誘惑に耐えうる唯一の対抗策とは。
4:13 執筆スタート
おはようございます。今日もここまできました。
最近少し早起きですが、許容範囲かなと思っています。子供が寝ている間にひと仕事終えると、とても楽なので。5時台に二度寝できる幸せを感じられます。朝活推進論者はたくさんいますけど、「やり切った後の二度寝が最高!」って主張している人は少ない。あえて言っていないだけなのかもしれませんね。
今日も今日とて継続の話をします。いきなりですけど、継続の敵ってなんですか?考えたことありますか?今日思いついた継続の敵は、“誘惑”です。
誘惑って面白いですよね。「誘惑に負けた」っていうじゃないですか。誘惑に勝った!って主張している人は、またすぐ負けそうだなって想像がつきますね。誘惑に対して勝負を仕掛けている時点で、勝ち目なんかないんです。
誘惑は日常のあちらこちらに落ちています。ダイエット中のコンビニスイーツとか、受験勉強をスタートしたい時、赤本の隣にあるコミックコーナーとか。(なかなかひどい手口を書店側も仕掛けるなぁと思ったことがあります)
動機が誘惑でもですね。やりたいと思ったことをやっているわけですから。自信もって、やりたいことができた!楽しかった!幸せ!となればいいはずですけど。人間そうはいかないですよね。誘惑に負けた罪悪感とか自己嫌悪とかにちゃんと襲われるんですよね。よせばいいのにね。
ここまでを整理すると、誘惑とは、自分が本来やりたかったこととは違うものに興味が向いてしまう引力のこと。こういうことだと思います。引力ですから、万有引力です。自然の摂理と言ってもいいでしょう。誘惑に負けるのは必然です。
継続するためには、誘惑をどうにかする必要がありそうです。
私が原稿用紙10枚を10ヶ月続けていてわかったことですけど。誘惑にも対処法がいくつかあります。
一つは、多機能のものを持たないようにすること。
元々、私はnoteで原稿を書いていた方がいいだろうと思っていました。実際やっていた時期もありました。でも、パソコンは本当になんでもできるので。noteの通知が気になったり、Discordのコメントが気になったり。本当に色々な誘惑に勝たないといけないんですよ。
一度誘惑に襲われると、それこそ心頭滅却すれば火もまた涼し。じゃないですけど。無心にならないと原稿が書けなくなります。
でも、誘惑に抵抗して無心になろうとしている時点ですでに負け戦です。10分もせずに、通知を見てしまう。
だから、原稿用紙に変えたんです。一時期A4のコピー用紙に書いていた時期もありましたが、自由すぎてイマイチでした。原稿用紙は朝の日課以外にはほとんど使いません。強いて言えば、出版に関するアイデア出しの時に使うくらいです。あとは触りもしません。
多機能な道具を使うと、道具をどう使えばいいか?という迷いが生じます。その迷いが、書く行為を深めてくれればいいのですが、そううまくはいきません。
パソコンで原稿を書いていると、通知を見にいきたいと思たら、すぐ通知を見れちゃうんです。原稿用紙で通知を見たいと思っても、パソコンを触らなければ画面はつきません。ギリギリその欲望を解消するならば、原稿用紙に、どれだけ通知を見たいのか、赤裸々に書き込んでいくぐらいですね。
「めちゃめちゃ通知を見たい!」って思っても、その小さなテーマで書くとすると大体1枚分くらいでしょうか。その間に私は手が疲れてくるし、飽きてきます。病的に飽きっぽい人なので、当たり前です。通知が見たい程度の欲望では、400字も持ちません。
私は、欲望に対して我慢はしません。心頭滅却して耐えたりしません。欲望に忠実に原稿用紙に書きまくります。そして、飽きるのを待つ。満足して、飽きたら、興味がなくなりますから。他のことを考えようとなります。
これが、私唯一持っている誘惑への対処法です。原稿用紙に書きまくる。朝2時間書きまくっているので、そのリズムは1日持ちます。もう、早朝5時には免疫がついています。
だから、このnoteの記事も30分かそこらで書き切れるんです。原稿用紙に書くリズムで書いているから、脇目も振らずにガンガン進めることができる。
多機能=便利=迷い=誘惑に負ける。この公式は覚えていた方がいいですね。何かの役に立つかもしれません。
これを拡張させて言えばですね。財布にお金をあまり入れない方がいいですよね。昼食だけ、気晴らしのカフェ代だけ忍ばせておけばいいんです。お金って、めちゃめちゃ便利じゃないですか。それを渡すだけで交換ができるんですよ。
便利なものは極力持たないようにする。これだけで、少し自分の身を守れます。高度情報社会では、家の外も中も敵がいっぱいです。戦に負けるといろいろリカバリーが大変です。便利なものは遠ざける習慣を取り入れてみませんか?
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