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ひとつぶのお砂糖
お砂糖一粒
もったいないから食べちゃうか。
寝て毎日見るのを楽しみにするか。
それなら、植えて花を咲かせよう。
花を咲かせる?
お砂糖一粒じゃ、あげなくてもそのうち花は咲くでしょう?
アリにプレゼントするのはどう?
それもいいね。
花を咲かせて蝶にあげてもいいし。
お砂糖一粒で咲く花?
信じればお砂糖一粒でもお花が咲くかなぁと思って。
お祈りすること?
祈るわけじゃないんだなぁ。
信じるんだ。
お砂糖一粒を植えて、
花が咲くのを信じるのと信じないのとで結果が違うの?
信じることに何の意味があるの?
もし咲かなかったら、失望の方が大きいんじゃないかな。
何もないところにお砂糖を撒きましょう。
きれいな花が咲くことを信じて待ってたら
奇跡が起きるかもしれない。
アリがお花の種を運んでて、お砂糖見つけて交換するかもしれないし、
たまたま風に乗って何かの種が飛んでくるかもしれない。
信じるってのは、99.9999…%不可能なことに
奇跡を起こす魔法だと思う。
奇跡が起きる前に命が尽きるかもしれないけどね。
お砂糖を撒くことと、
そこに花が咲くかどうかは関係あるの?
お砂糖を撒くことでそこに想いがこもる。
大切なお砂糖。
それを撒くことに意味があると思う。
大切なお砂糖を撒くことで
思い入れができるんだね。
するとそこが大切な場所になる。
大切な場所だから、お花が咲くかどうか
ずっと見ていられるってことだね。
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(注:お砂糖が『才能』、お花を『成果』に置き換えてみよう。)