成人向けAIイラストコンテンツビジネスで月収20万円超えの僕の「エロの心理学入門」男が美少女に投影するのはなぜか?
#大切にしている教え
副業の成人向けAIイラストコンテンツ制作月収が20万円超えに到達した僕(AI忍者)が、制作を行う上でぶちあたることになった“売れるエロスとは何か?”という疑問について、クリエイター目線で解説していきます。
「エロの心理学入門」と題して1回目となる(シリーズ化したい…!)本記事では、“投影”について書いていきたいと思います。
筆者:僕(AI忍者) / 自称 エロスのBLUE GIANT(ブルージャイアント)
「投影」とは?
wikipediaによれば、
「自己のとある衝動や資質を認めないとき、自分自身を守るためにそれを認める代わりに、他の人間にその悪い面を押し付けてしまうような心の働きをいう。」
とあります。
わかりますか?
わかりませんね!
投影とは「投げる影」と書きますが、
文字通り「シャドウを他の面(人に限らない)にうつすこと」です。
wikipediaの前文は専門的には、“投影性同一視”の説明であり、投影の概念の全体を説明したものではありません。
人間は直接的に満たされない感情を他に向けることで、心理的な解決をおこなうことができます。人生において欲求は、直接的に満たされないことがほとんどです。
直接的に満たされることの方が圧倒的に少ないです。
しかし人間は前述のとおり、「感情や欲求を他に“投影”」することで心理的に満足・解決することができます。
他に向けなければならない感情や欲求をここでは「シャドウ」とします。
シャドウにはネガティブな意味はなく、
「ハンバーガーを食べたいけど仕事中だから我慢する」の
「ハンバーガーを食べたい」は、
「仕事中だから我慢する」ので、
シャドウとなりますが、悪い感情・悪い意味ではありません。
投影とは、“シャドウを他の面にうつすこと”と理解してください。
大事なことなのでもう一度言いますが、“投影”にも“シャドウ”にも悪い意味はありません。
エロスは劇薬であるが故にシャドウである。
エロス(性愛)とは人間の本能に基づくものであり、「なくてはならないもの」「心のインフラ」です。
しかし、エロスだけが個人や社会を構成するわけではないにも関わらず、エロスはしばしば人間の心をホットにしてハックしてしまうことがあります。
エロスは日常的な活動においては「劇薬」となってしまい、生産性を下げかねない場面も存在します。だからこそ、活動の下地をクールにするために社会には「タブー」「シャドウバン」が存在します。
また、エロスは直接的に満たされることもありますが、例えパートナーがいても人間は本能的に己の全エロスを満たそうとしてしまいます。この本能そのものは悪いものではありませんが、本能のままに従う行動をとることは望ましくないことがほとんどです。
よって、
直接的に満たされないエロスの欲求はシャドウとなり、人は欲求を満たすために「投影」をおこないます。
この投影の対象となるコンテンツを作るのが成人向けコンテンツ制作です。
前書きはここまでです。
【本題】男が美少女に投影するのはなぜか?
まずはじめに、僕は男が美少女に投影することがいけないとは思いません。
同時に、アイドルもアーティストもアスリートもクリエイターも、2次元美少女や神仏の類あるいは身近な他者であっても投影することがいけないのではありません。
「なぜそこに商機があるのか」「ビジネスとしてなにをすべきか」
というクリエイティブビジネスの視点から語るのみです。
男が美少女を好きなのは「美」であること、「少女」であることから理想化の対象となりやすいからです。
ある日僕がネットを見ていたら、ガールズバー勤務の女性が「おっさんが理想の若い妻として投影してきてしんどい」みたいな投稿をしていて、失礼ながらすごく面白い現象であると感じました。
おそらく投稿者さんは若い?美女の方だと思うのですが、
おっさん達はガールズバーで勤務したことはないですし、
投稿者さんもおっさん達の生き方に投影できる由もないはずです。
なのにおっさん達は投稿者さんに「投影」してしまっています。
ガールズバーのフロアレディ達はおっさん達のお話にうまく耳を傾けながら、上手にコミュニケーションを取っているのだと思うのですが、この段階で「投影」は発生してしまっています。
フロアレディが本音でおっさん達をしばくことは業務上ほとんどないと思うのですが、ある意味でおっさん達に「物言わぬこと」がフロアレディ達を「神」たらしめてしまっているのです。
投稿者さんは不本意であるかもしれませんが、
ビジネスとしては、
「物言わぬことは、他者を内包する“神“たらしめる。」
「投影の対象となる条件は“特別なこと”ではない。」
という学びがあります。
“売れるエロス”は「投影の対象」だ!
「投影」は条件が揃えば自動的に行なわれるものですが投影対象の条件としては、
「その人の理想を満たし、その人を内包するものであると発動するが、
物言わぬことが神なので情報をそぎ落とすと良い」
と考えられます。
これを高度に活用したのが、えろ漫画家ピクピクン先生(イケメン)の
「おはよう! ー結婚しよう☆」です。
良かったら検索してみてください。
イケメン(理想)が挨拶(内包)して求婚(理想化×内包)する=投影の対象
というメカニズムなのですが、極めて短文で再現したことで情報を徹底的にそぎ落した素晴らしい一文です。
これはもう投影の対象でしょう。
クリエイティブビジネスにおいては、いかに投影の対象となるかを科学しなければなりません。
【最後に】
https://note.com/litmus_peanuts/n/n4f23246c14dd
リトマスピーナッツさんはAI絵師から絵師を目指している人です。
彼の知見に学び、足跡を辿ることがあなたにとってヒントになるかもしれません。ぜひ一度ご一読ください。