香港への旅③ 香港人は日本の食が大好き
今回の旅では、香港中のたまご売り場を訪ねました。
街を歩いていると至るところにスーパーマケットがありました。大型のモールを訪ねると、1つのモールの中に大型スーパーマーケットが複数あるのが印象的でした(日本では1つのモールに1つのスーパーマーケットの印象あり)。スーパーマーケットの規模は日本よりも大きく、商品の品ぞろえも充実している印象を受けました。ディスプレーも鮮やかであったと感じました。お客様も常に多く活気づいていました。市場が成長していて元気がある印象を受けました。私が一番驚いたのが、日本の商品が多いことでした。ありとあらゆる食材で日本の商品は花形でした。価格も他の国の商品と比べ明らかに高かったです。
香港のパートナーは教えてくれました。『香港人は日本の食品が大好きです。安全性と品質に絶対の信頼を持っています。だから高くても買うのです。』まさにジャパンブランドなのだと感じました。
たまごも例外ではありませんでした。食品輸入国である香港のたまごの棚には、日本をはじめ、アメリカ、中国、タイ、オーストラリア、韓国などの商品が置いてあり、品質の評価はやはり日本が一番高いとのことでした。日本のたまごは船で最短10日間で届くのに対し、中国は陸送で4日間で届きます。それでも日本の品質が一番だと彼らは言います。
改めて日本のものづくりの強さを感じるとともに、それが愛鶏園の最大の強みであり、 香港のお客様とパートナーに貢献できる道具であるとしみじみ感じました。
今回の旅で20以上のスーパーマーケットを訪ねましたが、その他にも『街市(ガイシー)』も訪ねました。街市は生鮮食品の市場で、所狭しと並んでいるお店には、肉、魚、卵、野菜、果物などの食材から、生活雑貨までが山積みされて売られています。食を大切にする香港人の生活には欠かせない存在で、大きな団地や居住区の近くには必ずあり、新鮮さと安さで香港人の胃袋を支えているとのことでした。パートナーによると食品の70%が『街市』で、30%がスーパーマーケットで買い物されるとのことでした。『街市』のたまごはざっと観て中国産が多かったのが印象的でした。やはり価格を抑えるためなのだと感じました。あまり衛生的ではない印象をうけました。
日本の食材は、食材の価格ピラミットの中では、上位30%の位置づけで販売されていました。そして今後その市場は伸びていくとのことでした。彼らが求めるかぎり、しっかりそのリクエストに対応していきたいと考えています。
今回の旅ですこし香港のことがわかった気がして嬉しくなりました。