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地球のことを考えるきっかけになった日

4月22日の「アースデイ」をきっかけに気付かされたことを忘れないように。
私は現在、「地球規模の社会課題に取り組む」と掲げている学部、ゼミに所属をしている。そしてそこで様々な現状を学んだり、発信を行なったりしている。そのため、地球環境に寄り添った生活をしていると思い込んでいた。
しかし、アースデイをきっかけに、生活を振り返ると大きく3つ改善できる部分があると考えたので、ここに残したい。

研究室ペットボトル問題

まず、研究室に大量に置かれているペットボトル問題である。
研究室には、生徒がいつでも飲めるようにと大量のペットボトル飲料を教授が置いてくださっている。環境に配慮の意をこめて、基本的にラベルレスの飲料が置かれているが、改善の余地があるのではないか。
現在大学内には、水筒の中身を補充できる機械が至る所にある。つい最近設置されたものだ。研究室内のペットボトル飲料を廃止し、マグカップを置いておくことで生徒がいつでも水分補給をできるのではないだろうか。(経費削減にも繋がるし、、、、)

生ゴミ臭問題

次に、生ゴミ廃棄問題である。普段よく料理をするが、その上で一番厄介なのが、生ゴミである。一人暮らしのアパートでゴミを出すことができるのは週に2回。ゴミ出しの日まで、匂いが出ないように私は生ゴミを直接入れた袋をいつも2重に縛り、その上で大きいゴミ袋も2重にしている。つまり、生ゴミ1回出すのに、プラスチックの袋を4枚使う。(使いすぎ、でも夏場は臭くなるから、、、💦)今回アースデイを迎える前にたくさんの記事を見ている中でとてもいい案があったため採用した。
それは、冷凍庫保存である。生ゴミの中身は、剥いた野菜の皮であったり、魚の使わない部分などが主である。つまり、冷蔵庫から出して使った直後はまだ「食べ物」なわけだ。それをまとめて1枚の袋に入れて、ごみ収集日まで冷凍しておく。ゴミを出す直前にゴミ袋に入れる。画期的な解決策であると感じ、実践した。
結果としては、とてもいい。一人暮らしなので、冷凍庫のスペースには限りがある。そのため、極力生ゴミを減らそうとする。そして、キムチが入っていたパックなどは洗えば匂いがなくなるため、ゴミがとても綺麗になった。
今年の夏は、ゴミの匂いに悩まされることがなくなると思うととても嬉しくなった。

企業ゴミ問題

最後は、企業ゴミ問題である。私は現在、化粧品販売店でアルバイトをしている。そこで出るゴミの量は、本当に、本当に、個人の努力が水の泡になるような多さである。化粧品一個に対して、通常の商品パッケージに加えて傷を防ぐためのビニールカバー、仕切りの段ボール、大きな段ボールを使用している。そして、入荷作業が終わったら商品以外のものは全て捨てている。そのため、館のゴミ置き場は、新品のように綺麗な段ボールが本当に大量にある。マルイ、イオン、ららぽーと、オーパ、ルミネ、モディ、その他デパート、例外なく、である。
消費者の手元に届くまでに商品を傷つけないためであることは百も承知であるが、それにしても過剰包装である。リサイクルをするか、オリコンを使用しても良いのではないだろうか。
店頭でお客さんにレジ袋を渡すかどうかで変わるようなものではない量のゴミを見て本当に毎回思う。(なんならお客さんに渡すレジ袋は自宅でゴミ袋として再利用されることがほとんどだし、、、)
とにかく、企業が出すゴミの量だけは本当に今後どうにかして減らしていきたいと思っています。

ゼミ生が取り組んでいること

以上3つが今回のアースデイをきっかけに自分が変えたい・変えた点であったが、ゼミ生向けにアンケートを実施したら他にも面白い取り組みをたくさん知ることができた。
資源を大切にするためにノートをipadでとる、水筒を持ち歩く、などの半無意識の行動から、お肉は月に2回しか食べない、エアコンをつけないなど意識的に行動をしている意見が出た。
ゼミ生が注目しており、面白いと思った企業の取り組みもあったので以下紹介。↓
『最近注目している環境のための消費財トレンドはペットボトルから、アルミ缶に切り替えに着手していることだ。飲料全般のボトルを、日本国内リサイクル率が97.9%と高い、循環型資源であるアルミ素材に切り替えることで持続可能な社会が実現すると考える。またアルミ缶はペットボトルよりも賞味期限が長くなり、フードロスが抑えられる社会課題の解決の役割を果たしていると考える。 このトレンドは5年後の社会において、アルミ缶が当たり前というパッケージのイノベーションを起こすと考える。またアルミ缶を使用する幅は食品だけでなく、化粧品業界、日用雑貨に及ぶと考える。また現在スナック菓子やお茶の袋などに用いられるアルミ蒸着袋は高い気体遮断性能と光を遮断することができる。そのためプラスチックからアルミ素材へのパッケージに切り替えるトレンドはパッケージの新しい当たり前を構築し、持続可能な社会の実現に繋がると考える。』

終わりに

皆様もアースデイをきっかけに地球のことを考えられたら嬉しい。
自分が変わるだけではどうにもならない、自分が生きているうちは関係ない、そんな悲しいことを言わずに、来年はより多くの人に考えてもらうことのできる日にしたい。

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