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本を作って売って買う

今日は6歳の息子を連れて、街中で行われていたイベントに立ち寄ってみた。

Zine itの出展の様子

"Zine it" といい、有志の人達が自分の表現したいことを自由に本に落とし込み、それを販売するというイベント。あくまでも少部数で、非商業的なのが特徴だ。

すごく簡単に言えば「自作で本を作って売る人がいて、それを手にとってみて買う人がいる」というのが中身。
出展ブースに並ぶ本は、本当に個性豊かで見ていて面白かった。エッセイもあれば、漫画もある。写真集もあれば、切り絵などで作られたものもあった。値段は本ごとに違うが、200円〜1000円くらいといったところ。

「どれか好きな本ある?」

並んでいる本を一冊ずつ見ながら、息子に声をかけてみた。

「うーんとね、あの猫のやつ」

その本が展示されていた場所へと戻り、机に置かれていた紙とペンを手にする。
出展ブースには、各参加者の本が見本用で一冊置かれていて、そこで欲しいと思った本は紙に番号を書いて受付に持っていくシステム。
せっかくなので、息子に書かせることにした。
息子はペンで白いメモ用紙に大きく「21」と書いた。

そして購入したのが、青松あいかさんという方の作った「パターンイラストとことば」というZine。とにかくイラストがかわいい。

息子が初めて買ったZine

中にもかわいいイラストがたくさん載っていて、さらに文章がひらがなで書いてあったので6歳にも読める。絵本のような感覚で購入した。

「猫がかわいいよね」

帰りの車の中、本を手にした息子は嬉しそうだった。普通の本屋に並んでいる本ではなく、手作りの本をたくさん見せることができたのは、息子にとっても良い経験になったかなと思う。

それにしても、本を作るって自由だなぁ。

僕も勉強になった。


(note更新335日目)

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