小学生でもわかるGX入門(キャッサバ編)
キャッサバってなに?
キャッサバはトウダイグサ科(東大草wwwじゃないよ)の植物で、葉っぱや根っこが食べられるんだよ。トウダイグサ科の植物には、シアン化合物という毒が含まれていることがあるんだ。キャスター(ひまし油がとれる豆)もこの仲間なんだよ。キャスターの豆にはリシン(Ricin)という凄く危険な毒も含まれているんだ。
リシンってなに?
リシンはとても危険な毒なんだ。2003年に、ラスベガスのネバダ州スプリングバレーで、パチスロで有名なアルゼの岡田和生の弟の岡田友生が、自分で作ったリシンを使って自殺した事件があったんだ。この事件は日本ではあまり知られていないけど、アメリカでは大きなニュースになったんだよ。キャスターがあれば自宅でもリシンが作れるけど、 #リシン は #化学兵器 としても使われるくらい危険だから、絶対に扱わないようにしようね。ボクはアメリカに住んでいたけど、当時の日本は #サリン や #ソマン 、 #VXガス 、東海村のバケツで #濃縮ウラン なんかを作っちゃう怖い国だと思って怖かったんだよ。
キャスターの原産地
キャスターの原産地は #エチオピア なんだ。それで、 #モザンビーク にも野生のキャスターがたくさん生えているよ。モザンビークでは、 #ENI (イタリアの国立炭化水素公社)という会社が、二酸化炭素を減らすためにキャスターをいっぱい植えているんだよ。世界中の #カーボンオフセット や #カーボンクレジット のインチキについては、別の記事で詳しく書くから楽しみにしていてね。ちなみに、エンジンオイルの #CASTROL は日本では #カストロール って呼ぶけど、元々CASTORは#キャスターの豆を絞った #植物油 を #エンジンオイル として使っていたのが社名の由来なんだよ。
キャッサバの美味しい食べ方!
みんなは、2024年に世界の人口が80億人を超えたことを知ってるかな? そのうちの10億人分の食糧・エネルギー源がキャッサバなんだよ。キャッサバは、バイオ炭素資源としてイネ、トウモロコシ、コムギに次ぐ規模で、 #バイオエタノール の原料にもなるんだ。アフリカでは庭に植えれば勝手に育つけど、自給自足の分は統計に載らないから、キャッサバは世界最大の炭水化物源かもしれないんだよ。
そのうち #食料競合問題 についても詳しい記事を書くけど、トウモロコシやメイズをバイオエタノールにして燃やしちゃったら人間や家畜の食べるものが無くなってしまうんだ。だから、アメリカのバイオエタノールなんか買っちゃダメなのに、岸田文雄首相は勝手にバイデン大統領に買うって約束しちゃったんだ。
日本ではキャッサバは #タピオカ の原料として知られているけれど、茎の根元にできる塊根(イモ)は、蒸したり、茹でたり、揚げたり、粉にして炒めたりといろいろな食べ方ができるんだ。ボクは世界中のキャッサバを食べるのが趣味だけど、モザンビークの旬のキャッサバが一番美味しかったよ。モザンビークのキャッサバは、栗みたいな食感と味がしてとても美味しいんだ。
モザンビークのキャッサバの葉っぱを以下のビデオの要領で調理すると、どんな炭水化物も美味しくできる #魔法のソース ができちゃうんだ。香辛料は大蒜くらいしか使わないけど、グリーンカレーがご飯と食べても、ナンと一緒に食べても美味しいのと同じだよ。
でも、モザンビークの人たちはキャッサバを貧者の食べ物だと思っているから、お客さんに出すのは失礼だと思っているんだ。だから、ボクの好物のキャッサバは中々食べられないんだよ。モザンビークではお客様に出す高級主食の順序があって、パン、トウモロコシ、パールミレット、ソルガム、スウィートポテト、キャッサバという順序があるんだ。
キャッサバは掘らずに放置しておくと、土の中で二年くらい保存できるから、非常食みたいな扱いになっているんだ。常食ではなく、非常食として使われることが多いのも、高級品じゃない印象になっているのかもしれないね。
キャッサバの原産地
キャッサバは、南アメリカのブラジルやパラグアイあたりが原産地(種の起源)だと言われているんだ。とっても昔から、そこの人たちがキャッサバを育てて食べていたんだよ。
現在の栽培地
キャッサバは、今では南アメリカだけじゃなくて、アフリカやアジアのたくさんの国でも育てられているんだ。特に、アフリカのナイジェリアやコンゴ共和国、アジアのタイやインドネシアなどが有名な栽培地なんだよ。
キャッサバの増やし方
キャッサバは茎を30cmくらいの長さに切って土に埋めるか差すだけで育つから簡単だよ!
キャッサバの用途
キャッサバの根っこは、食べ物として使われることが多いんだ。たとえば、粉にして『タピオカパール』を作るんだよ。タピオカミルクティーに入っているもちもちの粒は、キャッサバから作られているんだ。
他にも、キャッサバの根っこを茹でたり、焼いたりしてそのまま食べることもあるんだ。また、キャッサバの粉を使ってパンやクッキーを作ることもできるんだよ。
日本の恥ずかしいキャッサバ論文
ボクはモザンビークでキャッサバの農業もやっているんだ。だけど日本には、レベルの低い学術論文がたくさんあるから、キャッサバでバイオエタノール製造は無理だって結論になって、日本の会社とお話しするのは、とても面倒なんだ。
だから、ボクは日本の企業や投資家は相手にしていないけど、起業や投資家サイドも、もっとまともな論文を読んで、ちゃんと自分でデューデリジェンスできるようにならないと、日本は #DX で失敗して #国家破綻 しちゃうよ。
以下の論文を読んで、キャッサバはダメだっていったおバカな総合商社、石油、ガス、電力会社がたくさんボクのところに相談に来たけど、この論文に書いてあることを簡単に説明すると、『キャッサバの栽培に向いていない寒い鹿児島で、しかも、土壌条件もあっていなくて、さらには、日陰で育てたので失敗しちゃった』って話だよ。そもそも、こんな論文が査読を通るとは思えないけど、まともに勉強もせずに、こんな日本語の情報で、 #ソルガム やキャッサバ農業の #環境価値 を判断しているから日本のDX事業は全部ダメなんだよ。
武智倫太郎
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