香港への旅① たまごの輸出に挑戦した話!
昨晩、4日間の行程を終え、香港から日本に戻りました。愛鶏園は2年前から香港へのたまごの輸出をしていますが、今回の旅の目的は以下。
愛鶏園から香港のスーパーマーケットへの物流を自分達の目で確認すること。製品の品質を直に確認すること。
現地のパートナーと直接会い、今までの感謝を伝えること。お互いに成功を称え合うこと。そして更なるパートナーシップの強化を行うこと。
香港のこと、香港人のこと、香港の市場のことをもっと知ること。
2年前、香港での日本のたまごの需要の高まりを受けて、引き合いを頂きました。新しい販売チャネルを模索していた私達は、輸出という新しい『挑戦』を始めました。長距離輸送、温度管理、貿易業務、鳥インフルエンザ発生時の緊急対応、原発風評被害対応などなど、多くの困難を乗り越え、やっと安定供給段階に入ってきたところです。この2年間、日本国内、そして、現地のパートナーの大きなサポートを受け、私達愛鶏園のスタッフは懸命に努力しこの大業を成してくれました。私は愛鶏園の仲間を本当に誇りに思っています。
4日前、香港のホテルに着いてすぐに近くのスーパーマーケットへたち寄りました。そして偶然にも、私達が日本で製造した商品が置いてあり、それを観たとき、私は心の底から湧き上がるような感動を受けました。愛鶏園の仲間に『みんなが頑張って生産製造している商品が2900kmも遠く離れた香港のスーパーマーケットの棚に並んでいるよ!』とすぐにでも伝えたいという衝動にも駆られました。
97年前創業者齋藤虎松は、庶民にはまったく手の届かなかった栄養豊かなたまごを誰でも食べられるようにしたいと創業を決意しました。そして私達愛鶏園のメンバーは、日本の養鶏家の一員として、現在日本でこの目標をほぼ達成しつつあります。そして、今、日本を飛び越え世界への一歩を踏み出し始めたと思うと、心が踊ります。香港と香港の人に貢献できることを嬉しく思います。
今後何回かに分けて香港の旅についてブログで話していきたいと思います。