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②ライフスタイルを考えると運気が上がる

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

ライフスタイルを考えると運気が上がる

前回は7つの分野のうち「趣味」についてお話しました。日常生活で、リセットしたりとか上向きな気持ちに切り替えるためのスイッチを常に持つために趣味を見つけようということで、その見つけ方のヒントをお伝えしました。そして今回は、7つの分野のうちの「ライフスタイル」になります。ライフスタイルがこれまた重要です。

目標に向かっている時に、気持ちを豊かにしていかないと結局調整力というのは発揮できません。気持ちがマイナスだと負の連鎖が起こり、アクシデントを招くことに繋がります。なので気持ちを豊かにするため趣味が大事でした。
そして生活している全体の場を作るというためにも、ライフスタイルが重要になってきます。なぜライフスタイルが重要かという点で、ポイントが2つあります。

ひとつは効率的な時短や、問題発生の抑制ができるということで調整力に直結する点。

そしてもうひとつが、日々の幸せを感じられる、上向きな気持ちにさせてくれるという点です。

ライフスタイルを考えると、この2点が劇的に向上します。

幸せの条件は「適当に過ごさないこと」

ひとつめの時短なども、ただ時間短縮だけでなく家族がやってくれる仕組みを作れるようになるので、大幅に作業が楽になったりします。
自分が好きなスタイルで暮らしながらそれが実現するというのが一番最高ですよね。仕組み作りにも繋がり、気持ちが豊かにもなりますのでかなりの要なんですが、結構ここをおろそかにしている方が多い印象です。

趣味でお部屋作りが好きとか、自分の趣味嗜好がしっかりしている方は「私はこうゆう空間に住みたい」と趣味でされる方が多いのですが、これは実は全員がやるべきもの。適当やなんとなくで過ごさない、というのが幸せになる調整力の要なので、そこは逆にこだわりを持った方が良いところなんですね。なのでまずはそれを考えることが重要になります。

どんな場所に住みたいか

ではどう考えるか、という話に入りますが、まずは大枠から決めていきます。どんなところで暮らしたいか。
これは極論を言いますと「場所」になります。例えば南国の島とか海外とか、自然豊かな地方に住みたいとか。そこからして考えてしまっていいんです。

そうは言ったって今はここにいなきゃいけないという事情がそれぞれおありだと思うのですが、それはいつかの目標で、例えば老後にそこに住もうかなとか、週末そこに旅行してみようかなといったように繋がっていきますので、枠は取っ払って「自分はどうゆうところで住むのが幸せかな」と考えます。
場所もそうですし、次は「どうゆう部屋で暮らしたいかな」と部屋の中身について考えていきます。

どんな部屋で暮らしたいか

ここでも、そうは言ってもなかなか思いつかないということもありますよね。毎回この話はしていますが、思いつかない、見つからないという時はだいたい頭が硬くなっているんですね。
なので新しい情報を取り入れて頭を柔らかくするために、他の事例をたくさん見てみるのがおすすめです。それを基準に考えられたり、眠っていた記憶が呼び起されたりするので、雑誌やネットなどで探してみるといいと思います。今、ナチュラルとか北欧風とかヨーロピアン調とか、さまざまな部屋のスタイルがあるので、そういったものを見ながら、自分はどの部屋に住んだら心地がいいのかなと考えましょう。
そうすると、「自分ってこういったものが好きなんだな」とだんだんと見えてくると思います。色々なものを見てみてはじめて自分の好きなものって見つかるので。

そうして全体的な雰囲気を見て決めたら、次に細かいところを見ていきます。

どんなものを使って生活したいか

「どんな家具がいいのかな」とか「そんな生活スタイルがいいかな」とか、人によっていろいろあると思うんですね。それを漠然とでいいので考える。そうすると、例えば買い物に行った時に、雑貨屋さんや家具屋さんを見るとピーンときたりします。これは日々のやりたいことリストにも繋がるので、ぜひ大枠を考えて下さい。

ではどうしたら理想のそういった部屋になるのかなと考えると、見えてくるものがたくさん増えてきます。
私はそれでどうしたかというと、元々北欧風が大好きで、そうゆう部屋に住みたいなと思っていたのですが、より鮮明に考えて壁紙を青く貼り換えました。もちろん全部が全部自分の理想通りんびがっちり決める必要はなくて考えることが大事なんですね。自分はこういったスタイルの部屋にしていきたいなと。
それが1個1個の細部にまでこだわれるようになってくると、日々の幸せ度が一気に充実してきます。

今すぐにできなくても大丈夫

もちろん子どもがいてまだまだ壊すから、汚すから、というのはありますよね。うちも床にまだマットを敷き詰めていたりして、ソファも買い換えたいのですが今だと子どもがまだ汚しそうだしなと思ってまだやっていないこともあるので、それはすぐに解決しなくていいです。
ただ考えることがまず重要ということです。そうすると身の回りにちょっとでも変化できることってあるんですね。
なのでせめてマグカップはこれにしようかなとか、そういった自分の「好き」を生活に入れていくというのがすごく重要になります。

これはもちろん自分だけでなく、子どもの「好き」も入れてあげて欲しいのですが、おそらく世のママさんはほとんどここはできていると思います。
なので子どもは当たり前なので、もう少し大人のものを入れてみたりすると、調整する時も疲弊しません。

ライフスタイルがエネルギー補給の要

調整力って何が大事かというと、続けられなきゃ意味がなくて、どんな人でも1度や2度の調整はできるんですね。
でもそれが長いスパン、子育てをしている中で日々やらなきゃいけないことが続きますよね、そうした時に疲弊します。

疲弊するのはなぜかというと、「なんで自分ばかりが・・」と思って嫌になってしまうんです。それはやはり潤いが足りていないということなんです。なんでもエネルギーを出す時は補給をしないと続かないものなんです。なので必ずエネルギー補給ができる仕組みを作らなきゃいけません。それがライフスタイルになります。だから自分の「好き」を考える。
洗面所やキッチンでも「こうゆうタオルを使いたいな」とか「こうゆうカトラリーがいいな」とか。そうゆうのを1個1個、本当は何が好きかな?と考えると、見え方が変わってきたりします。すると生活の中で潤いが一気に上昇するので、買い物もすごく楽しくなりますね。なのでぜひ考えてみて頂けたらと思います。

そうして自分の好きなものが身近にあるようになると、ものすごくエネルギーが蓄えられるようになります。

ママの好きを取り入れると子どもの自立に繋がる


ここで皆さんに気を付けて頂きたいのが、全部をすぐに変えなきゃいけない!と思ってしまうこと。それをやってしまうと、時間がないといったことが起きてしまうので、あくまでも今は考えるだけで充分なんです。

そうするとピーンときたタイミングで買えるようになっていきます。その都度自分の好きと合致したものを見つけたタイミングで一つひとつ変えていけばいいんです。計画的にとか、逆算してとかしなくて全然よくて、ひとつひとつできたことが増えていくと幸せが増していきます。

これは生活の基盤、自分自身の人格の基盤に結構なるのでおすすめです。
特にママは不足している方が多いです。頭ガチガチに子ども中心の生活。子どもが喜ぶ生活にシフトしてしまっていて、それが結果子どもにいい影響を与えなかったりもするんですよね。
あくまでも大人の世界に子どもを入れてあげるというのが、子どもの自立に繋がりますので、もう少しママ中心のものを取り入れてあげた方がいいです。じゃないと大人の世界に触れず、ただ甘やかされた子に育ってしまうので。
なのでそこは安心してママの好きなものを生活に取り入れることをしてもらいたいと思います。ぜひ楽しみながら趣味の時間として雑誌を見たりネットで色々と見てみる。ここから始めてみるといいと思います。

歯ブラシ立て一つにしても、「これでいいや」とか「もったいない」と買うことはある意味消費です。満たされるものにお金を使うことは投資になります。一時的にお金がかかっても、後々にかなりのリターンになりますので、ぜひその視点も大切にして自分の好きなものに目を向けてみて下さいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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