認知症介護での必需品 -在宅介護の場合-
家族が認知症と分かったらすぐに買ったほうがいいもの
「家族が認知症かもしれない」と思ったら、まず医師の診断を受けにいく。それと、本やネットで認知症についての情報収集を始めるでしょう。
個人の症状や状況によると思いますが、私がすぐに買ってよかったものは、「見守りモニター」です。
リンクはパナソニック社の製品で、ベビーモニターですが、他社メーカーでもたくさん発売されてますし、高齢者向けの見守りモニターもあるので、目的・用途に応じてどの機能が必要かを考えて選んでいただければと思います。
私の場合、祖母の部屋とは別の部屋から祖母の様子を見たい、けど、外出時に見る必要はないと思ってwifi機能は不要と思いました。充電式でモニターを持ち歩けるもの、遠隔でカメラを動かすことができるもの、などの条件で探しました。あとは、やはりレビューを参考にして、使いやすそうなものを選びました。
見守りモニターには、とっても助けられました。
誰かが介護のために四六時中、認知症の人と一緒にいるというのは、ほぼ不可能です。ですが、認知症の場合、異常な行動をとり始めたり、どこかへ行こうとしたり、ベッドから落ちたり、トイレへ行こうとして転倒したり、興奮したり、、、、と傍にいないと危なっかしいことばかりをするのです。
後から駆けつけて間に合わない時もあり得ますが、寝てるときなど、別の部屋で時々モニターを見ながら用事をすませることもできますし、モニターで声を聴くことができますので、呼んでもらえばすぐに部屋へ行くこともできます。
誰かを介護していたとしても、自分の日常生活もあるわけで、ずっと認知症の介護ができるわけではありません。
物理的時間としても無理ですが、介護する人の精神衛生上も自分の時間はつくらずに、ずっと介護をするというのは避けることをお勧めします。
認知症介護を自宅ですると、介護する人は相当な体力も使います。
精神的にも追い込まれていくので、体も心も休める息抜きの時間は本当に大切です。
話は戻りますが、見守りモニターは製品によっては、双方向で話をすることもできます。祖母の場合、混乱を生じさせてしまうので、双方向での話はせずに、祖母の声だけが聴こえるようにしていました。
それと、カメラが赤く光るので慣れるまでかなりの時間を要し、毎日「それ何?」と聞かれるはめになりました。
ズームもできますし、とってもおすすめアイテムです!