![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27342394/rectangle_large_type_2_332fedaf1f4ba467a7ae3403b1f2f0de.png?width=1200)
前澤氏によるひとり親雇用とひとり親にお願いしたいこと
100円の企業努力に感動する。
東京都内でまた新型コロナ感染者が30人over...
まあ想定内。東京アラートも想定内。
そんな中、新事業の発表から一夜、前澤氏が新しい発表をした。
【小さな一歩】ひとり親スタッフ100名募集!!
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作 (@yousuck2020) June 2, 2020
ひとり親の皆さま、僕たちと一緒に働きませんか?
ひとり親が笑顔で働ける会社こそ、ひとり親を心から笑顔にできると思っています。
養育費だけでなく、ひとり親の就業機会を増やすことも私たちのミッションです!https://t.co/MIi4eryPdA
株式会社 小さな一歩のスタッフ募集だ。
雇用支援もしてくれたらいいなと思っていたけど、やっぱり考えてくれていた。
すごい行動力だと思う。
イイとか悪いとかじゃなくて、ニーズがあればやってみようって動けるってお金があるから出来るわけじゃない。
トランプさんにコレができるかっていったら出来ない。
この雇用に関しても、いろんな意見が飛び交っている。
いろんな事情でひとり親になったひとがいて、いろんな思いを抱えているのがよくわかる。
ただ、どうしても気になってしまったことがある。
前澤さんも優しく諭していたけど、
前澤さんにアレくれコレくれと駄々をこねているひとり親の方が沢山いたことだ。
ひとり親に必要なもの
なによりもお金だ。
お金がなければ生きていけない。
だから1番必要なのは安定雇用だとわたしは思ってる。
ひとり親じゃなくても雇用問題は深刻だから、ひとり親ばかり不利なわけじゃない。
ただ、実際、子供が小さいうちはどうしても難しいのが現実。
わたしが初めて正規雇用してもらえたのは子供が小学4年生のとき。
なかなかかかってしまった。
もちろん、産休明けにバリバリ復職してたり、正規雇用で働いてたりってひともいると思う。
でも、それができなかったひとも沢山いる。
子供が病気がちだったり、残業ができなかったり、出張できなかったり、児童扶養手当との兼ね合いを考えてしまったりする。
わたしはそれがあるから、児童扶養手当の受給資格はもっと緩和してほしい。
労働意欲を削がれてしまう。
手当に甘えず頑張れよって思われるかもしれない。
いや、頑張れよって思うのは綺麗事なの。
結局頑張らざるを得ないけど、労働意欲は削がれてしまうのが現実だと思う。
受給なしで生活出来る様になるのが一番ってみんなわかってる。
でも、地方は賃金が安い、都会は賃金はいいけど家賃や物価が高い。
景気がいいわけじゃないから、雇用問題もしかたないよなと思う。
でも、少しだけ世の中が女性の雇用に柔和な考えを持ってくれたら変わるような気がする。
ちなみにわたしは都内勤務なので、たぶんひとり親にしては収入がある方だと思う。
旅行に行ったりできるようになった。
でも、それも子供が大きくなって、仕事に穴をあけることがなくなったり、仕事に必要な勉強をする時間ができたから手に入れることが出来た。
朝から夕方働いて、夜ホステス。
その生活を辞めることが出来たときには泣けた。
わたしも、やっとスタートに立てたと思った。
この雇用についてはなにか出来ないかなと考えていたので、前澤氏のこの発表は素晴らしいなと思った。
ひとり親にお願いしたいこと
素晴らしい発表なのに、リプ欄がザワついている。
東京ばっかりズルいというリプを散見したのだけど、コレは違う。
この事業がこれから発展していけば、地方に事務所を構えたり、他の業務や業態が生まれたり、テレワーク雇用を展開できたりするかもしれないじゃないか。
それに必要なものは、やっぱりお金だ。
売上、利益を出さなければ大きな展開はできない。
そこは大人なのだから見守り期待をしていくのがスマートだと思う。
アレくれコレくれ、アレやってコレやってを前澤氏に伝えることで、得をするひとはいない。
むしろ、ひとり親への風当たりはきつくなる。
言われたくない『自業自得』を言われちゃう。
『甘えるな』って言われちゃう。
『だからひとり親なんだよ』って言われちゃう。
タバコのマナーが悪いひとが多くて喫煙者の肩身が狭くなったように、
わがままひとり親が増えてしまえば、同じようにひとり親の肩身は確実に悪くなる。
そうなったら、ひとり親の言うことに耳を傾けてくれるひとがいなくなる。
本当につらくて声をあげても拾い上げてもらえなくなるし、伝えたい実情もねじ曲げられて伝わる。
もったいないし、悔しくない?
だから、冷静に謙虚にいましょ。
支援は、頑張って頑張って頑張って、あーもうだめ!助けて!ってにっちもさっちもいかなくなったときに求めるもので、
そのとき行政はそこに手を差し伸べてほしいと思う。
だから、生活出来てるうちは気高くいましょ。
身体にだけは気をつけながら。
まとめ
甘えると頼るは違う。
甘えるのは簡単だと思う。
でも、行政や他者に助けを求めたり頼るのはすごくエネルギーを使う。
でも、頑張ってダメなら、頼ってもいい。身体を壊してしまうくらいなら、頼っていい。
子供のために。
もともと世の中的に2人で育てる構図の子供をひとりでなんとかしてるんだから、
疲れるよ、ほんとに。
だから、気負いすぎることはないから、卑屈にだけはならないでほしい。
ひとり親が卑屈にならない社会になるといいと切に願う。
悲劇のヒロインになりきって卑屈になっちゃうのが1番よくない。
これは幸せGDP低い。
自分をかわいそうだと思うのは違う。
節約も面白がってしまえば楽しくなる。
我が家は1ケ月、食費雑費で25,000円。
たぶん切り詰めたら20,000円かからない。
いまはすぐウーバーイーツ頼むから25,000円かかっちゃうけど、
家計簿とかつけていかに残金増やすかを面白がって取り組めたら家計管理ってゲームみたいに楽しめる。
子供が子供でいてくれるのは一瞬。
ひとり親はポジティブに考えれば、
子供に2人分愛情注げるんだから、とても贅沢だよ。
運動会で、ひとりで頑張ってる自分を褒めてあげて。
わたしのご褒美はセブンイレブンのアイスコーヒー。
100円でここまでおいしい。
企業努力ってこういうことよね。リスペクト。
いいなと思ったら応援しよう!
![aico](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28707650/profile_74548d6f4f765e8bfa8c65ee701d36fa.png?width=600&crop=1:1,smart)