高校野球監督も男女平等に
高校野球で、疑問に思うことがある。
それは、野球部の監督に女性が、なぜこんなに少ないのかということである。
監督は練習以外に、試合中にサインを出したり選手を入れ替えたりするのが主な役割だ。 女性が野球部の監督になっても全く問題ないはずなのに、男性ばかりが監督となっている。もし、「女性は体力面で力が弱いから」といった意見があるとすれば、代わりの者にノックを頼めばいい。「野球部の監督は男性の方が…」といった意見は偏見だと思う。こうした現状を見ると、社会は未だに男性優位であり、ジェンダー平等とは程遠いと感じる。
ちなみに、競技としての女子野球も日々進化している。日本女子プロ野球リーグのホームページによると、2019年に女子の競技人口が学童野球を加えて二万人を超えたとある。 そんなことから、高校野球で女性が監督を務めても十分通用するだろう。能力を活かして、ぜひ活躍すべきだ。
「そういえば、今年の甲子園は女性の監督さんが多いね」。そんな会話が当たり前に交わされる社会になることを切に願っている。
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