脱ニート(高校編)
この子は失敗したと弟に向かって言った母の様には、絶対なりたくなかった。
私は意地になって、手がかりを探した。
私が学生だった頃とは時代が大きく変わった。
子供達は、携帯を持ちlineでグループを作り、他校とケンカする。
子供と話、友達から話を聞き、本を読み、学校の先生に相談しながら、考えを纏めていった。
思春期、反抗期は、どの時代も子供の内面は変わらないのかと思った。
親から巣立つ時が来る。
親と子が距離を置く時。
考えを代える必要があった。
べったりする距離。守るために近かった距離。
それを一人の人間としての距離に変える。
一人の人間として、認める。
見守る距離。目は決して離さない。
人間として、道を外した時に助けるのみ。
ある程度考えが纏まった頃、高校の推薦受験に失敗した。先生や友達から、アドバイスを貰っていたにも関わらず、無視した結果。
感情は出さない。 助けを出す。
どうしてこうなったのかを気付かせる。
次にどうすれば良いか考えさせる。
諦めるのか、諦めないのか。
諦めないなら、一般入試にチャレンジしてみてはどうかと提案する。
無事に合格した。
一般入試難しかったと思う、やれば出来る。
お金は、無駄にしたけど、本人はやれば出来るんだと自信は手に入れたようだ。
ついつい、親は学校のランクとか気にしてしまうが、親のエゴや見栄は、置いていく。
この脱ニートは、突然書かなきゃと思いたって書き出しました。
下の子供の番が来たので、纏めてます。
性格が違うので、同じとはいかないような気がするので(^-^;
育児書通りいかないのと同じで、それぞれの子供に
応じて対応が必要かと思われ
ただ人間として対応する姿勢は、変わらない。
次は、高校卒業後を纏めます。