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身体の不思議・腸その4

肥満の方、痩せている人、いろいろな方がいますが、腸内細菌などで肥満になったり、痩せたりしているのでしょうか?

最近、肥満と腸内細菌の関係が注目を集めています。

腸内細菌を(門)で分類すると、大きく分けて4つの(門)に分かれます。
1、バクテロイデス門
2、ファーミキューテス門
3、アクチノバクテリア門
4、プロテオバクテリア門

成人の腸内細菌の多くは、1、バクテロイデス門 
            2、ファーミキューテス門
に属し、この二つの門が肥満と関係しています。

門とは、住所の様なもので、門は都道府県、菌は番地、株は号と同じと言えます。

1、バクテロイデス門=日和見菌が多い。腸内細菌ではもっとも多く生息                                                                                                                                                 し、食べ物を分解して、栄養素、エネルギーに変える働きが強い                                                                                
  細菌群です。これを俗称(ヤセ菌)と言われています。

2、ファーミキューテス門=消化されたものを体内にため込んでしまう
  細菌群です。これを俗称(デブ菌)と言われています。

 このデブ菌とヤセ菌の多いほうの人がそれぞれ、太っている人、痩せてい         る人に分かれる傾向にあるようです。
 デブ菌とヤセ菌の理想的な比率は、デブ菌:ヤセ菌=4:6と言われてい       ます。デブ菌がヤセ菌を上回ると同じ量の食事でも肥満になりやすいよう
    です。

腸内で一番多いのは、日和見菌です。その日和見菌が善玉菌優位の腸内環境にすることが必要です。太りにくく、痩せやすい?(女性は思いがち)、身体にするためにも腸内環境を整えることは大切な事です。

腸内環境の良し悪しは、どのように観察すればよいかは、便を見ることが一番良いとされます。便は私たちの食べたものの製品です。私たちの臓器等
働いてくれた工場はどんな製品を製造したのかチェックすべしデス。

理想的な便は、色が黄色から黄褐色、嫌な臭いがない、やわらかいバナナ状態です。よく観察してみましょう。

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