛めて早期にギブアップするわ」でした(激汗)。ちなみに自分は「1984年生まれ、現在38歳」です。
では、何故こうして「おこしバス」に参加させて頂くのか。
大きな理由は2つです。
実際、11月の「京都交流バスケ」に参加させて頂いて、新たなる「学び」「気付き」がありましたし、今回もそうです。
それと、こうして参加させて頂いて有意義であると感じるのが、この「おこしバス」に参加する子どもの姿です。
「おこしバス」に参加する子どもの中で、中学2年生と小学6年生の兄妹で参加している子どもがいます。お兄さんも結構大きくてシュートレンジある感じですけど、自分がより印象的なのは妹さんの方です。
大人が相手でも、臆せず「リングアタックできる」。「身体の使い方がとても柔らかい」し、「素早い」(←「ハートの強さ」「身体の柔らかさ」こそ、彼女の最大の魅力であると思ってる!尤もこれから成長するにつれて、彼女自身で「自分の長所」を見出して欲しいですけど)。お兄さんと同様に「シュートレンジ」も併せ持っています。
確かに、バスケの場合、ある程度あたりからは「高さの壁」が出てきます。でも自分は、「バスケ」って「高さ」以上に「速さ」「賢さ」がとても大切であると思っていて。
自分が大好きなバスケの一つに、「2020年ウインターカップの東京成徳女子のバスケ」があります。東京成徳の場合、「高さ」はなかった(決勝での桜花学園戦では中盤以降にそれを執拗に突かれた)、でもそれを補って余りある「速さ」「シュートレンジ」「ボールムーブ」「激しい組織的守備」があったのです。
それに東京成徳は、ベンチの選手も含めて「全員で戦っている」ことがとても伝わってきていた、よく声が出ていた。まさしく「全員バスケ」、これこそ自分の理想なんだ!と学ばせて頂きました。
東京成徳の、結果は「準優勝」でした。でも自分の中では「優勝に値する」、これはこれからもずっとそう感じ続けるでしょう。それほどにあの2020年のウインターカップでの東京成徳の「全員バスケ」は「かっこかわいい!」と感じたんですよね。
…って、話を完全に脱線させた感じが否めませんけど(激汗)、
「バスケの本質は『速さ』と『賢さ』にこそある。」
これを伝えたかったのです。
だから、先程に言及させて頂いた、「おこしバス」での小学6年生の少女。彼女にも、「自分の長所」を見つけて、それを育んで欲しい。
勿論、「バスケIQ」「コートビジョン」だって、れっきとした長所の一つです。というかポジションを問わずして「バスケIQに優れる選手」こそ最高に素敵なこと!と自分は信じていますので。
いずれにせよ、「おこしバス」、最高にとても楽しめました。
また、今回のような機会があれば、(日程及び体調次第ですけど)自分としては是非とも参加させて頂こうと思ってる次第です。
滋賀ダイハツアリーナ、「スケール感を感じるけどコンパクト」、関西圏に「かっこいいアリーナ」が叶ったよ!
(←「滋賀ダイハツアリーナ」の感想ツイート。全16ツイートを、ツリー状で綴ってます。)
「2022年12月28日、水曜日」(つまり、昨年の年末)。
「滋賀vs京都」を生観戦させて頂きましたけど、試合そのものもですけど、この試合の「最大の主目的」は、
「『滋賀ダイハツアリーナ』を、自分の目で観たい。自分の眼で見てこそ、感じられることがあるから。」
これが大きな理由でした。
今季の日程的に、どこかで「滋賀ダイハツアリーナ」の試合は観た方がよいだろうと感じていて、でも日程的に「ここならいけそう」というタイミングをなかなか見出せなくて、もどかしい感覚が正直ありました。
それに、自分の自宅は大阪ですけど、天王寺の方面です。で、京都より奥側(滋賀県の方向)になると、必要資金が一気に跳ね上がるんですよね。
その上、「滋賀ダイハツアリーナ」の最寄り駅の瀬田駅は、「新快速が停車しない駅である」。これも「心の距離的なハードル」をより上げてしまっていました。
「滋賀vs京都」を生観戦を決断したのは、「12月17日土曜日」の「京都vs三遠」の生観戦を終えて数日してから、つまり「ほぼ1週間前」です。
「日程的に、恐らくここしかない」こと、及び「滋賀vs京都」だと、「京滋ダービー」という「ダービーマッチ」であること。
それに今季の日程は、京都の本拠地最終戦は「5月7日日曜日、京都vs滋賀」です。それに「4月5日水曜日、京都vs滋賀」も、日程と体調が許せば生観戦したいと考えている。
そう考えれば、この「滋賀vs京都」は「できる恐らく唯一のタイミング」であるし、いわば「運命」だねと。最後は感覚的には正直「賭け」でした。
試合自体は「89-72、京都の勝利」でした。ほぼ終始、京都のペースで、京都目線では「観ていて最高に爽快である」試合でした(4Qで少し冷や汗になる場面がありましたけど、ライトの「バスケIQ」に満ちる好プレーが2連発で突き放して、結局は完勝でした)。
ですけど今回は、試合内容自体は多くは触れません、趣旨としてはむしろ「生観戦に訪れたことを通して、一人の人間、一人のバスケファンとして感じたこと」に重きを置いてますので。
では、今回の最大の主目的である「滋賀ダイハツアリーナ」を訪れて、どうであったか。結論を述べますと
です。では、写真は「撮る」「撮られる」が両方共に苦手である自分ですけど、写真を10枚ほど示させて頂きながら、説明させて頂きます。
まとめますと、「滋賀ダイハツアリーナの特徴」は、下記のような感じでしょうか。
尤も実は自分の場合、「ライブ鑑賞の経験自体は数えるほどしかない」です。
「フェスティバルホール」「オリックス劇場」の経験はありますけど、「大阪城ホール」「ワールド記念ホール」「神戸国際会館」とかの経験はないですので。
ですので、「バスケ観戦もライブ鑑賞も両方に高次元で対応できるアリーナが関西圏で叶った」こと自体の嬉しさが人一倍大きいというバイアスは正直否めません。
ちなみに今回の生観戦である「滋賀vs京都」は「2401人」でした。
まずはこれをコンスタントに「3000人超えの観客数」になって欲しい、これが一バスケファンとしての強い願いです。
いえることは、「『滋賀ダイハツアリーナ』、訪れてみればきっと感じることがあるから!」は、はっきりと強く伝えたいです!
1月2日の奈良の生観戦、とても有意義でした。一バスケファンとして「新B2が現実ラインの球団を好きになった」ことで視野の拡がりを実感、そして「年末年始・クリスマスのBリーグ開催の在り方」も考えさせられます。
で、「2023年のバスケ始め」。
「2023年1月2日月曜日、奈良vs山形、ロートアリーナ奈良」で「バスケ始め」にしました。
この試合の生観戦は、それこそ「滋賀vs京都」の生観戦の帰りに決めました。理由はシンプルに
という理由で、生観戦を決断しました。
試合自体は、「90-56、奈良の勝利」でした。
相手の山形がコロナ感染の影響で「8人での試合」であったこともあり(しかも欠場の4人はいずれも主力選手でした)、それに対して奈良は「ベストメンバー」であったこと(しかも奈良のホーム)の影響は正直あったかなですけど、それでも「奈良が試合開始直後から終始ずっと主導権を掌握」で、内容的にも「『速いバスケ』という志向するバスケスタイルに深化が感じられた、志向するバスケスタイルは奈良にぴったりであることを証明できた」意味で、とても有意義な試合でした。
奈良は現時点で「降格圏内」に苦しんでますけど(「7勝21敗、全体13位」。下から2球団が「B3への自動降格」になります)、12位の香川とは「1勝差」、11位の福岡とは「3勝差」です。特に香川とは「得失点差で優位にある」ことがプラスポイントで、しかも(全体の最終戦ではないですけど)「4月16日日曜日、奈良の本拠地最終戦の相手は『香川』である」ことも奈良にはプラスポイントです。
恐らく、奈良にとっては最終盤まで「B2残留争いをかけた試合」がずっと続くことは覚悟できてますけど、「B2残留に向けて、充分に希望を持てる」試合内容であると実感できたことが嬉しいですし、何より今季の奈良は、結果はついてきていませんけど、チームの雰囲気がとてもよいのです。
ですけど、ここで特に綴りたいことは、実は試合内容ではありません。
「年始のバスケ始めをして感じてること」及び「B2球団である奈良を今季から生観戦するようになって感じてること」です。
ずっと自分は、一バスケファンとして一貫して
「『新B1構想』は、『総論的には賛成』である。」
と述べてきました(尤も各論的には違和感はありますが、それはここでは置いておきます)。
そして、「現行の球団数は、正直多すぎる。特にB1に24球団は多すぎる、多くても20球団が限界ラインでは。」とも、ずっと感じてきました。
そのような自分ですので(これはもう、「価値観の問題」といってよいです)、「B2の球団を温かく応援する自分」は、少なくとも2022年の新春のときは、全く想像できませんでした。
それが一変したのは、「2022年9月18日、奈良vs大阪のPSM生観戦」でした。当初は「大阪の新スタイル構築への現在地を確かめる」目的での生観戦でした。ですけどこのPSM「奈良vs大阪」の生観戦が「奈良のFC入会のきっかけ」になります。
大きな理由は「職員、ボランティア、インターンでつくる『手づくり感の会場づくり』」です。大阪や京都では、「会場対応の業者」の姿があります(それ自体は決してマイナスなことではない、一つの方法として尊重されて然るべきでしょう)、ですけど奈良はこの「会場対応の業者」が一切いないのです。
(←「会場対応の業者」とここで述べてるのは、この「ビーイングホールディングス」さんです。「BE-ING」という服を着用しています。)
会場にいる球団職員が、それこそ「汗をかいている」「使命感と情熱を持って取り組んでいる」ことが伝わる、この「息づかい」が、自分の心を激しく揺さぶったのです。
それと、試合を観て、「奈良の選手のコート内外での一体感が伝わった」こと。よく声が出ていて、選手一人一人が「同じ方向を向いて取り組んでいる」ことが伝わって。
特に自分の中で強烈な存在感を感じたのが、「板橋」です。
板橋の独特の存在感は、いわば「唯一無二」。「168cm,70kg」と小さくて、いわば「生けるマスコット」です。
で、コートに入ると、とにかく会場が盛り上がる。板橋のその存在そのものが「元気を、エナジーを与える」のです。これが自分的にはとても強烈でした。
それと、「球団職員が汗をかいて取り組んでいること」を強調させて頂きましたけど、実は「球団社長(加藤真治さん)」も、実際に会場に出て職員と同じ目線で試合運営に取り組んでいるんですよ。「俺様が球団社長だ」感が、いい意味で全然ないのです。
球団社長の姿勢もですけど、球団職員の中で、自分の中で特に印象的であったのが、添付ツイートでも言及させて頂いてますけど、「ロブヘアが映える若い女性の球団職員さん」です。この球団職員さん、「バスケと子どもが大好き!だから自分はバスケの球団職員になった!」感がとても伝わるんですよ。恐らく彼女の心の中は「奈良の一番のブースター」かなと想像です。
そう、この「ロブヘアが映える若い女性の球団職員さん」に心を惹かれたことが、奈良を応援しようというきっかけの大きな一つです。
正直、奈良の本拠地会場自体は、粗削り感が否めません。
何よりも「カルチャーショック」であったのが、「会場内に自動販売機がゼロである」こと。つまり「事前に飲み物を用意する(しかもビン・カンは厳禁、つまり「要ペットボトル持参」です)」が事実上必要であること。
それに、本拠地である「ロートアリーナ奈良」は、「吊り下げ型の大型ビジョンがない」のです(後に「11月12日土曜日の熊本戦」から「大型ビジョンが新たに導入」されましたが、実は設置場所は会場の左端です。これでも「恐らく奈良的にはとても頑張った感」がとても伝わる感じですが)。
で、会場は「ぐるりと場内一周をすることがそもそも不可能である」わ、自分は基本的に2階自由席(のメイン側)に座りますが、「1階席へと気軽に立ち寄りづらい構造である」わと、その意味でもある種の拙さを感じます。
で、会場の収容人数は、恐らく「最大でも2000人程度」です。もうこの時点で「新B1構想への参加は事実上は不可能、現実ラインは新B2への参加」と考えざるを得ません。
しかも、昨年12月の決算では、奈良は
「売上高はB2リーグで11位」「選手総年俸はB2リーグで13位」
です(ちなみに選手総年俸で14位は青森ですが、今季はヒサタケ、デイビス、會田などを補強していますので、今季の選手総年俸では東京Zと共に最下位争いの可能性は正直あります)。
で、「奈良vs大阪」の試合自体は、「65-71、大阪の勝利」でした。
ですけど、「志向するバスケスタイルにより共感を抱いた」のは、実は奈良でした。
このときは、「今季、どこかで奈良の試合をまた生観戦したいなあ。」の感じで、「よし、奈良のFCに入会しよう。」とすぐに決断するまでにはなりませんでした。でも一方で「奈良のFC入会を要検討」が心の中で芽生えたことも、正直な感じです。
で、「日程的にいけた」ことと、「前座試合でU15(中学生。ジュニアウインターカップ出場のための奈良県大会の男女の決勝)の試合があるから」の理由で、「11月12日土曜日、奈良vs熊本の生観戦」を決断しました。
この生観戦で、特にU15の女子決勝での子どものひたむきなプレーと、メインである「奈良vs熊本」をその女子中学生が楽しそうに生観戦している姿に心を惹かれたこと。それと、PSMのときにも抱いた「奈良の試合での、職員・ボランティア・インターンによる『手づくり感』の素敵さ」に、より強い確信を抱いたこと。
試合自体は「85-96、OTの末に奈良は逆転負け」でしたけど(はっきり述べれば、内容的には「取りこぼし」といわざるを得ない)、「よし、奈良もFC入会をさせて頂こう、奈良の会場の温かい雰囲気は、自分の性(しょう)に合っている。」と感じて、それでFC入会を決断させて頂きました。
で、その後、「12月18日日曜日、奈良vs香川の生観戦、85-81で奈良の勝利」を経て(この試合がFC入会後の奈良の最初の生観戦です)、今回の「バスケ始め」へと至ります。
で、自分が今季に生観戦させて頂いた、奈良の3試合。
観客数は「1174人→1329人→874人」です。
で、自分がBリーグを生観戦させて頂くようになったのは、「2019-2020」から、より深く述べれば「2020年2月8日、大阪vs秋田」で感動してからです。
当時の自分、あるいは2022年3月に京都のFCに入会させて頂いたときの自分は、「B2球団を楽しむ」ことは全く想像できませんでした。何よりも自分自身が、正直驚いています。
ですけど、いまならばはっきりといえます。
そう、奈良だって「おらが地元の球団」であることが伝わる。
実際、奈良の試合でも、奈良を楽しみに生観戦している子どもの姿を、結構見かけます。これは前座試合に参加している子ども以外でも。
その子どもにとって通える範囲内にバスケ球団があること自体が「当たり前ではない」こと。それに、バスケ球団は、例えば野球球団ほどの必要経営費が求められないこと、これも正直あるかなです(逆に野球球団は「拡大計画がほぼ不可能」なのは、「必要経営費がどうしてもとても多くなる」ことが障壁になるんですよね、必要選手数だけでも「60人」はいないと回りませんから)。
そう考えると、「奈良のような球団だって、あってよい」と感じるようになってます。
ですけど、そう考えると、「新B1構想への共感」、その根底にあるのは「リーグレベルの担保」であり、「昇降格制度への違和感」があります(「目先の1勝」にどうしても意識が向きがちになり、「中長期的なバスケスタイルの構築」への意識が希薄になるリスクがと)。
それに対する問いは、「これから問い続ける」が、現時点での正直な感覚です。
で、一バスケファンとして、とても気に掛かっているのが、豪州(オーストラリア)のバスケリーグ、1部リーグが「NBL。10球団」で、その傘下(セミプロリーグという位置づけとのこと)が「NBL1。5つのカンファレンス、76球団」とのことですけど、これってどのようなシステムあるいは関係性なのだろう?と。
恐らく、「新B1構想」は、「豪州バスケのシステム」を参考の一つにすると想像するのです。でも自分、「英語がとても苦手」で、「どのようなシステム」化が正直よくわかっていなくて…と(涙目)。
どういうことかというと、「新B1構想は、恐らく『16球団or20球団』で固定?」と想像するのですけど、そこから外れる球団が、いまのB1球団及びB2球団で「18球団or22球団」生じる計算になるんですよね。
ですので、恐らくの「新B2球団の18球団or22球団」をどのように位置付けるのか?は、「新B1構想を機能させる」にあたっての大きな問いであると自分は感じてます。
京都を応援の想いは、これからもそうです。でもそれと共に、奈良に向き合うことは「自分自身の成長の一助になる」、そう強く感じているのです。
これからも、一人の人間、一人のバスケファンとして、京都にも奈良にも向き合い続けようと考えてます。
それと今回、「年始のバスケ始め」。
何人かの球団職員さんに「今年もよろしく御願い申し上げます」と伝えられた意味では、「うん、年始のバスケ始め、とても意義があった」と感じます。
それと共に、今回の生観戦を通してとても考えさせられているのが、
「Bリーグとしての『クリスマス』『年末年始』の開催の在り方」
です。
NBAでは、いまでは「開幕戦」と共に「クリスマスゲーム」がとても重要な位置付けとなっています。
で、「クリスマスの時期の試合」の位置付けの重要性はBリーグでもどうやら同様の感じで、多くの球団がチアリーダーを「クリスマス特別衣装」で登場の感じでした。
実際、自分が応援している京都でも、京都のチアリーダーの「はんなりん」が、12月17日の「京都vs三遠」での生観戦の際、「クリスマス特別衣装」で登場で、いつもは「きれい系」のはんなりんですけど、クリスマス特別衣装では「かわいい系」のはんなりんでした。はい、「優勝!」でした。
ですけど、今季の日程を見ると、例えば京都の年末の日程。
そう、「8日間で5試合」です。過密日程で知られるNBAでも、さすがにこれほどの超強行日程はまず組みません。「物事には程度問題がある」とは、まさしくこのことです。
しかも京都は、クリスマス前後の時期は、本拠地である京都市体育館は「全国高校駅伝」開催の関係で本拠地開催ができません、それもあってこの「8日間で5試合」は「全てがアウェーゲーム」、いわば「地獄のロード」でした(結果は「3勝2敗」でした)。
それと、個人的にとても考えさせられるのが、「大晦日、元日の開催の試合は必要か?」です。
観客数を見ると、「B1レベル」の場合は「それほど多くのマイナスはなかった」感はあります、特に「大晦日の試合はむしろ軒並み盛況」でした。
ですけど、特に大晦日は、「全試合が17時30分までに試合終了」になるように時間設定がされていました。「球団職員だって紅白歌合戦を視聴できるように」という無意識的な配慮が滲み出てしまっています。
そう考えると、あくまでも現時点での考えですけど、一人のバスケファンとして、「Bリーグとしての『クリスマス』『年末年始』の開催の在り方」として、下記の考え方を提案させて頂きます。
特に日本では「今年もよろしく御願い申し上げます」と、新年をとても大切にする意識の傾向が世界の中でも突出して強いです。
そう考えると、日本の文化的には「クリスマスゲーム」と共に「ニューイヤーゲーム」として盛り上げる意義はとても大きいと考えます。
その一方で、現実論として家庭の事情から「帰省をする」人間も多くいると考えられます。その中には「帰省しなければいけないから、泣く泣くバスケ観戦を諦めざるを得ない」人間が少なからずいるのでは?と思うのです。
それに、多くのバスケ球団は「12月29日~1月3日は年末年始として球団事務所を閉める」傾向にある感じです。それに照らせば、少なくとも「大晦日、元日に試合をする必要がありますか?」と自分は強く考えます。
ですけど、「今年もよろしく御願い申し上げます」の想いを伝えられる、共有し合える場があると、とても素敵だねと。
そう考えると来季以降、「ニューイヤーゲーム」として「1月2日・1月3日に全試合一斉開催」をする意義はとても大きいと考えるのです。
その場合は、「1月2日・1月3日」は箱根駅伝の存在がありますので、箱根駅伝と開始時間が重ならないように「14時過ぎの試合開始」にできるだけ合わせる(箱根駅伝が終われば、そのままバスケ視聴へと流れを進められるようにのイメージです)方法ができると、より望ましいと考えます。
いずれにせよ、「滋賀ダイハツアリーナ」という「最新鋭のアリーナで、B1残留が現実目標の球団」と、「ロートアリーナ奈良」という「古風な感じの、実業団感がある体育館で、B2残留が現実目標の球団」(尤も滋賀も奈良もbjリーグ出身であるけど)と、全く対極の2つにこの年末年始は向き合って、それを通して一バスケファンとして視野を拡げさせて頂けたことにとても感謝です。
では、(その2)では、テーマをがらりと変えて、「島根のバズソーは大好き、優勝できる力はある、でも『最後まで持つのか?』」をテーマに綴らせて頂きます。
【バスケットボール#21A】【エッセイ#10A】
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