【第7話】人間の身体の構造『三位一体』
この話の続きです。
2024年4月4日木曜日~前編~
マダム
「今日のテーマは、人体についてよ」
さくら
「なんか科学の授業みたいですね」
マダム「いつもと同じようなジャンルの話よ。
さくらちゃんは、『魂は永遠』という言葉、聞いたことある?」
さくら
「そのように実感したことはないですが、言葉だけなら聞いたことがあります」
マダム
「『大和魂』という価値観を、戦前の日本人は信じていたの。
吉田松陰(江戸時代の思想家・教育者)の名言を紹介するわね。
『かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂』」
さくら
「マダム、現代語訳お願いします」
マダム
「海外渡航が大罪であることはわかっているけれど、日本国家が危機の今、やらなきゃならない。なぜなら、私は日本民族固有の精神(勇敢で、潔いことが特徴)を持っているから」
さくら
「江戸時代から戦前までは、日本民族固有の精神をみんなが共有していたんですね」
マダム
「特に江戸時代は、世界でトップレベルの平和な国の象徴だったわ。
海外から来た外国人が、貧しい人でも笑顔が溢れている日本人の姿に驚いていたわ」
さくら
「江戸時代にタイムスリップして、その様子を見てみたいです」
マダム
「そうね。ここから、本題に入るわね。
人間の体は3つの要素で構成されているの。
物質体(身体)、感情体(心)、精神体(魂)よ」
さくら
「私が普段感じているのは、身体と心の声だと思います。
魂の存在がよくわかりません」
マダム
「魂が眠っていても、日常生活は送れるから、普通の人は魂の存在に気づかないのよ」
さくら
「私は、魂に目を醒ましてもらいたいです」
マダム
「さくらちゃんは、これから徐々に魂の声が聞こえるようになってくるわ」
つづく
サポートありがとうございます! 好きなnoterの支援金に使わせていただきます。