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過去に宿る永遠の価値:誰も奪えない経験の力

今日は「過去」というのがキーワード🔑となります。
最近の私のブームである、浜崎あゆみの歌詞で気になるフレーズがありました。
「Duty」というアルバム💿の表題曲👇です。

誰もが探して 欲しがっているもの
「それ」はいつかの 未来にあると
僕も皆も 思い込んでいるよね

なのにねまさか過去にあるだなんて

一体どれ程の人間気付けるだろう
予想もつかない

浜崎あゆみ.(2000).Duty

占いは未来に向いてるものだし、「目標」、「ビジョン」なども未来がどうなりたいか❔を注目したりします。
ですが、最近の私の記事は "過去" に注目しているものを結構 書いてるので、今のスタイルの原点と、「過去」というものを考察し、交えて書きます。



ヘルスプロモーションとの出会い

当時「ヘルスプロモーション」という言葉と、その概念を取り入れたクリニックに強烈に惹かれていました✨
(約20年近く前)


ヘルスプロモーションは、簡単に言いうと
「自分自身の健康を考え、自ら健康をプロデュースする」
患者さんは症状があり病院に行く🏥、処置をする、薬を処方💊する、手術をする必要があります。ただ歯科の場合は、慢性疾患を扱うところであります。
なので、患者さんがお口の健康を維持、身体が健康になるための医療従事者は、サポート的な役割をするというものです。

「CHP研究会」という勉強会で

今の院長が、ヘルスプロモーションの歯科医院を既に実践している代表の先生(師匠)のもとに、大阪に行ってたということで
私もその勉強会の東京🗼の方で参加⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
カウンセリングや、コーチングを学ぶ場でもあります。

CHPの勉強会の課題図書📄✍がなんと‼️(@_@;)
「夜と霧」だったんです。(歯科治療ではない本)

フランクルは、人生を意味で満たす「3つの価値」(創造価値、体験価値、態度価値)を提唱しました。
フランクルが、「過去」は宝ものになるということについて、人生を砂時計に譬えて説明しました。

砂時計の上の部分には、まだこれからの未来があります。それは、これから起こることです。

そこには砂時計の狭い部分をすり抜けて下へ流れ落ちる砂が入っています。

砂時計の下の部分には、すでに起きた過去があります。それは狭い部分をすでに通過してしまった砂です。
そしてこの狭い部分は現在を示しています。

V.E.フランクル.(1969).Der Wille zum Sinn

砂時計で例えているの素敵✨ですよね。
どんな形で、どんな色の砂が1つ1つ落ちていくのか みんなが違う。過去は宝物になる。

図にしてみました!


過去のデータや論文、そして滅びた文明も、私達に重要な手がかりを教えてくれる。

「初診カウンセリング」
患者さんと適切な対話をする能力であり、患者の病の物語を丸ごと傾聴します。

慢性疾患の原因は「過去」にあるんです😷
過去を遡って頂く場合もあります😱😱

歯を失って気づいた、この状態になる前に歯を大切にしておけば良かったと「過去を悔やむ」という人もいますが、
"過去に何があったのかを知る" ことは、治療では重要な手がかりになるのですよね。
患者さんを理解すると共に、治療の第一歩となります。



過去こそ1番大切で確実なもの


「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」
わたしたちが過去の充実した生活のなか、
豊かな経験のなかで実現し、心の宝物としていることは、なにもだれも奪えないのだ。
そして、わたしたちが経験したことだけでなく、わたしたちがなしたことも、わたしたちが苦しんだことも、すべては現実のなかへ救いあげられている。
それらもいつかは過去のものとなるのだが、まさに過去のなかで、永遠に保存されるのだ。

V.E.フランクル.(1946).夜と霧.P138

この一文がですね。
浜崎あゆみの歌詞にある
"誰もが探して 欲しがっているもの"
「それ」とは何か? 一部では「永遠」のことではないかという考察がある\
(●°ω°●)/
そしてラジオ📻か、雑誌でMAX松浦氏と
「永遠は未来じゃなくて過去にある。」と言ってたらしい。

すごい👏(ヾ(ヽ0Д0)ェエエ工ー!!
フランクルの言ってることと、めっちゃリンク🔗してますよ((((;゚Д゚)))))))アワワワ
曲の続きの歌詞↓↓↓

そうだね もう少し 噛み砕いてみて
伝えたなら「それ」は記憶を
ただ繋げて並べただけって事になるよね
だとしたなら 誰もが皆

知らないにウチに手にして
いるのだろうから
気づいて欲しいよ

浜崎あゆみ.(2000).Duty

今回のまとめ
過去は、未来に繋がる重要な手がかりを教えてくれるだけでなく、自分の過去の経験が永遠の宝物💎


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