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RTA in Japan Winter 2021でSEKIROの解説した話
私です。前回ぶりですね。
夏に引き続き、RTA in JapanでSEKIROのRTAを解説しましたというお話。
カテゴリは不死断ちエンド、Immortal Severance Glitchlessとなります。
配信アーカイブ
引き受けるまで
走者として参加したイベント
2021/09/23 RTA Bootcamp vol.23
(Immortal Severance Glitchless/不死断ちエンド バグ無し)
2021/10/24 OME Speedrun
(All Memories & Beads Glitchless / 全数珠・全記憶 バグ無し)
2021/10/30 レイドRTAマラソン
(All Memories & Beads Glitchless / 全数珠・全記憶 バグ無し)
夏の開催が終わってからは、自身のTwitch配信も力を入れるようになって
トロコンの4時間半切りも目指して走っていた最中、
RTA in Japan Winter 2021の採用ゲームが発表されたわけです
12/26 - 31の期間で開催予定の『RTA in Japan Winter 2021』について、選考結果を公開しました!
— RTA in Japan (@RTAinJapan) November 6, 2021
(採用、バックアップのみ記載しています)https://t.co/IdZnMMEAqu
スケジュール発表まで、今しばらくお待ち下さい!#RTAinJapan
SEKIRO採用されてる~~~~~~!!!!(歓喜の舞い)
って思ったのもつかの間、スケジュール発表の翌日くらいに解説のお声がけをいただいた次第です。
夏の修羅は個人的に反省点も多く、リベンジも兼ねて喜んで引き受けることにしました。
バグなしの修羅と不死断ちって結構似通ってる部分が多くて、流石に連続採用はないかなぁと思っていたので嬉しい誤算。
準備したこと
例によって原稿です。
夏はガッチガチに話すこと決めていたのですが、今回はあえてかなりアバウトにしてみました。
夏のが見たい?こちらをどうぞ。
今回のに話を戻しまして。
夏の反省点として色々あったんですが、特に意識したことがいくつか。
喋ることを決めすぎてて、咄嗟の対応が難しい。
量が多くて早口なのに、発声が浅くて聞き取りづらい
前後のトーク長すぎ
特にこの3点が心残りで。
ここをなんとかしよう、というのをまずは念頭に置いて組み立てました。
特に1点目、不死断ちは修羅以上に運要素が多くてですね…
梟のハメ、桜竜の行動などは事故りやすいポイントですし
ガッチガチに決めるよりは、重要な要素をリストアップしておいて流れでいい感じに喋った方がわかりやすいんじゃないかな、と。
幸い不死断ちは修羅より走った経験が多かったこともあり、攻めでも安定でもチャートやアイテムの場所は一通り頭に入っていましたので。
それに今回もノンストップトークとか喉が死ぬぅ!!!
2点目は話す内容をリスト化して決めすぎないことで、自然と解決するかなと思って特に考えすぎず。3点目はそのままですね。
リハーサル1回目と想定ターゲット
ある程度要素をざっくり組んだ上で、12月半ばくらいに1回目のリハーサル
ここが色々と酷くてですね…
どれくらいの理解度の人を想定するか、というのを考えていなかった結果、何をどこでどれくらいの解像度の説明をするか、というのが全く決められず
特に録画はしていないんですが、多分聞き返したら死にたくなるレベルの支離滅裂さでした。
ということで、一旦ターゲットをきっちり絞ってみることに。しばぉさんからも、基本的なストーリーよりRTA的な技術に注力したいとの要望もあり。
主要ターゲット:既プレイ
次点:未プレイだけどRTA含めて動画は視聴済み
に向けて、最新の不死断ちRTAを説明する、ということで再考しました。
イベント採用頻度の低い不死断ちエンドを見せる貴重な機会ですからね。
動画と原稿とリハーサル
具体的に何をどういう流れで説明するか悩んだ結果、解説動画を作ることにしました。
ちょうどトロコンRTAの動画を並行して作っていたので、編集用の素材とか設定はそのまんま使い回せることに気付いてしまって。それじゃあ走ればいいじゃん!ってことでサクッと。
でもこのおかげで、「どこで何をどれくらい話すか」というのが客観的に把握できた感があります。
自分でリアルタイムに喋って録音チェックする方法もありますが、専門職ではない人間のトークなんて間違えたり噛んだりでコロコロ内容変わるし、推敲するにはちょっと向いてないかなぁと思っていて。
それならTTS音声解説で文章を推敲しながら尺とか密度とか調整するのが、自分にはちょうどいいというのが今回の発見でした。
作った動画を元にして解説原稿を修正、2回目のリハーサルに臨みました。
動画の内容を元にして調整しながら話したところ、尺や内容も予想通りいい感じに。
あとは最初と最後の挨拶部分だけ、最後まで文章組み直してました。
当日
『Sekiro: Shadows Die Twice』のカテゴリー「不死断ちバグ無し」RTA
— RTA in Japan (@RTAinJapan) December 29, 2021
走者のsiva_xoさん、解説の相原みずきさん(@mizuki_aihr)、お疲れさまでした。
クリアタイムは1:01:16でした。
本番の魔物に苦しみましたが、ナイスランでした!
配信はこちらから⇒https://t.co/iSbmGPKZXj#RTAinJapan pic.twitter.com/KVCm8U43t6
いやぁ破戒僧は強敵でしたね……
これは完全に結果論なんですが、大手門まで戻って蛇谷の種鳴らし×5を取るよう提案するべきだったかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1641563962818-fF708QflYA.jpg?width=1200)
移動自体が相当にロスなこともあって当日は言わなかったんですが、数万人が見ている中で破戒僧ミスって、その後あのクッソ強いのとガチらないといけないって状況の厳しさは同じ走者として想像するべきだったし、そこで咄嗟に対応できなかったのは解説としての不手際かなと思ってます。
本番前、ヘッドホンしてるのであまりこちらの声は聞こえないとは伺っていたので、まぁ聞こえてないだろうなと思いつつ灰の場所とか言ってたんですけど。もう少し強引に割り込んででも伝えるべきだったなぁと反省。
個人的に、こういうときにサポートできてこその解説だと思っているので。
でもそこからはしっかり立て直して、梟以降はスムーズに進んだのが本当によかったです。桜竜も前半は理想的なパターンを引けたので、本体殴りをしっかり見せられて嬉しかったですね。開幕下段からの吹き飛ばしとかの最悪なパターン出されることもあるので…
チャットもツイッターも色々見てますが、特に桜竜はやはり反応が大きくて嬉しい限り。あんなん見つける人どういう視点持ってるんでしょうね???
![](https://assets.st-note.com/img/1641564612886-alBhUi9Mk2.jpg?width=1200)
本番を終えて
いやお前噛みすぎでは…?
ってのはまぁ全体的に思いました。そうです噛み噛みですすみません。
咄嗟のアドリブで喋るの本当に苦手なんですよ。最近Twitchで配信するようになって少しはマシになりましたけど、相変わらず喋りが下手。台本決めといて読むだけならなんとかなるんですけどね…
一応ある程度事故ったとき用にリカバリ用トークは考えていたので、神ふぶきの話とか体幹の話とか、幻影破戒僧の霧烏忍殺とか色々お話できたのはよかったかなと思います。比較的その辺は落ち着いてお話できたところは褒めてもいいかな。
ちなみに解説中に触れた幻影破戒僧の霧がらす忍殺、成功するとこんな感じになります。通常プレイでも面白いのでやってみてください pic.twitter.com/PIeNAiRGqB
— 相原みずき@RTAinJapan|12/29 13時頃~SEKIRO解説 (@mizuki_aihr) December 29, 2021
リカバリ用の神ふぶきトークの中で、
・最終弦ちゃんの不死斬り、神ふぶきエンチャしてれば貫通なしで弾き可能
・獅子猿の咆哮時に神ふぶき掛けて攻撃すると、咆哮ダメを若干軽減可能
とかの話はしたかったけど、破戒僧段階で先のボスの話してもな~と思ってカットしました。獅子猿の咆哮ダメ軽減については、同じくトロコン走者のまれい兄貴が解説してくれてたのでそちらをどうぞ。
色々大変ではありましたが、やっぱり面白いゲームですし、これで走者とまでは言わずともプレイヤーが増えたらいいなぁというところです。
夏のときもそうですが、買いました!みたいな方がいたりするのは本当に嬉しいものですね。
ELDEN RINGまでは葦名で死にましょう!!!
今後のこととか
とりあえずは今投稿しているトロコンRTAの解説を完結させます。
あと4本、折返しは過ぎてます。がんばります。
そしてここでイベントのお知らせ。
目隠しSEKIRO修羅エンド
えっ……何それは……(怖気)
ということで、日本時間2022年1月16日朝8時頃のAGDQ2022にて
【SEKIRO Blindfolded Any%(目隠し修羅エンド)】が走られます。
走者は現状のWR保持者でもあるMitchriz兄貴
修羅エンドを専門に走っている最上位勢であり、SRCモデレーターとかスキップ技の解説動画とかやってくれてます。いつもありがとうございます。
AGDQは海外イベントなので当然全部英語……!なんですが、RTA in Japanの理事でもあるNakaさんが立ち上げたJapanese Restreamにて、公認の全編日本語ミラー配信が実施されます。
AGDQ2022日本語ミラー配信のスタッフ・解説ボランティアを募集しております。
— JapaneseRestream (@JapanRestream) December 5, 2021
詳細は各フォームの説明欄を御覧ください。
📄ボランティア応募フォームhttps://t.co/p62aaWCSwX
📄解説応募フォームhttps://t.co/qqm9pZpY0G
📆日本語翻訳スケジュールhttps://t.co/oD24lLpkus pic.twitter.com/H3XCg9oOe3
タイトルによって日本語解説があったりなかったりするんですが、今回はこちらで目隠しSEKIROの解説を担当します。
2時間以上の走りになるので、今までに比べると比較的ゆったりお話できるのではないかなと思ってはいます。一応。
他のタイトルも多数あるので、気になる作品があればぜひご覧ください。
あとは最近、またTwitchでSEKIROとか走ったりしてますのでよろしければ。
最近はカンスト周回に鐘苦難まで盛った最高難易度の全ボスやってます。
でもエルデンまでにダクソやりたいのでそっちも並行してやるかも。
今年はTwitchにも本腰入れて取り組みたいですね。頑張っていきます。
っていうかイベントのときしかnote書いてないのどうかと思うんですけど、別に普段から書くことがあるかというと…っていうのがこう、ね…
なんか書くことあったらまた更新します。ではまた配信か動画でお会いしましょう。
(noteさん、Twitchも埋め込みでサムネとか出してくれると嬉しいなぁ)