AIFA名誉アドバイザーの平田豪成氏より、「ポストコロナの教育について思うこと」
AIFA(あいふぁ)の名誉アドバイザーの平田豪成氏からいただいた、『ポストコロナの教育について思うこと』をご紹介します。
長きに渡り数多くの教育現場をご経験され、現在まなばんば葉山代表の平田氏が考えるポストコロナの教育について、ぜひご覧ください。
奥様のマコさんの記事はこちら:家族で学びの場づくり~コミュニケーションがうまくいかなかった時こそ「ココロのイロ」を思い出して
ポストコロナの教育について思うこと
私は昭和の末から平成の末まで専門学校の教育に携わりました。専門学校は特定の職業に就くための知識・技術・態度を学ぶ学校です。昭和51年(1976年)に学校教育法に規定された学校として誕生しました。大学、短期大学と同じく高校卒業が入学条件です。
この時期、日本は高卒後の進学率が増大し、本格的な高学歴社会になっていました。
日本より一足先に大学教育の大衆化に突入していたアメリカに倣って、高卒後の進学率が同一年齢の15%以下の進学率の時はエリート教育と呼び、50%以下をマス教育、50%以上をユニバーサル教育と呼びます。
日本は平成の時代にはユニバーサル教育の段階に入っていました。
昭和、平成の職業教育体験を通じて、私はあることに気づきました。
ユニバーサル教育の段階に入って、教育のあり方が大きく変わってきているということです。
学習が主で、教育は従だということがはっきりしてきました。
どういうことかというと、学生は学びたい意欲さえあれば、(コンピュータ等)学校以外の場でも学習することができますが、学校は、学生の存在抜きではありえず、学校教育が成り立つためにはまず学生の学習意欲が不可欠です。
まず学校ありきではなく、まず学生ありきなのだということです。
だから、専門学校の教職員の仕事で一番優先順位の高いのは、専門職に必要な知識・技術・態度を教えることでなく、学生の学習意欲を引っ張り出し続けることであり、そのためには教員に、カウンセリング的なコミュニケーション力が必要でした。
学生の心に「何を、なぜ 学びたいのか」を問いかけ、学生の内なる声を受容と共感をもって聴き取るのです。恐らく大学、短大でも同様だったと思います。
平成から令和に変わり、コロナ禍が教育現場にも猛威を奮っています。コロナによって、教育現場で、学生の学習意欲を引き出すことの重要性はますます大きくなっています。リモート授業であれ、(時間も、人と人の間)も空けた対面授業であれ、一方的な知識伝達型授業ではなく、学生の声を引き出すカウンセリング的なコミュニケーションの授業が求められていると思います。
平田豪成
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