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ママの働き方コンサルタント、保育園園長 坂東愛子とは?

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

前回、こちらで『調整力』の話をしますよ~とお伝えしたのですが、私がそもそもどうゆう人なのか分からないと、聞いていてもピンとこないこともあると思いますので、今回は坂東愛子ってどんな人なの?というお話、自己紹介をさせて頂きたいと思います。

専業主婦から団体を立ち上げ、保育園経営者へ

私は東京都板橋区で、ママの任意団体を運営しながら保育園を経営しているのですが、最初の立ち上げが専業主婦からでした。子どもが1歳半のときです。
当時、板橋区にママの団体がなかったので、全く知り合いもいないところから一人で始めたんですね。
その時は子どもがまだ小さくて、お昼寝が2回あったり、夜も起こされたりして生活も安定していない頃でした。
なので活動との両立が大変な状態からのスタートでした。
それから団体が大きくなり、会員も1000人くらい、スタッフも増えてくると、ますます新しいことに挑戦しなくてはいけないことが増え、やったことのないマネジメントもしなければならなくなりました。とてもルーチンワークでできるような活動ではありませんでした。
そんな中、子どもも初めて育てるということで日々苦戦の連続でした。

それだけでも調整力が必要だと思うんですが、そのあとに保育園を立ち上げませんか?というお話を頂いて。
保育園を開設することにしたんですが、そのために会社を立ち上げなくてはいけなくなり、それもまた初めてだらけ。見通しも立たず、何か月後にどうなってるということも分からないままやっていました。そんな中、助成金の申請や工事の発注など、保育園開設に向けて日々いろんな期限に追われていました。

単身赴任と、新しい仕事と、ワンオペ育児

その矢先、夫が単身赴任になるんですね。そこで迫られるわけです、仕事を諦めるか、それともワンオペで育児をしながら続けていくか。
単身赴任ってそもそもママに大きな負荷がかかるわけですが、そこでさらに初めての仕事もしているので、正直両立できる自信が全くありませんでした。たくさん考え悩みましたが、ただ仕事を続けたいという夢があったので、一念発起して単身赴任を受け入れ、保育園の準備を進めるという選択をしました。

その後、かなり地獄の日々が待っていました。息子が、実は少し発達が遅れていて、保育園でも集団行動についていけませんでした。しかも息子はさらに多動でやんちゃ。集団についていけないだけならまだしも迷惑もたくさんかけていて、迎えに行くたびに「今日ちょっと息子さんがこうでした」と先生から悲鳴を聞くという(笑)。私自身の仕事もメンタルもズタズタで疲弊している状態でお迎えに行ったら、今度は息子の話を聞く。日々泣いて過ごしてたんじゃないかと思います。辛いのに夫にも相談できず・・みたいな形だったんですが、それでもなんとか3年間単身赴任生活をしました。

名古屋だったのでそこまで遠いというわけではないというのもあったのですが、夫が忙しく帰って来る機会がなかなかなかったので、こちらから息子を連れて遊びに行ったり、気分転換をしながら過ごしました。私も激務でしたが、そんな中で時間を調整していました。
もうどうせだったら楽しもうと思って。愛知やその周辺の観光スポットはすべて行きつくしたんじゃないかなというくらい、行くたびに楽しんでいました。そうゆうリフレッシュも自分で作りながら3年間、保育園の立ち上げと併せて、ワンオペ育児をやってきました。

その先に待っていた、成長した自分と満たされた生活

おかげさまで保育園は4年目に突入。理念をしっかり実現した保育園ができました。今思うと地獄のような日々だったんですが、そのかわりすごくスキルが身につきました。元々私は理系人間なので、なんとなく感覚で動くだけだけだと納得がいかないので、色々検証しながらやってきたんですね。

その時に、家庭内もワンオペ生活前と後で比べると、劇的に良くなったんです。不思議なもので、夫がいてなあなあに家事をやって育児をしていた時よりも、格段にレベルが上がったんです。自分自身も成長してすごく満足いく生活が、逆に送れるようになって。
お仕事も同じです。すごくスキルアップして今だと4,5年前の自分とはもう別人のようだなと自分でも思います。

やっぱり人間って、目標があったりやりたいことがあると、成長しますしイキイキとした人生を送れるなって改めて思いました。
今では会社も2個、団体も1個あって、仕事の中だけでも一つのことをやっていないので、色々な調整をしながらやらなければいけないけれど、9時~17時だけだと時間が足りないんですね。
なので、保育園立ち上げの時は夜中も仕事していたりしました。9時~17時で終わらせないといけないことは終わらせるし、プラスαのことを夜中もやる。という生活でしたが、家事育児も満足いくように自分ではやってきたと思います。

ワーママ×『調整力』で、後悔のないママライフを

子どものことをないがしろにして仕事に邁進してしまっているのではないか?と罪悪感を抱いているママって結構多いのですが、それは環境設定でどうにでもなる、と主宰している時間管理講座でお伝えしています。

特に乳幼児期が大事です。小学生以降は、子どもも自我が目覚めていますから、親が色々と働きかけることが難しくなっていくのですが、乳幼児期から6歳までというのは、まだまださまざまなことを吸収してくれます。

そこで、ママがつきっきりで何かをしてあげる、というわけではありません。そうではなくて、そこで環境設定をしてママは全力で仕事をする。
結果的にどうなるかというと、子どもも個性がものすごく伸びるんです。個性が伸びて、子どもが自立して成長しながら、ママも仕事をしていけるという環境作りもすごく大事になってきますね。

早速、次回からママが『調整力』を養うために、必要なスキルのお話をしていきたいと思います。

すくすくと子どもが育って「こんなはずじゃなかった」「もっとこうしてあげればよかった」と思わない子育てをしながらも、ママが楽しく仕事をして、家庭の家事もやりくりできる。
これがママが一番満たされることではないかと思います。それを進めていけるようなお話をこれからしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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