【読書記録】小説 / 野崎まど

新年最初からものすごい小説に出会ってしまった。
私がこれまで読書をしてきたのは、この小説を読んでこれほどまでに感動するためだったのではと思うくらいには。
出版された月日、最後の章、最後のページ、そもそもこの「小説」自体、全てが、小説と小説を読む人への愛で溢れてるように感じる。これまで出会った小説たちがさらに愛おしくなった。小説を読む全ての人に読んでほしい。これほどそう思った本は初めて。

1年分の読書どころか、一生分の読書をした気がする。もう2025年の読書これで十分かも…と思ったけど、逆に2025年最初の読書がこれでよかったかも。社会人になると、きっと小説に触れられる時間も減ると思うけど、だとしても、これからもずっと読書していきたいと改めて思えた。

もっと小説を読みたい。知らない世界に触れたい。
そう思わせてくれる小説です。

文字で読んでこそ意味のある作品だと思います。
死ぬまでにこの小説に出会えて本当によかった!


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