月経カップとムーンパンツ

ムーンパンツって知ってますか？

あ、これなんですけど

ナプキンいらない | 新しいサニタリーライフ MOON PANTS ムーンパンツ

あ、今回生理の話なんですけど。

これめっちゃいいっていう話です。

ムーンパンツについて

私は生理痛激重人間でして、生理による体調不良で１年の半分は具合悪いような人間です。夜用のナプキンが一晩で洪水起こすような量が出たりします。最近ピル飲み始めて少しずつ変えていってる感じです。

んで、その感じだと出先でもナプキンじゃ心許ないので購入したのがムーンパンツと月経カップです。

ムーンパンツとは、パンツそれ自体がナプキンの役割をしてくれる超画期的な代物でして、ナプキンによる皮膚のかぶれとかナプキンがずれて大惨事になることがないのがメリットです。

いまムーンパンツは１年くらい使っていますが、漏れたのは私が表裏を間違えて履いた時以外はなく、めっちゃ優秀です。私は経血量が多いためナプキンとの併用をしていますが（公式でも推奨してます）少ない人はこのパンツだけで大丈夫かと。ナプキン２～３枚分は吸収するそうです。

このムーンパンツ、気になる点を挙げるとしたら劣化の激しさでしょうか。使って１年ほどですが、布の端からちょっとずつ生地が剝離しています。作りがよく分からないのですが、恐らく縫っているのではなく布と布を貼り付けているみたいなので、そういう劣化の仕方をするみたいです。半年間ほどヨーロッパにいたのでその時の高温洗濯機のせいもあると思いますが、今のところパンツの性能に問題はないです。

月経カップについて

月経カップは正直１度使ったのみで使っていなかったのですが、最近リベンジしました。私はスモールサイズを購入したのですが、入れるのがしんどくて…。あとは入れたあとに出すのがとても怖かったです。意外と奥まで入るので、取り出せるのか不安でした。もし自力で取れなくなってしまった場合何科を受診すればいいのだろう…とヒヤヒヤしました。（公式の説明には自社のサポートセンターもしくは婦人科と書いてあります。）

それでも購入してよかったと思う点はこの月経カップが世界最小であること。身体の造りが似ている台湾の方が作ったという安心感。リングがついていて取り出しやすいということ。スズランの形が可愛らしいということ。

最近リベンジして使ってみたのですが、私は公式推奨のスクワットの姿勢で入れるよりも寝っ転がっての方がスムーズでした。外すときはお風呂場で身体がリラックスしてる時がやりやすかったです。出し入れさえクリアになればナプキンとパンツとの併用で外出先でも安心なので自分に合う方法をちょっと研究しようと思います。

利点としては、カップに経血が溜まるのでナプキンが蒸れずかゆくならないこと。膣内でカップが経血を受け止めるので、「あ、いまドバっと出たな…」と思うことがないことがめちゃくちゃ安心感あって快適でした。

今のところの欠点としては付け外しする場所に気を遣うことです。懸念点は、カップが一杯になったらどうなるんだろうという心配です。公式では外出先のトイレで交換する方法も記載してますが、あんまり現実的じゃないかな～とおもいます。濯ぐ工程があるので。

最初使う時はぶっちゃけめちゃくちゃ苦戦しました。「こんなん入るかよ…」って。それでも「これより大きいもの入れたことあるだろ」と自分を奮い立たせ（？）なんとか付けました。性交渉経験のない人にはもっとハードルが高いだろうな～と思いました。それでも中学生の時とかこれあったら便利だったのに～とは思います。

上手く自分の機嫌を取れるといいよね

公式サイトを見ても分かるように、とっても可愛いデザインで気分が上がります。同封されている説明書も全てわざわざ取っておくほど可愛いです。月経カップに付いてくる専用の巾着も可愛いです。生理が来る度に、女性に生まれただけでなぜこんな拷問を受けなければならないのかと苦しくなるのですが、そんな辛さや痛みに寄り添ってくれて、でも女性性を押し付けてこないデザインです。お花！キラキラ！みたいなパッケージにげんなりしてしまうタイプなので。

ムーンパンツ、月経カップについての感想でした。お値段は張りますが、その分ナプキン代が浮くので長い目で見れば経済的だったりするかもしれません。（その辺は計算してないのと個人の周期や経血量によるので何とも言えないですよね。）ただ、言えることとしては横漏れが心配だったり、なかなかナプキンを変えられないような環境下（そんな環境は今すぐなくなってほしいのですがそうもいかなかったりしますよね）にいる人はこういう方法も視野に入れてもいいかもしれません。ということ。

生理なのに発狂せず生きてるだけでお前も私も偉い。いえーい。じゃあね。