![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/38748465/rectangle_large_type_2_6d5fb8adfde67e283f73c61d2137e209.jpeg?width=1200)
予期せぬ柄
面白い柄になったうつわです。
焼く前はそれほど期待してなかったうつわ
焼き上がってみたら、意外といいかも♪
って思えることが、たまにあるんです。
もう1枚同じものを作ってみてと言われたら、出来ないのが悲しいところですが。偶然の産物というのは大袈裟かもしれないけど、こちらはそんな1枚。
果物のせたり、おかずをのせたり、ケーキものせちゃう。
このうつわ、実は焼き直しなんです。
釉薬をかけて焼いて、出来上がりを見て
んー
気に入らなかったから、全く別の色をかけ直したんです。
もうだいぶ前に作ったものだから、はっきり覚えてないけど(写真にも残してないので多分忘れたかったのでしょう)柄を入れてるんですね。変な柄を。どうにかしたかったんで先生に相談して、焼き直す方法があると聞いたんで、やってみたんです。
そしたら、生き返りました♪ \(^o^)/
変な柄の名残で、うっすら黒っぽいラインが浮き出て見えたり、釉薬の重なった部分が白い点々になったり。面白い模様になりました。
釉薬の性質によっては交わりにくい掛け合わせもあるので、焼き直し後のイメージはなんとなく想像出来ても、思った通りに出来るかといわれると…なんともいえないようです。
焼き直しはすごく手のかかる作業で、ドボンと釉薬につけてハイ出来ましたとはいかないのです。
一度色を付けて焼いたうつわは、ドボンと釉薬をつけようとしてもはじくので、ドボンでなくちょろんと釉薬をのせる→それを重ねていく、という作業になります。
霧のように、吹き付けて乾かして、吹き付けて乾かして、を繰り返しながら、もともと色がついていたうつわに新たな色を、ちょろん。
時間がかかるけど、このうつわのような面白い色合いになることもあるから、またやってもいいかなと思っちゃうんです。面倒なんですけどね。
もう1枚、焼き直して気に入ってるうつわがあります。
裏はこんな感じ
緑系の色で焼いて、表に模様もつけたんだけどその模様が気に入らなかったんで、処分しようか迷ってたんです。捨てる覚悟で実験だ!ということで、こちらも全く別の、瑠璃色の釉薬を吹き付けてみました。
うつわの中心から吹き付けて、外側だけもとの色が残るように仕上げたら、我ながらよく出来たのではないかと。もう自己満足の世界でごめんなさいなんですけど、捨てないでよかった〜って思いました。
こちらのうつわも、さきほどご紹介したうつわとほぼ同じ大きさなので、果物からケーキまで、なんでものせて使っています。
手をかけたコはかわいい、と言えるかどうかは謎ですが(時間をかけて作ってもイマイチな場合もアリ)今回は変わり種の2枚をご紹介させてもらいました。
最後まで見てくださってありがとうございます♪
うつわの写真、光に反射してテカってるところもありますが、おつきあいありがとうございました。
またお会いできたら嬉しいです♬
いいなと思ったら応援しよう!
![いとかよ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33793323/profile_a227505bc8d8523c1dbfc78a87facbeb.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)