書くこと愛することほんとうのこと

書こうと思った途端にするりと逃げ出す。

「ほんとうのこと」は言葉にしにくい。

でも「ほんとうのこと」を書かないといけない。

「ほんとうのこと」はきっと誰かに伝わるから。


 小説を書き始めました。それぞれのシーンは克明に書けるけれど、ひとつのストーリーになっていくのかがまだ不明。

 すべては自分のために書かないといけない。自分に嘘をついたらいけない。自分に嘘をつくから苦しくなる。自分にほんとうに素直だったら、周りがどうあれ苦しくない。

 自分を幸せにするのは自分。わたしは書かないといけない。これは「must」ではなく、「必要性」として。書かないと「いられない」。自分のために書く。

 縁がある人は「もう一人のわたし」だってことがわかった日から、わたしは「人のために何かしなければ」と思うようになっている。

 誰でも縁があるわけじゃない。わたしの前に現れ、一緒にいたいと思う人。ここでも自分に嘘をついちゃいけない。利益のためや、義理で人と付き合ってはいけない。

 わたしが好きになるのは、その人がわたしに響くからです。自分の中に音が響く。

 がんばっているのも知っている。寂しいのも知っている。気が強いのも知っている。優しいのも知っている。孤独なのも知っている。

 だって、あなたはわたしだからです。

 だから、わたしはあなたを愛すことで、わたし自身を愛せる。

 あなたに愛されたら天にものぼる気持ちです。でもなかなかそばにいられない関係です。

 いつの間にか一緒にいて、忘れられない時を残して、姿を消す。

 とてもいい映画を見て、体がまだじーんとしびれているのに映画館の外に放り出されたような、取り残されたような気持ちにさせられるのです。

 でもそれでいいのかもしれない。きっとどこかでまた会えるから。好きな人が増えていくのは嬉しい。大切な思い出が増えていくのは嬉しい。

 この「愛する気持ち」を感じていられるのはわたしの幸せ。

 見事に脱線しました笑

 「ほんとうのこと」は強いって話でした。そしてそれは自分自身にしかわからない。わたしもまだまだ道の途中。









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