リモートワーク。岐路に立ってますね

2021年、早くも企業はリモートワークの岐路に立っている。

先日のNews Picksの記事でバーンアウトが増えてるとの特集があった。

意訳、要約するとリモートワーク環境が大きく影響してバーンアウトに繋がってるとのこと。

ここで考えたいのは、いつまでこの環境を良しとするのか、どの程度ならば良しとするのか、バランスはどうするのか?
という事だ。
最初に述べておくとここへの回答はまだない。

その上で改めて問題のポイントと解決の方向性を示すと、以下の通りかと感じる。

まず、多くの企業では、「従業員の働きやすさ」を考慮してリモートワークを継続させるとか、「リモートワークがなくなることでのモチベーションへの影響」から継続させるとしてる会社もある。

この話は分かるものの、組織の中での人のやる気を引き出すための片方の議論しかしておらず、もう一方の話が抜けていると感じる。
これが問題のポイント。

そして解決の方向性への示唆を出すためには改めて原点にもどる必要があると考える。
すなわち、動機付け・衛生理論だ。

結局、この理論に当てはめ考えると、リモートワーク環境をつくることはマイナスのモチベーションをゼロにするための最低の条件を整えてあげる事であり、衛生要因に働きかけているだけで、動機付け要因には働きかけない。

その要因に働きかけるには別の要素が必要なのだ。

それは、良い人間関係や相互の承認、本人の仕事でのやりがいや達成感など。

これらを濃密につくれないからこそバーンアウトになるし、つくる必要があるのである。

で、これらの要因に濃密に働きかけるには、20人単位での自然発生的なコミュニケーションが生まれる環境を作らねばならず、それはいまのところリアルで働く事の方が効果的である。

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こんな事を踏まえながどうバランスとり何を取り組んで行くのか真剣に考える岐路に立っていると考える。

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