それって、わたしたちのことだよ。
何やら、お隣の埼玉県で
物騒な条例案が通りそうになっていますがね。
あなたはどう思いましたか?
子どもの命を守りたい。
誰だって、そう願っているし
痛ましい事件が多い昨今、
言わんとすることは、わからないでも、ない。
放置は危険。
ごもっとも。
でもそもそも、
誰のための条例なの、これ?
若干多感なところのある うちの2年生坊やには
子どもだけでの公園遊びはまださせてなくて
「休日の学校校庭開放(監視員あり)へ親なしで出かける」ことに
ドキドキしながら、先日とうとうデビューしたところ。
嬉しそうだった。
小学校になるや
親と一緒に歩くところを友達に見られたくなくて
離れて歩くようになったり
一人帰りをしてみたい、という
未だ叶わぬ冒険に
胸を躍らせてたりする。(カワイイ)
今回の条例が施行されちゃったら、
こういう、自立心さえもイタズラに摘み取ることになるよなあ。
今現在の文化や治安、各家庭の状況と
改正されようとしている条例が
全く噛み合ってない。
今起きてる問題や危機管理の解決方法、
全くもって、それじゃなくない???
そして
「虐待」という名目が
いかに保護者たちを傷つけているか、
賛成した議員さんたちはわかっているのだろうか。
て?
毎日に手探りで
あちらこちらの折り合いをつけながら
それでもなんとか及第点に上げるべく
普通に子育てに奮闘しているだけなのに
できる限りの最適解を出せるよう、常に神経をすり減らしているのに
その結果が、虐待の烙印だなんて。
うちの区は、希望すれば誰しもが学校隣接の学童に入ることができる恵まれた地域。
けど、
上限なく増える児童の数に
実際は先生の目なんて一人一人に行き届くわけないし(=虐待?)
学童が合わなくて、自主的に帰ってきちゃう子も何人も見てる。(=虐待?)
朝だけ集団登校はあるけど、
班によっては学年のバラつきだって当然あるし
高学年の子が急に欠席することだってあるじゃない。(=虐待?)
学童を増やすとか、
保護者が働かなくていいよう生活保障するとか、
そういう問題じゃないと思っていて
今回の改正案は、
本当に、救わなきゃならない家庭を救い
子どもたちを守れる条例に
一つも近づいていないお門違いな改正案だと思うのは
わたしだけじゃないはず。
今すること、それじゃない。
で、ね。
そんな乱暴とも言える改正案を、誰が作ったかって話ですよ。
みんなに選ばれた
議員先生方なんですよ。
聞けば、埼玉県議会議員選の投票率は30%台だっていうじゃないですか。
投票しちゃった人の中には、
まさかあの人がこんな改正案を出すなんて・・・!
って思ってる人もいるかもしれないね。
っていうのは、
知り合いの元議員さんから伺ったお話なんだけど
本当にその通りのことが
最悪の形で表面化した一つの事例じゃないかと思っています。
くだらない条例案を机上で作ってる暇があるんだったら
1軒でも多くの有権者の「ちょっと困った」を聞きに走れって話ですよ。
政治ってさ
偉い人たちが勝手にしてる、自分にはどうにもならないことじゃ全然なくて
選挙ってさ
遠い、自分とは別世界の出来事とかじゃ全然なくて
明日の生活に直結している、
極めて日常的な
レベルの話なはずなのよ。
特に区議会議員とか県議会議員とかは。
なのに、なんで、
30%なの?
なんで、
議員さんの「今の」仕事ぶりを見ないの?
なんで、
「実績あるらしい〇〇党でいっか」 なの?
という問いかけにつながるお話なのかなと思いました。
13日、可決されちゃうのんかなあ。どうかなあ。
せめてもの↓
埼玉だけの話じゃないんですよ。
力技で全国に広がりかねんのですから・・!
おしまい。
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