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SEASON1-6:(2021.10.31F)『粛々と種まき①』

今日は楓太とデート。彼の車で待ち合わせ場所に行き、楓太を拾ってホテルへ。

まだ会うまで顔を思い出せないけど、会ったら思い出す。そう、この人だと。

J:じゃぁ、楽しんでおいで。

彼は私達をホテルへ送ってくれた後、いつも別の場所に移動して待機してくれる。楓太に対する彼のきめ細かい配慮だと思われる。

A:純さん、あえて移動しなくてもこの駐車場に居たらいいんじゃないでしょうか。場所変えても同じことだし。ここ日陰で過ごしやすいと思います。

J:そうか。そうだな。んじゃそうするわ。

A:じゃぁ、行ってきます。

ーーー

楓太と部屋に入った。

F:今日もよろしくね。

A:よろしお願いします。あの、突然ですが3Pしたことありますか?

F:え!?いや、ないないない。

A:彼と話したわけじゃなくて今私が思いついて話してるだけなんですけど。。3Pっていうか、彼は私が抱かれているところを見たい人で。。

F:うん、なんか聞いたことはある。

A:だから途中で呼んであげたら喜ぶかなって思ったんです。どうでしょうか。

F:ごめん、ちょっと出来そうにないかも。(汗)

A:そっか、じゃぁやめておきましょw 全然いいんです、一応聞いてみただけです。さっきここの駐車場で待ってたらって話して、思いついただけなんです。

F:ごめんね!自分は臆病だからなぁ。。

A:いえ、それが普通ですw 今はもうおなくなりになった(関係を絶った)最初のお遊びの方、その方と初めての時、3Pでした。私は、他の男性とさせたいとかそれを見たいとか意味がわからなかったけど、彼の性癖なら一か八か「してみる」と決めて。。自分がどうなるか想像つかなかったから「もし泣いても、その日はすると決めたので中断せずにしてください」と伝えました。それで、出来たけどw、恥ずかしいし疲れるし、私は3Pはすきじゃないんです。だから、むしろ断ってもらえて良かったです。

F:あはは。そっか。でもそこまで合わせようと努力するの、スゴいね。

A:いえいえ。私は関わる人みんなで率直な意見を出し合って、みんなのOKが重なる輪の中のことだけを楽しく仲良くやっていきたいんです。

F:あはは。いやー、立派だわ。すごいな~。

A:だからこの話はおしまい。じゃぁシャワーしてきますね。

ーーー

大きな窓の、明るいお風呂だった。風太が入って来た。

F:ほんとに細いね。スタイルいいなぁ。

A:そんなことないのに、でも嬉しいです。ありがとうございます。(多分、この方の中の比較対象が私の思う基準と違っていて、本当にそう思ってくれているのだろう。なんてありがたいんだろ。)

F:本当に綺麗だよ。もう出ようか。

ーーー

F:抱き心地いいなぁ。

楓太は立って抱きしめるのが好きだ。ロマンチスト…?

しばらくキスをした後、いつものように私からしようとした。

A:んんっ。。お、おっきくて口が。。動かせない。。

さっきの話が刺激的だったのかな?それはないか。

体勢を変えて愛撫してくれる。優しい人。

A:もう、入れてもいいんですよ。

F:えっ。いきなりそんな、いいの?

A:はい。だって、こんなに。。

F:じゃぁ。。

もう我慢できないといった感じで激しく攻めてきた。なんだか可愛い。

A:んっ。。好きなタイミングで、したいように出してください。

F:う、うあーっ。気持ちいいーっ。

A:わ、私もです。。あっあっ。。

最短記録ではないだろうか。5分も経ってない?楓太は素直に感情の赴くままに快感を高め、昇天した。これはこれで私は好きだ。

A:わっ。。メッチャ流れてきたww いっぱいこぼれちゃった。。

F:ごめんごめん!w 良すぎて、早すぎたw

A:いいんです、そうだと嬉しいです。

この後シャワーしてまたすぐに2回戦をした。詳細は私のメモリから消えている。でもいつも可愛い綺麗だと言って、心も満たしてくれる。多分、彼の周りの人はしあわせだろう。

帰る準備をして、彼に「これからそちらに行きます」と連絡した。

ーーー

彼の車へ向かいながら、心がはやる。

私は楓太に3Pの提案をしてからずっと、早くそのことを彼に報告したかった。今わかった。断られたけど、私がトライしようとしたことをきっと喜んでくれる。彼の嬉しそうな顔が見たい。

待ちきれないよ後半スタート。

頭の中に曲が流れた。

続きは後編にて。


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