続・「ウクライナ」の家庭料理体験
前回、近所に住むウクライナの友人が作ってくれたご飯を、私の胃の調整不足により満足にいただく事ができなかった。今回はそのリベンジ編である。
今回いただいたフードも優しい味で、味覚・視覚ともに「幸福~!!」と人差し指を立て、思わず横にふってしまいそうな幸せに包まれた。
(前回の記事↓↓)
①ヴァレニキ
ウクライナの伝統料理の1つだそうです。
日本でいうと「水餃子」のような例えになると思います。モッチモチ!具材は、玉ねぎ・マッシュルーム・マッシュポテト。お肉は入っていません!
これらをじっくりと炒め、生地に包んで茹でたものだそうです。
(ウクライナでは、「サワークリーム×フード」を合わせて食べる事が多いそうです。私のリスニングが間違っていなければ・・。)
ちなみに、ヴァレニキはスイーツ版もあります。
安心してください! 中身は、野菜ではありません!
家庭や季節により異なる場合もあるようですが、ダークチェリーが生地に包まれ、自家製のサワークリームアイス&ベリーソースが添えられていました!(急な余談:ウクライナはベリーやはちみつも有名らしいです!)
ヴァレニキの意味を調べたところ、「茹でたもの」という意味があるようです。なので、スイーツ・ご飯系の境界線はないようです。
このあたりは、クレープと近い感じがしますね^^
(写真がなくてごめんなさい・・😢)
②ザペカンカ
一説によると「ザピカンカ」ともいうのかしら・・?
日本語だと「オーブンで焼く」という意味があるようです。
自家製のカッテージチーズ・ポピーシード・くるみ・マリーゴールド(黄色いドライフラワー)が入っていました。マリーゴールドはウクライナの国花の一つなんだとか。
甘さは控えめで、やさしい味。
生地の中には、ミカン🍊もはいっていて・・・ここで、想像してください。
「ミカン×チーズ」・・・もうおいしいですね^^
ミカンが味の主張が控えめな生地の間から、「失礼しまーす!」とふわりと香ってきます。もう、口の中では、あいみょんが「マリーゴールド」を歌っている。
(帰宅の道中は、もちろん「あいみょんのマリーゴールド」を聞きながら帰りました^^)
まとめもどき。
友人いわく、料理は国だけではなく、家庭の色も味も様々。
だから、哲学的な一面もあるそうです。
そして、前回料理をいただいた時も感じた「優しさ」。
味が、優しいんです。
日常の色んなことから解放し、全身を包み込んでくれるような優しさ。
この優しさは作ってくれた友人の優しさなのか、ウクライナの家庭の味の特徴なのか・・。そして、見た目も美しい。
ご飯を食べてお腹以外も満たされるって、日常の中ではあまりないのではないかと思います。
1食1食を大切に。自分を大切にしようと思うキッカケをいただきました。
おいしいご飯と心にパワーを、ありがとう!!