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【AIFAからの贈りもの#11】謎の呪文Yes, Andとは!?

みなさん、こんにちは。
一般社団法人アプライドインプロ協会 【通称AIFA(あいふぁ)】
ニュースレター担当の長門あいかです。
先日からAIFA認定ファシリテーター7期生の募集が始まりました。私は3期生として2020年に養成講座を受講しました。そして今は、時に受講生、時に創造部のメンバーとしてAIFAに関わっていますが、実は、私、最初はAIFAのことを少し怪しい団体だと思っていました。笑
AIFAのことを知ったのは、夫がきっかけでした。「今日はAIFAの講座の日だから」とパソコンに向かっている夫。イヤホンをつけて参加していたので、全体像は掴めないものの、意味のわからないセリフじみたような発言(今思えば、あれはインプロだった…)、Yes, Andという謎の呪文…宗教か何か?なんて思ったこともありました。笑
そんな私が、なぜ今こんなことになっているかは、長くなるのでまた別の回にお話したいと思います。
今回のニュースレターでは、なぜ私がAIFAで学ぶことになったのかはお話しませんが、AIFAにはどんな学びがあるのかを、6期生のメンバーの方に紹介していただきます。お楽しみに☆

◯目次◯
1. AIFAファシリテーター養成サロン6期生の7~8月学びの振り返り
2. なぜ体感が必要なのか?
3. 「体感して学ぶアドラー心理学研究会」のご紹介
  ※前回お知らせしていた内容から一部変更しております。申し訳ございません。
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1.AIFAファシリテーター養成サロン6期生の7~8月学びの振り返り
現在、AIFA認定プラクティショナーを目指して学びを深めている方が8名いらっしゃいます。本日はそのメンバーのうちのひかさんに、これまで学んだことについての振り返りをしていただきます!
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AIFA6期生で学んでいる神奈川在住のひかです(*^-^*)
仕事でお休みもしましたが、7月と8月の講座を振り返ってみたいと思います。
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★☆ 体感して学ぶアドラー心理学講座 ★☆彡
      (7月 全3回)
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アドラーは1870年生まれのユダヤ系オーストリア人で、フロイトやユングと並ぶ世界でも有名な心理学者です。3人とも第一次世界大戦を含むたくさんの戦争時代と、スペイン風邪によるパンデミックの時代を経験していて、100年以上前ですが今と通じる部分もあり、久しぶりに新鮮な気持ちでアドラー心理学を学びなおすことができました。
講座で印象深かった言葉は「リフレーミング」「共同体感覚」「優等感・劣等感」
そして…「勇気」☆
アドラーの「勇気」の定義は、「困難を越えて目的に進む力や意識」や「他者と協力し目的に進むことのできる能力」ですが、「他者と協力し目的に進む」という部分が今回の私には特に印象的でした。
恐れは人を攻撃的にします。
講座で考えた白雪姫のいじわるな女王様も、「年をとったおかげで…」と美貌劣化の恐れを捨てて誰かと言葉の言い換えでリフレーミングして笑いあえたら、劣等性コンプレックスに苛まれることはなかったかもしれません。またグリム童話にならずとも、『白雪姫とかわいい婆や』といった題名で、白雪姫と美味しいリンゴタルトを作って森の仲間と一緒にダンスをしているかわいいおばあちゃんの絵本になっていたかも…。

どの思いに焦点をあてるかは自分が結局決めるのですが、その決断のためにも他者とのあたたかな共同体感覚の体験は、他者を信頼し自分を理解するためにとても大切だと再認識できた時間でした。
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★☆ アイスブレイク講座 ★☆彡
   (7月~8月 全3回)
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たくさんの人と接する仕事をしていますが、私は面白いことが言えない情けない元関西人。そんな私でも、以前ひかるさんに教えていただいたアイスブレイクは、初対面の人たちをすぐに笑顔にしてくれて、今でも重宝しています。
今回の講座では「オンラインじゃんけん」「Let’s draw a mascot character」「きせかえごっこ」「みんなでお絵描き・夏の思い出」「夏の思い出からの短歌づくり」を紹介いただきました。
職場で「オンラインでは伝わらない!」と決めつける方もおられるのですが、AIFAさんの講座はオンラインでも毎回とても心地良く、理解がすすみます。まさにファシリテーターさんの心配りと場をつくる力の素晴らしさですね☆
講座にあったエイミー・エドモンソンの「心理的安全性」やアドラーの「共同体感覚」も、体験しないで机上だけで理解することは難しいものですが、AIFAさんの講座は参加することでYes, Andのマインドセットと、それらの良さを自然と体感できるようになっています。

言葉を使わずに直線を繋いでAIFAのマスコットキャラクターをみんなで描く「Let’s draw a mascot character」は、前の人の線をよく見ていないと自分の番がわからなくなりますし、次の人にわかるように線を描かないと次の人が困ってしまいます。ドキドキでしたが、みんなで力をあわせて可愛い蝶ネクタイのキャラクターが目の前に完成した時は「初めての人同士でも、言葉を使わなくても、目、耳、動きで伝え合うことってできるんだ~( *´艸`)」と感動でした。

また、「夏の思い出」はグループで言葉を使わずに絵を描くもので、作った作品が次のワークの素材にもなり、短歌にもなり、その場に参加していなくても、作品も人の思考も、どんどん「extend」して「advance」していく様子が動画から感じられました。

私は頭がかたいので、アイスブレイクやインプロは、正直なところみなさんの足をひっぱってしまうかも…と内心いつもハラハラしています。でも、そんな心配も、他の参加者さん達が上手に受け止めてくださいます。
あと、講座に参加している可愛い子供さん達(2歳~4歳くらい)のキラキラした瞳が眩しくて素敵です!
8月末の久しぶりのインプロ講座で、シェアドストーリーというグループでお話を繋ぐワークがありましたが、私はお話の最後をうまく思いつけないまま何度も中途半端にお話をつないでしまいました。でも、可愛いCちゃん(4歳の女の子)はちゃんとお話を拾ってくれて、「どうぞ~~♪♪♪」の可愛いセリフと共に毎回笑顔でお話を繋いでくれました。その豊かな発想力と表現力に感動し、私はずっとドキドキ!(*´▽`*)
AIFAのプログラムは、どれも年齢に関係なく大人も子供も一緒に楽しめ、その思いを自分の言葉で振り返り、他の参加者さんと共有できます。言語化は普段意識しない心の部分を顕在化して、自分を俯瞰しメタ認知させてくれます。メタ認知ができれば、自分の立ち位置にも気づけて、他者とも協力して前に進む力も生まれます。
それは、まさにアドラーの言う「勇気」(^^♪
「勇気」の源を体感できるプログラムだなんて本当に凄いですね!
みなさん素敵な時間をありがとうございました(*^^)v
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2. なぜ体感が必要なのか?
勉強してしばらくしてからそのことを思い出そうとしても思い出せない。また最初から本を読む…
よく分かっているつもりだったけれど、人に説明しようと思うと途中で訳が分からなくなる…
なんてことはありませんか。(なんだか記憶に良さそうなサプリとかを紹介されそうな始まり。笑)
頭の中だけで理解したつもりのものは、実は理解しきれていなかったということが多くあるのではないでしょうか。あくまで「理解したつもり」「勉強したつもり」。
そこで、体感的な学びが必要だと考える理由として、学習者の面、支援者(ファシリテーター、コーチ)の面の両方から考えたいと思います。
まずは、学習者としてのメリットとしては、体験・体感することで、できていたことに対しては自信がついたり、より向上するための指針を見つけることができ、行動に繋がるということがあります。また、できなかったことに対しても、なにが不足していたからできなかったかを振り返ることで、失敗を成功につなげることができます。
自分自身のできる・できないを実感し、客観的に分析できるようになると言えます。
実践(体験・体感)してみないと、本当に理解できているのかよく分からないということは、私たちの生活の中でもしばしばありますよね。
次に、支援者(ファシリテーター、コーチ)としてのメリットです。
支援する学習者が実践(体験、体感)することで、上記のように学習者自身が自分のできる・できないを客観視できるようになることで、支援者としても適切な寄り添いができるようになります。それにより、学習者の行動の強化につなげることができます。
このあたりのことについては、くわしくはこちらをご覧いただけると、より深く理解していただくことができます。
また、学びの場をデザインする上で、「体感」だけで終わってしまうのは非常にもったいないのです。
「体感」のあとに、対話と内省・リフレクション…と、ここでは長くなりすぎますので、この続きが気になる方は、ぜひAIFA代表樋栄ひかるのNOTEをお読みください。

3.「体感して学ぶアドラー心理学研究会」のご紹介
前回少しご紹介した「アドラー心理学研究会について」ご紹介します。
アルフレッド・アドラーは、人が幸福になるために大切な考え方を提唱しています。
アドラー心理学から提唱されている「勇気」、「タテの関係からヨコの関係」、「人生の嘘」、「優越感と劣等感」「共同体感覚」「仮想論(認知論)」「課題の分離」など、本を読まれた方は共感し、そうできたら幸福度は増すと感じている人も多いと思います。
ただ、頭で理解していても、なかなか実行にうつすためには「なにをどう変えればいいか」そしてそのために、「自身がその行動を起こせていない無意識に自身をブロックしているものを発見すること」が必要となります。
当研究会では、様々なコミュニケーションゲームをつかって体感し、そこから内省(自問自答)やリフレクションを対話することで納得に変え、それを自己や他者へのコーチングに活かす実践を経て、アドラーの提唱する人としての在り方、人との関わり方を研究します。

◆ この研究会では、以下のことを探求・研究します
● 勇気の本質
● 行動・思考のクセから自身の在り方・人との関わり方
● 優越感や劣等感が生まれる正体
● 自己の在り方を行動心理学(ココロのイロ)の観点から理解し、長所とするためのエッセンス
● 共同体感覚を生み出す仕組み
● タテの関係を生み出す仕組み
● ヨコの関係を生み出す仕組み
● 課題の分離ができるメンタルモデル
探求・研究中からの気づきや発見から、さらに探求&研究ポイントは増えるかと思います。

◆ 体感して学ぶアドラー心理学研究会 概要:
当研究会は、2022年10月よりスタートします。
毎月第2土曜日午前8時半~10時までの90分。上記のお題から、研究員たちそれぞれの関心のある分野を探求し、気づき・発見からの内省を通して、他者との関りにどんな変化が生まれたかなどを言語化し、それを研究会内で共有することをくり返します。

◆ 研究会参加条件
● 『体感して学ぶアドラー心理学講座』を受講済、または受講予定(2022年10月開催、それ以降は、2023年4月開催予定)
● Yes,Andマインドをもっている
● 智慧の共有ができる(自身の気づき・発見・学びを言語化・視覚化し、それを研究会メンバーと共有、さらなる対話に発展)
● ココロのイロ®についての基本理解がある。(こちらの動画から学んでいただけます)
● 遊び心を持っている(体感からの気づきを大切にしているので、様々なゲームを行いながら、そこからの気づきや発見を学びに変えていくため)
研究会メンバーシップ年会費は、11,000円(税込み)です。


お申し込みはこちらからお願いいたします。
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次回の予告


1.オンライン講座で使える心理的安全性を育むアイスブレイク講座のふりかえり
2.Yes, Andな授業づくり
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ぜひ、こちらから覗いてみてください。
https://www.ai-fa.org/

 

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一般社団法人アプライドインプロ協会 通称AIFA(あいふぁ)
代表 樋榮ひかる
ALOHA Newsletter担当 長門愛香
Email:aifa.yesand@gmail.com


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