マイ秘ストリー⑨ 自分勝手に幸せについて書き殴る

2021/6/21


私は私が嫌いだった。
ずっとずっと、自分の顔も身体も性格も言動も笑い方も笑顔も、「なんで私は私に生まれてきたんだろう」ってずっと思ってた。何をやっても普通以上にはできるのに、全く満足できない。

自分はだめだ、幸せになんてなれない、ずっとそんな風に思ってた。
高１から高2にかけて部活の中で絶望を味わって、真っ暗闇に突き落とされて、もうこれ以上はないというくらい自分にも周囲にも希望を失って、そんな悲しみや苦しみの中からようやく抜け出せた時、私は思ったんだよな、「ああ、自分を幸せにしてあげたいなあ」と。

そして、それから私は自己肯定感のない状態から自分を幸せにする方法を自分で試行錯誤して考えて考えて努力して、今の私になっている。

私頑張ったよなあって思うよ。

不安ばっかり、不満ばっかり、不平ばっかり、被害者面して、不幸面して、努力もしないでみんな幸せそうだと悲しんで、ポジティブのかけらもない私が、私を幸せにしようと必死になって努力したんだよね。
心から、心の底から自分を自分を幸せにしたいって思ったんだよね。

解放から今まで私は変わりたい、変わろう、変われると思って生きてきた。
信じてよかったと思う。
だから今、正直自分で不幸になりたいって幸せになろうとしない人を見るとイライラしてしまうんだろうなあ。過去の自分を見ているようで、イライラする。まだ私は過去の自分を受け入れられてないという弱さなんだろうけれど。気づいてほしいんだよね、自分で幸せになれるということを。そして私は幸せにしてあげたいんだよね、幸せになってほしいんだよね。これは私のわがままなんだろうけれど、不幸ばかり見ないでよ、私といるときくらい楽しそうにしてよって思う。でもこれも全部、昔の私に重ねているんだよなあなんて思うのさ。
伝わらないはがゆさにイライラしてしまうのさ。相手も悪くないのに、伝わってほしくてイライラしてしまうのさ。ちょっぴり悲しいのさ。
一緒に幸せになりたいからこそ、私が支えてあげたいからこそ、
イライラしてしまうことに、モヤモヤしてしまうのさ。
難しいです、大切なひとを幸せにしたいと願うのは…。