フルタイム+3人育児小学校受験奮闘記 ①小学校受験に至るまで
まずは、我が家が小学校受験を決めるに至るまでのお話をば。
私は専門医取得のため、1年間、子供を連れて田舎の病院に出向していた。コロナ禍であったことも幸いし、夫はリモートワークできていたので、みんなで1年間田舎生活を送っていた。
これまた別の話になるのだが、出向した当初は子供は、上の2人だけだったが、出向を終えて帰局(自分の所属している大学病院の医局に戻る)するときには、お腹にもう一人授かっていたのだが。
話がすでに脱線してしまいましたが、出向中、上の子は地元の幼稚園に通わせ、下の子は病院に併設されている託児所に預けていた。
通わせていた幼稚園は、こども園的な機能を有していて、延長保育や長期休み中の預かり保育もやってくれていた。
長男は第一子ということもあり、生後3ヶ月からリトミックだ、早期英語教育だ、と色々習わせていた。次男は、もう、ただひたすら元気に生きていればいい、と思って、私は専門医取得のため夜となく朝となく働きまくっていたので、習い事のなの字もできていなかった。(出向開始時、長男→3歳半、次男→生後6ヶ月、くらいだったと記憶している)。
もともと、よく言えば独走的で我が道をいく、悪くいうとあの子落ち着きなくて変わってるよね、という長男だったが、田舎の幼稚園では、他の子と違うことが悪目立ちしてしまい、年に何回かある保護者面談でそこを指摘されたり、わざわざ電話が来て、実は今日こんなことがあって・・・ご家庭でなにかトラブルや目立った行動がありますか?なんて報告を受けていた。
その度に私は気を揉み、うちの子発達障害なんじゃないかとか悩んでは実母に相談していた。
そして母はいつも、
あんたバカねー、田舎の先生は見る目ないんだから!長男くんはすごい才能の持ち主よ、それを見抜けないあんたがバカよ−!安心しなさい。
と叱咤激励されていた。
そして、この子はきっと、決まった枠にはめられては、いいところが伸ばせない。そして周りにすごく影響される繊細なところも持ち合わせているから、この子の良いところをしっかり伸ばしてあげられる環境で勉強できるよう整えられたらいいな。。。と思うようになった。
元々田舎育ちの私は小学校も、中学校も、高校もずっと公立だった。
というか、高校まで私立校なんてないし、田舎あるあるだと思うが、田舎では私立よりも公立の方がいわゆる進学校が多くて、大学を目指す人は公立、受験失敗した人が私立いく、というのがお決まりだった。
東京出身の夫は、東京では(以前は)スタンダードだった、公立小→中学校受験経験者。
ま、とどのつまり我々夫婦は小学校受験未経験者。
田舎出身の私は、長男が生まれた時からやたらとやれ早期教育だ、やれSTEAMだ、と大騒ぎ。それが子どもに向いているかどうかはあまり深く考えず、脳神経の発達のゴールデンエイジにできることはやっておきたい!というタイプ、かたや夫は慎重派。流行りの○○、は、自分が納得しないと手を出さないタイプ。
それにプラスして、とにかく私も夫も仕事が忙しくて子供が受験となると
・どっちが犠牲になるんだ?(幼児教室連れていく、子供の勉強をみる、などなどにおいて・・・)
・そもそも小学校受験するメリットは?
などという観点から小学校受験はないものだと思って話を進めていた。
しかし、コロナという未曾有の事態の先輩たちから聞こえてきたのは、特に共働き家庭ではwithコロナで公立小学校の対応が遅すぎて仕事にならないという現状、それに伴い中学校受験のための予備校の、席取りのための入室が、4年生→3年生→小学校入ったらすぐ→小学校受験失敗したら年長農地から入らないと席が取れない、といった、先輩パパママのリアルボイス。
特に、共働き世帯では、中学校受験に関して絶対専業ママには敵わないよ、という声に、そんなことない、私は絶対できるんだ!
と思えるほどのパッションがもてなかったのです😂
本来小学生って、学校終わったら思いっきり友達と遊んで、自然の中を走り回ったり、好きなことにとことん時間を使える、そういう時間だと私は思っています。それを、低学年のうちから長期休みも塾に通ってお勉強するなんて、なんか違う!
そう思ったのが我が家が小学校受験を開始したきっかけです。
もちろん正解なんてないので、これだけが全てではないと思う。
でも我が家の場合、
子どもに小学生のうちにのびのびする時間を与えたかった、ただし両親共働きという環境で。
というのが理由だと思います。
次回は、じゃあ具体的にどうしたか?それまでどういう風に時間を過ごしていたか?
について書きたいと思います。
ふう。1日2投稿もするなんて、私にしては上出来だ 笑