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対応力は、経験でのみ育まれる

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

私は保育園を運営していますが、そこでは日々さまざまなアクシデントが起こっています。園児も、保護者も、保育者も人です。家庭で体調を崩す人がいるように、保育園でも園児数分、スタッフ数分巻き起こっています。

人がすべての職場なので、それは仕方がないことなのです。最初の頃はそれに振り回されて、メンタルも落ち込んだり、パニックになってしまったりとかしていたのですが、今では調整をしながら、気持ちも落ち込まずに対応して、スムーズにリカバーするということができるようになりました。

自分の経験からも、物事やストレスに対する対応力を培うには、経験がすべてだと思っています。私が、専業主婦から経営者になったばかりの頃、周りの人生の先輩方にたくさん相談していたのですが、その中で臨機応変さやストレス対応力がある方というのは、やはり今まで仕事などでものすごく大変な経験をされている方が多いです。なのでそういったことからも、すべては経験、能力というよりも経験値で器が大きくなっていくものなのだと学びました。
自分自身でも、経験値を蓄えれば蓄えるほど動揺しなくなり、どんなことにでも対応できるようになっていくんだなと身をもって感じています。

そうなると一度起きたことに対処することが、できるようになるのは当たり前なのですが、初めて起きることにも対応できるようになっていくんです。考え方というのは常に一貫しているもの。リスクをどう最小限にして被害を食い止めるか、それを乗り越えて、いかにマイナスになった部分をリカバーするかだけなので、それが分かるとどんなことにでも対応できるようになります。

それは子どもも一緒だと思っています。子どもたちも、あまりそういった経験がない子は、何か起きた時に乗り越える力がない。ママがあまりサポートしすぎずに、いろんなことが身の回りで経験できて、そこに対応するということが経験できた子は、すごく乗り越える力があったりします。

なので、2022年はキャリア教育、自立するための力ですが、これについてお話していきたいと思っています。その際にもそうした話ができたらと思っています。

2021年は、時間管理の年でした。おかげさまで12月末に最後の時間管理講座を迎え、受講生の皆さんの1年間のふりかえりを聞きました。皆さん本当に対応力がついて、調整ができるようになっていました。

このnoteは今「調整力」をテーマに書いていますが、講座では時間管理や考え方を教えていたので、皆さんどんどん調整ができるようになって、自分の体調であれ、周りの現象であれ、どんなことが起きても対応できる力が身についていきました。すごく嬉しかったです。

なのでこの1年間は、本業ももちろんありますが、時間管理の年だったなと思っていて、走りぬいたなと思います。私自身もとても学びが深く、だからこそその次のステップとしてキャリア教育をやろうというきっかけにもなったので、感慨深い年でした。

皆さんもこれまでやってきた経験、決して無駄なことは何一つありません。必ず身についていますので、自分自身をいたわり、次に進んでいって頂けたらと思います。

立ち向かっていくことも大事なのですが、調整力の要として自分自身を振り返ったり褒めてあげたりすることも大事なんですね。自分が潰れてしまわないということが最優先なので、きちんとやってきたことをほめてあげて、次の一歩に生かしてくださいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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