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日本のとてつもない存在感を感じた地中海クルーズ旅

こんにちは、エバンス愛です。独学で英語を身につけ、9年前に独立起業。現在は大阪在住で、アメリカ人の夫とともに社会人に英語指導をしています。自己紹介はこちら。↓

私たち夫婦は2024年5月から6月にかけて、スペイン→マルタ→ギリシャ→トルコ→イタリアという航路で10泊11日のクルーズ船に乗りました。

この航路でまわりました

今回の旅行で、「日本の存在感」を感じる場面がたくさんありました。

今回訪れたスペイン、ギリシャ、イタリアなどではフレンドリーな人が多く、タクシーでも、街のお店でも、クルーズ船上でも、「どこから来たの?」とよく聞かれました。そして「日本」と答えると、相手の反応がすごいんです。「ワオ、日本!?」と相手が驚き、そしてめちゃくちゃ笑顔になるのです。

たとえばギリシャでは、「アニメとマンガが大好き」と熱弁してくれた人が何人もいました。ちなみに、ギリシャ人は英語がうまい人が多くてびっくり。私の勝手なイメージで、暖かい国の人は英語が苦手だと思っていました。

アクロポリスの丘(アテネ)

トルコでは、トルコ人の英語ツアーガイドの女性に、「トルコと日本にはたくさん共通点があって、 トルコ人は日本のことが大好きなんです!」ってわざわざ個人的に声をかけてもらいました。

お店に入って「どこから来た」と店主のおじさんに聞かれ、日本出身だと答えると、満面の笑みで得意げに「モッテケドロボー!!」と言われたり。そんな日本語、日本でも聞いたことない(笑)

トルコのエフェソス遺跡


「エルトゥールル号事件」ってご存知ですか?

1890年(当時日本は明治時代)、和歌山の串本町沖でトルコの船が暴風雨で座礁したのですが、串本町の住民が必死に救出活動をしたそうです。

そして、約100年後の1985年。その時の恩返しにと、イラン・イラク戦争でイラン脱出が困難になった在留邦人を、トルコの航空機が自国民より優先して救出してくれました。

実話に基づく『海難1890』というトルコと日本の合作映画が、 Amazonプライムで見られます。

こういう両国の絆の物語がトルコの教科書に載っているそうで、トルコはとても親日の国として知られています。


トルコだけでなくどこに行っても、「日本から来た」というだけで本当に喜んでもらえたんですよね。

夫のマイクと私が一緒にいて、「どこから来たの?」と聞かれると、もちろん夫は「アメリカ」と答え、私は「日本」と答えるわけですが、「アメリカ」って言った時と「日本」って言ったときの相手の反応が、ぜんっぜん、違うんです

相手:「どこから来たの?」

夫:「アメリカです」
相手:「ああ、アメリカねー( ´_ゝ`)フーン」

私:「日本です」
相手:「ええっ!日本ーー!!(*゚O゚ *)ワオー!」

って感じです(笑)。

トルコのシリンジェという村

アメリカに対してネガティブな反応をするとかでは決してないのですが、「ふーん。ナイス」っていう軽い感じ。かたや、日本と言うと、めちゃくちゃびっくりされ、喜ばれます。

“I love Japan!!”
“I love manga and anime!!”
“I love Japanese food!!”

と、何人の人に言われたかわかりません。

あまりにも日本に対する相手の反応がいいものだから、夫もそのうち「どこから来た?」って聞かれて、「日本!」って言いはじめました(笑)。まあ、ずっと日本に住んでて日本から飛行機で来たので、間違いではないのだが。

ミコノス島(ギリシャ)

私が日本人だというだけでこれだけ喜んでもらえるのは、今、円安もあって海外(特にヨーロッパ)に、日本人観光客が全然いないという事情もあります。

ローマとかアテネとかのメジャーな場所ですら、ほんとに日本人に全然会いませんでした。お隣の韓国からは、団体ツアー客がめちゃくちゃ来てたのに。

ミコノス島

でも、ただ日本人が珍しいだけでなく、これまで先人たちが世界に愛される素晴らしい国を作ってくださり、また今も様々な分野で日本人が世界的に活躍してくださっているからです。

日本だけに住んでいると、円安、少子化・・・と暗いニュースばかり聞きますが、海外に出てみると、日本はこんなに素晴らしい国だったんだと誇らしく感じました。

私も、自分自身が日本人代表として、後の世代のために日本にさらに良い印象を与えられるような行動をしたいな、と改めて思いました。

というわけで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

クルーズ旅行、日本人英語学習者にすごくお勧めです!その理由は、以下の別館ブログ記事に書きました。あわせてどうぞ!

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