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『落合陽一34歳、「老い」と向き合う―超高齢社会における新しい成長』落合陽一著

こんにちは!AIでひらく幸せシニアライフのルルです。今回は本の紹介です。

『落合陽一34歳、「老い」と向き合う―超高齢社会における新しい成長』は、テクノロジーの先駆者である落合陽一さんが、「老い」や「高齢化社会」を新しい視点で考えてくれる本です。

年齢を重ねる中で、自分がどう成長できるのか、テクノロジーがその可能性をどう広げてくれるのかについての考え方は、読んでいてとても前向きな気持ちにさせてくれます。

現代社会では「老い」を避けるべきものとして捉えがちですが、落合さんは老いを成長や学びの一環と捉え、多世代が共存できる社会の必要性を主張します。特に、若者と高齢者が互いに役割を補完し、社会全体で支え合う「多世代共生型社会」を目指すことが重要だと述べています。

これは若者が高齢者から知恵や経験を学び、共に成長する場を作ることで、老後の孤立を防ぎ、活気ある社会を実現するというものです。

彼は、老いを克服すべきものではなく、個人の発展と再評価の一環として位置づけています。人生の後半にある「老い」を迎えることを新しい価値観で捉え、加齢を前向きに受け入れることで、自らの役割を再定義し、他者との連携ができるといいます。

これにより、年齢によらない社会貢献が可能になり、年齢を問わず成長し続けることができると述べています。

また本書では、テクノロジーが老いとどのように共存できるかを詳述しています。AIやIoTなどの新技術は、体力が衰えても生活をサポートし、高齢者の自立を助けるツールとなります。

さらに、これらの技術は世代を超えた協力を促進し、年齢に関係なく社会の一員として活躍し続ける機会を創出する要素として重要だと述べています。

「年を重ねることをどうポジティブに捉えていくか」「老いと成長をどう結びつけていけるか」を知りたい方、またこれからの高齢化社会がどんな未来を迎えるのか興味のある方に、ぜひ読んでほしい本です。


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