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3つの世界を片付ける

部屋(住み処)が少しずつきれいになってくると、あの辺も片付けたいなぁとかあっちも整理しておこうとかいう素晴らしい欲求がでてくる。


あちこちのそうじを進めていくステップとは別に、片付けるべき世界がいくつかあるぞということを残しておこう。

大きく分けて3つ。


①現実世界

おのれの部屋。

この世の現実空間。リアル。

床の汚れをゴシゴシ拭いたり、浴槽のカビを落としたり、もう着ない服を捨てたり、ときに家具の配置を変えたり。

そういう世界。

まず第一にここをどうにかしないとしょうがないし、実際に行動あるのみ。

手を動かすことで結果が現れる。


②精神世界

心のなか。スピリチュアル。

部屋は心を映す鏡というように、身の周りが汚れているときは大抵じぶんの心もとっ散らかっている。

しかし覚悟を決め部屋をそうじしていくと、おのずと気持ちもなんだかスッキリして落ち着いてくる。

そうするうちに過去のいやーな記憶も断ち切れたり、、

断ち切るまでいかなくても、片付いたこころの隅っこにうまくしまっておくことができる。

①と②はかなり連動している。


③非現実世界

バーチャル。簡単に言うとPC・スマホのなか。

SNS上の人間関係なんかも含まれてくるか。

私にはここがけっこう厄介で、ある意味無限にデータを置いておけるぶん、いざ大量のそれを整理しようとなるとエネルギーを使う。

容量的には残しておいてもさほど問題ないぶん、消去するのに迷いが生じる。

古き日の写真なんかは思い出に直結していたりするんで判断も難しい。

でもこれも結局不要なものをいつまでも置いておいたところで気持ちよくない。

心を無にして見切りをつけていくしかないな。


といった具合に①からはじめて、余裕がでてきた段階から、②や③をあわせておそうじしていけると、まさに心身ともに身軽になれる。

外出して人と会いづらい昨今だからこそ、思い出や人間関係について多少スマートにしておくのもいいではないか。


時間がたっぷりあるうちに、3つの世界をお片付け。

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