見出し画像

自己評価と自己期待について その1

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

内省するのが好きなわたしですが、最近気づきがあったので共有します。

それは、自分は自己評価が高いと思っていたが、自己期待が高かっただけだったということです。

自己評価が高いと思って生きてきた

わたしはながらく自分は自己評価が高い人間だと考えて生きてきました。

なぜなら学業や仕事、家庭においても、「自分は結構デキる、うまくやれる、評価され得る」と思って生きてきたからです。(勘違いも多分に含む)

わたしのアウトプットに対する周りからの評価もそんなに悪くありませんでした。(勘違いも多分に含む2)

一方で、「自分はダメだ、全然できていない、不甲斐ない」という自罰的思考も常に持っており、自己評価が高いはずなのに、どうしてこんなに自分を罰するような考え方になってしまうのか?と、この思考の矛盾が起こる理由を知りたいと考えていました。

先日その矛盾がどうして起こるのかが理解できました。

「自己評価」と「自己期待」

それは、わたしは「自己評価」が高いのではなく、「自己期待」が高いだけなのだということです。

「自分は結構デキる」のではなく「自分は結構デキるにちがいない」という期待が大きいのであって、「結構」のハードルはかなり高く、それに達していない自分を「ダメだ」と罰していることに気づいたのです。つまり、自己評価はとても低いのです。

自己期待とは

自己期待とは、自分に対する希望や期待です。

この自己期待が高いほど、目標に対する意識も強くなりますが、現実とのギャップが大きいとストレスになることもあります。

自己期待が高くなる原因にはいくつかあると言われていますが、例えば以下のような原因が挙げられるそうです。

1.社会的プレッシャー:
周囲からの期待や評価が自分に影響を与えることがあります。特に、成功した親や兄弟、同僚などと比較されると、自己期待が高まることがあります。

2.完璧主義:
何事にも完璧を求める性格が、自己期待を高める要因となります。自分に対して非常に厳しい基準を設けることがあります。

3.過去の成功体験:
過去に成功した経験があると、それに続く成功を求めて自己期待が高くなることがあります。成功体験が自己期待をさらに引き上げることが多いです。

4.家庭環境:
子供の頃から高い期待をかけられて育った場合、自分に対する期待も高くなる傾向があります。親の期待や教育方針が影響します。

5.メディアの影響:
SNSやメディアで他人の成功や完璧な生活を目にする機会が多いと、それに影響されて自己期待が高くなることがあります。

わたしは、どの項目にも該当します。こどもの頃の成育環境、学業時の就学環境、社会人になるまでの就職活動期間、そして社会人として就業してからの期間。どの時代にも、いくつもの要素による影響を受け、自己期待は高まっていきました。

自己期待が高まるだけなら、それに向かって挑戦するという意欲も育つのが健やかなのですが、わたしの場合は自意識がそれを邪魔しました。

自意識の邪魔

自意識とは、他人からどう見られているか、自分がどう思われているかを意識することです。
自意識は、自己評価を行うための重要な要素ですが、過剰になると他人の評価に過度に依存したり、自分自身を過小評価する原因にもなります。このバランスが崩れると、恥ずかしさや不安感が強くなり、行動が制限されることもあります。

わたしの場合は、自意識の高さから失敗を恐れ、したがって行動に移すことが難しく、挑戦も避ける傾向が強まったのです。

結果として自分の期待に応えられないので、自分を責める自己批判傾向も強くなります。これがさらに自己効力感を低下させます。

自意識と自己期待が高く、自己効力感が低い。したがって自己評価が低い。

こうした自分の気質傾向を掴むことができたのは、大きな進歩でした。

つづきます。

いいなと思ったら応援しよう!