金木犀を知らない私に金木犀を袋に入れて送ってくれるような可愛いことをする人だったんだよね。
ね。そんなこともあったんだよ。
可愛いな、あの頃のあの人は。
最近の皆さんの記事で金木犀を多く見かけるようになったよね。
好きなブロガーさんの写真も今日は金木犀だったし。
北国では見られない金木犀。
子供の頃のトイレの芳香剤の香りってイメージしかなくて十数年前までは、どんな花なのかも知らなかった。
あの人が今年も金木犀の季節になってきたなぁ、好きな香りなんだって言うの。
近所を歩いていると香ってくるんだって。
え?トイレの芳香剤?だよね?
こういうところが私のダメなところ。
そしたらさ、送ってきたのよ。
湿らせたキッチンペーパーに花を包んでジップロックの小さいのに入れて。
行きつけのお店のお姉さんと相談して、どうやって送ったら枯れないで届けられるかなって考えたんだって。
今思うと可愛い人だったんだよね。
なんか思い出してしまったから金木犀の画像を使っている記事が読めないという状況です。
ついこの間までは、良い思い出も悪い思い出も全部忘れたい、全部なかったことにしたいと思っていたはずなのに、金木犀の画像を見てからは、そうでもなくて良い思い出は別に残しても良いのかなとか思えてきたんだよね。
この気持ちも、いつかまた変わるかも知れないけれど。
もしかしたら明日には変わっているのかもしれないし。
5年もしたら許せるのかもなぁ。
とか思ったり。
あの時、頷いた自分のせいだな。
始まりも終わりも自分が決めたんだな。
もうすぐ1年になるんだね。
色々あったようで何も変わらない。
早いよね。
神様お願いです。
やっぱり来世は鳥でお願いします。
もしくはイケメンで。
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