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【コンサルタントの仕事術#18】完璧を目指すほど、仕事は遅くなる?
みなさん、こんにちは。業務改革コンサルタントの相原秀哉です。
「完璧」って素晴らしい言葉ですよね。でも、仕事で完璧を追求することが、実は生産性を下げているかもしれないって知っていましたか?
「えっ、そんなはずない!」と思う人もいるでしょう。でも、実際のところ、完璧主義は思わぬ落とし穴になっているんです。今日は、コンサルタントとして実践している"8割主義"についてお話しします。これを知れば、あなたの仕事の速度と質が劇的に変わるかもしれませんよ。
完璧主義の罠:知らずに陥っていませんか?
完璧主義には、実はこんな落とし穴があります。
変化のスピードについていけない
今の時代、技術革新のスピードは目まぐるしいです。完璧を目指してじっくり時間をかけていると、その間に世の中が変わってしまい、せっかく完成させた仕事が時代遅れになってしまうかもしれません。
チャンスを逃す
「もう少し良くしてから」と完璧を目指すあまり、ビジネスチャンスを逃してしまうことがあります。特に新しい分野では、早く市場に出て顧客の反応を見ることの方が大切な場合が多いんです。
ストレスが溜まる
常に100%を目指すのは、大きな精神的プレッシャーになります。これが続くと、バーンアウトや心身の不調につながる可能性があります。
周囲との軋轢が生まれる
自分だけでなく、周囲にも完璧を求めてしまうと、チームの雰囲気が悪くなったり、人間関係にストレスが生まれたりします。
"8割主義"のススメ:コンサルが実践する効率的な仕事術
では、完璧主義に代わって何を目指せばいいのでしょうか?それが"8割主義"です。これは、仕事の質を8割くらいに抑え、その代わりスピードを上げる考え方です。
まずは形にする
アイデアや企画は、まず8割くらいの完成度で形にしましょう。完璧を目指すよりも、早く形にして周囲の反応を見ることの方が大切です。
フィードバックを活用する
8割の段階で周囲や顧客の意見を聞きます。そうすることで、本当に必要な改善点が明確になります。これは完璧主義では得られない大きなメリットです。
迅速な改善を繰り返す
フィードバックを基に素早く改善し、また意見を聞く。このサイクルを繰り返すことで、結果的に顧客満足度の高い成果物ができあがります。
80:20の法則を意識する
仕事の8割は2割の努力で達成できるという「パレートの法則」を意識しましょう。残り2割の完成度を上げるのに8割の時間がかかるなら、その時間を次の仕事に使った方が効率的です。
まとめ:8割の完成度で、より多くの成果を
いかがでしたか?完璧主義の落とし穴と、"8割主義"の考え方について理解できたでしょうか。
"8割主義"を実践することで、仕事のスピードは上がり、より多くの成果を出せるようになります。しかも、周囲のフィードバックを活用することで、結果的に顧客満足度の高い仕事ができるんです。
今日から、完璧主義を捨てて"8割主義"を試してみませんか?きっと、あなたの仕事の効率と質が同時に向上するはずです。
最後に
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