自分の中の"当たり前"
故障をしている時ほど時間に追われていたり、何かしなくては…という気持ちになるのは私だけなのかな。
ふとそう思った時に、強豪校や強いチームに所属したことのある人(している人)はこういう思考が少なからずあるのでは、と思いました。
周りから遅れを取りたくない、
走れていないことへの罪悪感、
没頭できることへの安心感を求めて…
私の場合、大学時代は特にそう言う意識が強かったように思います。
走れている人よりせめて量は負けないようにと補強トレーニング、バイクや水泳に時間を費やしました。
集合のある練習には準備やグランド整備をするために早めに行き、終わりは決めたメニューが終わっても走れている部員より先に上がりづらい雰囲気を感じることもありました。
また、走れていないから食事量を減らすなど食事制限をしてしまう選手も身近にいました。(これは私には無理でした、苦笑)
そうした不安を感じたり動き続けていることから、交感神経が高ぶって寝れなくなることもありました。
当時を振り返ってみると、努力することは大切だけど努力の方向性が間違っていたように思います。
怪我を治すためには、修復する時間やエネルギーが必要になります。
当然ながら、修復しようとする以上に負荷をかけてしまえば治るのに時間がかかってしまいます。
冷静に考えればわかるはずなのに、そうはいきません。
自分の中での当たり前やマインドセットを変えるのは、ずっと同じ環境•同じ刺激の中では難しいと思います。
また、自分の中の当たり前は少なからず周りの環境や人から影響を受けて形成されていくものだと思います。
だから時々当たり前を疑ったり、自分とは違った考えを持った人の当たり前に触れることって大切だと思っています。
いま私は、色んな年代や職種の方と関わることができる環境にとても感謝しています。
まだまだ未熟者ですが、成長できることは楽しいです。
これからも"自分の中の当たり前"をアップデートしていきたいです!
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