ヨーロッパ旅行で自動翻訳機を使ってみた結果
今年の5月にヨーロッパ旅行に行った時、自動翻訳機を試してみました。
私のようなブロガーや、あるいはYoutuberはよく「この商品を試してみて、よかったら媒体で紹介してください」と、商品や教材を提供してもらったりする機会があります。
実は少し前、とある有名な自動翻訳機を無償で提供していただきました。手のひらサイズの機械に向かって、日本語で話しかけたら指定の言語に翻訳してくれ、音声で出力してくれるやつです。
ドラえもんの道具に「ほんにゃくこんにゃく」があるように、自動翻訳機って、多くの人が「さぞかし便利なんだろう」と憧れる機械ですよね。
また、英語学習者にとっては、「これから自動翻訳機が何でも通訳してくれる時代になるのに、英語なんて勉強する意味あるのか」と悩ませる代物でもあります。
なので、どんなもんかと、旅行に持って行ってチェコで実際に使ってみたというのが、今回の話です。
自動翻訳機を一回目に使ってみたのは、チェコのチェスキークルムロフのスーパーで。
肉の量り売りのコーナーに行って、美人の店員さんに英語で話しかけたら、
“I don’t understand English!”(英語はわかりません)
って、めっちゃスラスラな英語で答えられてしまいました(苦笑)。
なので、「これは自動翻訳機の出番だ!」と思い、カバンから取り出して「どれがお勧めですか?」と音声入力し、翻訳されたチェコ語音声を聞かせました。
すると、この写真のハムを指さしたので、「100グラムください」とまた音声入力して、聞いてもらって。
さて、無事に買い物はできたし、お勧めしてもらったハムはめっちゃおいしかったです。
でも、店員さんに機械の音声を聞かせている光景が、我ながらなんとも滑稽というか、冷たい機械的な音声が、興ざめするというか・・・
こういう光景が当たり前になったら何とも思わなくなるかもしれませんが、私は、「ああ、下手でもいいからちゃんと自分の言葉で言えたらいいな」と、むしろ思ってしまいました。
あとは、ミクロフ城の博物館で、熱心に説明してくれた親切なマダムがいたのですが、チェコ語はわからないって言ってるのに一生懸命、ゆっくり、チェコ語で話されて。
こっちはさっぱり分かってないし、そう意思表示もしているのに、そんなことはお構いなしで長々と話し続けるマダム。
なので、マダムに自動翻訳機を向けてみました。
すると、自分の口元に向けられた機械の画面を見て、「これ何なの?私はこういう機械のことはわからないわ」という仕草をするマダム。
「どうぞ、そのまま話してください」と音声入力して、それを聞かせても「何を話せばいいの?」と、怪訝な顔をされ。
いや、さっきの調子でそのまま話してくれればいいんだってば・・・(;・∀・)
という肝心なところが伝えられず、結局、そのマダムとはコミュニケーション取れませんでした(苦笑)
※このマダムについては、以下のブログ記事に書きました。
オーストリア国境近くの隠れたワインの名産地・ミクロフが最高だった。
そんなわけで、せっかく提供していただいた自動翻訳機は私にとっては微妙だったので、メールやブログでご紹介するには至りませんでした。
ただ、google翻訳アプリの写真機能は、何かの表示が読めない時とかに、めっちゃ使えました。
google翻訳アプリが活躍した記事↓
自動翻訳機も、例えば海外での警察沙汰のトラブルだとか、絶対にコミュニケーションを取らないといけない時には、役に立つかもしれません。
でも、私が提供していただいた自動翻訳機について言えば、音声入力と出力機能を含め、google翻訳アプリでほぼ同じことができます。自動翻訳機なんてたまにしか使わないものだし、無料で使えるgoogle翻訳アプリで十分間に合うなと、個人的には感じました。(あくまで個人の意見です)
私が自動翻訳機を使ってみた結果、カタコトでもいいから、ちゃんと自分の言葉でコミュニケーションを取りたいなと、改めて思わせていただきました。その方が、人間同士の温かみが伝わり必ず、より素敵な思い出になると思うから。
それが、自動翻訳機がいくら発達しても、外国語を学ぶ意義でもあると思います。
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