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生きていると挑戦できることばかりだ。

わたしの人生は挑戦の連続です。
特に30代以降は、毎年のように挑戦を更新しながら、暮らしてきました。

・会社の未来を示唆するプロジェクト遂行(32歳)
・初めての一人暮らし(33歳)
・人生で初めての関東を離れての転勤先での孤軍奮闘(34歳)
・異業種の出向先での外様な日々(37歳)
・転勤、出向と並行していた婚活(35~39歳)
・結婚直後から3年超の妊活(40~43歳)
・高齢出産(43歳)
・高齢母としての子育て(43歳~)←イマココ
・育児と並行しながらマイホーム購入&引っ越し(44歳)←new!!

こんな箇条書きでは語り切れない出来事を、
乗り越えてきたら、今日になっていました。

それらを前向きに挑戦できたマインドセットを振ります。

①ゴールを明確にする

ふわっといきなり動かないことは大切にしています。
何をもって目標達成なのか、明確にして動きます。

PDCAでいうところの『KGI』
ここをまちがって、『KPI』とか『KAI』とかにしちゃうと、
果たして自分が何をしたかったのか、わからなくなってしまいがちです。

仕事ではもちろん、
引っ越し、婚活、妊活、などでも、非常に有効です。

たとえば、新規プロジェクトを遂行した際に、
わたしが掲げていたゴール・KGIは
『一般の社員や利用するお客様が楽しいと思える会社にする』でした。
これくらいの大きなゴールを掲げた上で、
KPIは『実験店舗の客数1.5倍増』
KAIは
『リーダーや先輩が気づかない光る案件を週に1個は見つけて提案する』
とかでした。

婚活では、『その人といる自分が好きでいられる相手と楽しく暮らす』
というKGIに落ち着きました。
紆余曲折ありまくり仕事よりも苦戦しましたが。笑
そこに落ち着けた結果、今の夫と会った時に、
「2時間があっという間だった。会話の中身がどうのというより、
あの人と話している時間が楽しかったし、その時の自分が好きだった。
もしや、この人かも!?」と思えました。
夫と付き合いだしてからのKAIは明確で、
『わたしの10月の誕生日に入籍する』にしました。
もちろん、合意の上で。

挑戦ていうと、情熱的で衝動的な印象があるかもしれませんが、
わたしにとっての挑戦は、
あくまで計画的な目標に落とし込むことから始めます。

②目標達成できている自分をイメージする

こちらはポジティブな意味で、
自分に暗示をかける、という側面もあります。
「自分はきっと大丈夫」というゆるーい希望的観測ではなく、
『自分が成功できない理由がない』と思えるまで、
成功に向かえるための”ありとあらゆる”可能性を出しつくすことです。

本人がやれる、と思う挑戦でない限り、うまくはいきません。
始めた頃は勢いでいける挑戦も、
少し停滞が続いたり、失敗したりすると、
どうしても心が折れてしまうものです。
そうした時には、いかに自分のモチベーションを維持し続けるか、が、
挑戦し続けられるか、に直結してしまいます。

そのモチベーションを維持し続けるためのひとつの方法が、
具体的な自分の成功した姿をイメージする、ということなのです。
より未来のより高い希望するイメージを、抱けるだけ抱いたらよいのです。
別に、誰かに公言する必要もありませんし、はずかしがることもなく、
ただ、自分の中に持つことです。
それを、文字にして持っておく。それだけでも十分だと思います。

わたし自身、挑戦が変わるたびに、
新月のお願いとして文字にしてしたため、
手帳に挟んで持ち歩いていました。

婚活中なら、結婚してどんな自分になっているか、
仕事は、家族は、友人は、一緒に叶えたい人は、
どうなっていてほしいのか。
妊活中なら、子を授かってどんな自分になっているか、
どんな母親になり、夫は、子どもは、親族は、友人は、
どうなっていてほしいのか。

そんなことを強く想う時間を自分のために持つことは、
自分の人生なのですから、大切なことだと思います。

③希望が叶わない状態を想像し自分にも起こりうると認識する

ポジティブに向かうために、
”ありとあらゆる”うまくいかなかった想像をし、
「自分の身にも起こりうる」ことを認識しておくことです。

だから無理かも・・・と落ち込んでしまっては、
逆効果なのですが、
あらかじめ、失敗の可能性を出し尽くして、
それを乗り越えるんだ、という前提を持っておくと、
ちょっとやそっとのことではやめられなくなります。笑

この工程があるからこそ、
②のイメージを構築する際に危機感を持ちながら、
より具体的な乗り越える策を出すことができると思います。

婚活も妊活も、なかなか結果にはつながりません。
わたしは、導入の段階で、想像しました。

50歳、60歳で30歳当時と変わらない時間の使い方で、
気ままに暮らしている自分。
気楽でそれなりに蓄えもあって、女一人が生きていくには、
足りる分のお金はあるし、友人もいる。

それはそれで粋でかっこいいと思った反面、
わたしが進めたい人生とは、その像が違っていました。

違うのだから、自分が動くしかない。
だって、なりたいのは、その自分ではなかったから。

と、常にその葛藤をしながら、挑戦に動き続けることを決めました。

④成功するまでやめない

何を当たり前なことを、という言葉にも見えますが、
成功するまでやめずにやり続ける、ということが、
地味ではありますが、成功への近道だとも思っています。

ビジネスマンの偉人も言っています。

成功するただ一つの方法は
成功するまでやめないこと

セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問 鈴木敏文氏

タフなことおっしゃる…とも思いますが、
正論過ぎて大好きな言葉です。

失敗したからとすぐやめてしまうから
失敗で終わってしまうのであって、
成功するまであきらめずに何度でも挑戦し続ければ必ず成功できる。

この言葉は仕事でもたびたび頭をよぎることがありますが、
この半生を振り返ると最も背中を押してもらったのは妊活の時期です。

我々夫婦は、3回の流産、3回の化学流産を経験し、
仕事との両立をしながらしんどい不妊治療を3年続けました。
特にメンタル的に厳しい移植や採卵がうまくいかなかった時。
また、心拍が動いていたのに稽留流産になってしまった時。
などは、もしこの言葉がなかったら、
再起に時間がかかってしまっていたと思います。

成功するまで、やめなければ、
それは失敗で終わることはない筈。
あたりまえのようですが、勇気をもらえる言葉です。

⑤前向きなノーマンと共に頑張る

挑戦をやめずにいるには、
状況に対して、わたしに対して、本人に対して。
きちんと「NO」と言える仲間の存在が大切です。

失敗して落ち込んでも、一刻も早く次の一手を考え、
取り掛かれるマインドを持ってくれる人。
成功したら、今までより謙虚に次の挑戦に向かえる人。

どうしても
失敗したら持ち上がってこれない人。
成功したらその成功にしがみついて次の挑戦に向かえない人。
は、います。
時には自分もそうなっていることもあると思います。
そして、そもそも独りで踏ん張ろうとしても、
一緒に喜んでくれる人もいなければ、
やめちゃうの?と言ってくれる人もいないとなると、
心が折れた時に立ち上がるのはなかなか至難の業です。

そのため、引き戻してくれるような、
自分にとってのノーマンは人生の宝です。

妊活の時、移植がうまくいかず、
「子どもを持つことは諦めて、動物と暮らせるところに
 引っ越そうか…」
なんて、わたしが弱気になるたびに、夫は、
「結婚したころは3人はほしい!なんて言ってたじゃないか!
 それを叶えてあげたくてここまでやってきてるのに、
 君が諦めたら、誰が叶えるんだ!」と、
初心を思い出させてくれていました。
その言葉がなかったら、本当に息子には会えなかったと思います。感謝。

婚活の時にも、同世代で活動を頑張っていた友人とは、
叱咤激励しあいました。
励ましあったり、飲み会に誘いあったり。笑
時には、アプリの自己紹介文を読んでもらい、
添削をしてもらったりもしました。
アプリを通して男性と会ってうまくいかない回数を重ねるたびに、
その時にうまくいかなかった自分の条件を、
自己紹介の中に組み入れるようになってしまっていたのです。
「友達探しではなく旦那さまとなる方を探しています」
 …会いに行ったら、飲み友探しの人がいたんだな…
「高圧的な態度はちょっと苦手です」
 …ま、いるよね、そういう人も、でも敢えて書かんでも…
「動物は好きですが猫アレルギーです」
 …その一言でフラれたんかな?でも、ここに書くことか?笑…
「※お会いする前のSNS交換はお断りしています」
 …どっかの貼り紙かい!!…
と、まぁ。
自己紹介文ではなく、誓約書だか条件書みたいな超長文になっていて、
もう自分ではどうしたらよいのかわからなくなっていたので、
お願いしちゃいました。

その結果、10行程度のサラッとした文章になり。
そしてその結果、今の夫に出会えています。

ただの傷のなめあいだけでなく、
時には自分にとって耳の痛いことを伝えてくれる人の存在は、
大人になるほどに多くはない分、これからも大事にしていきたい、と思っています。

⑥ゼロになれる余白を大事にする

⑤まで、タフなことが続きましたが、
人間ですから、自分らしさを思い出せる時間は、
極力やめずにもっておくようにもしています。

例えば、趣味や娯楽など、
挑戦と並行して続けられる時間がベターです。

30代以降、忙しかったり、
40代以降、妊活や育児で自分の時間はとりにくかったり、
するのはもちろんですが、
行きたいライブには行けるように、
独身の時には、同僚にお願いして定時上がりしたり、
結婚後は、事前に夫に協力を求めたり、
少し趣向を変えて、子どもも一緒に行けるようなライブを探したり、
それなりに楽しむ時間も持つようにしています。

そんな時間があるからこそ、
挑戦への新たなヒントを見つけられる余裕が持てる、ということも
十分にあると思います。


挑戦するための前向きマインドセットを記してみました。
そして、目下、今も挑戦中ですので、
これらを繰り返し、また挑戦する日々を楽しんでいきたいと思います。

KFCさん、素敵な企画をありがとうございます!

#挑戦してよかった

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