「ChatGPTを自分仕様に」：カスタム設定から最新情報の取得まで

2024年4月16日 23:08

ChatGPTを自分仕様にするためのカスタマイズ設定と最新の情報の取得方法について説明していきます。
目次：
１．ChatGPTの基本設定
この章では、ChatGPTを初めて使用する際の基本的なセットアッププロセスについて説明します。アカウントの作成から言語設定、インターフェースの概観までをカバーします。
２．「Customize ChatGPT」の機能解説
ChatGPTのカスタマイズ可能な設定について詳細に解説します。ユーザーの入力に基づく応答スタイルの調整や、特定の機能の有効化・無効化の方法を説明します。
３．応答スタイルの設定「How would you like ChatGPT to respond?」
ユーザーがどのような応答を求めているか、その設定方法について具体的な例と共に説明します。さまざまな応答スタイルとその効果についても触れます。
４．実践的なカスタマイズ例
実際のシナリオを想定して、ChatGPTの応答や振る舞いを最適化する方法を例として示します。ビジネスシナリオや学習目的での使用例を交えて解説します。
５．最新の情報を取得する方法
ChatGPTを用いて最新のニュースや情報を取得する方法について紹介します。具体的なコマンドや設定の調整方法を含めて説明します。
６．応用編：ChatGPTのAPIとの連携
ChatGPTのAPIを利用して、既存のアプリケーションやシステムに統合する方法について解説します。APIを使ったカスタマイズの具体例も提供します。

第1章: ChatGPTの基本設定

ChatGPTを初めて使用する際には、いくつかの基本的なセットアップステップがあります。この章では、そのプロセスをステップバイステップで説明し、初心者の方々でも簡単に設定できるようにします。

１．アカウントの作成

ChatGPTのサービスを利用するためには、まずアカウントを作成する必要があります。公式ウェブサイトにアクセスし、「サインアップ」または「登録」のリンクをクリックして、必要な情報を入力します。

２．言語設定

アカウント作成後、利用する言語を設定できます。設定メニューから「言語」セクションを選択し、ドロップダウンメニューから希望の言語を選びます。これにより、ChatGPTの応答とインターフェースが選択した言語になります。

３．インターフェースの概観

ChatGPTのインターフェースは直感的で使いやすい設計になっています。メイン画面では、入力ボックスが中央に配置されており、そこに質問やコマンドを入力することで応答を得ることができます。また、設定アイコンやヘルプメニューを利用してさらに詳細な調整を行うことができます。

第2章: 「Customize ChatGPT」の機能解説

ChatGPTはカスタマイズ可能なAIで、ユーザーの入力に基づいて応答スタイルを調整できる機能を備えています。この章では、これらのカスタマイズ設定について詳しく解説し、特定の機能の有効化や無効化の方法を初心者向けに具体的に説明します。

応答スタイルの調整

１．応答の長さと詳細度の調整

ChatGPTには、応答の長さを調整するオプションがあります。たとえば、より簡潔な回答や詳細な説明を求める場合、設定メニューから応答の長さを「短い」「標準」「長い」に設定することができます。
操作方法: チャット画面の設定アイコン（またはユーザー設定）をクリックし、「応答の長さ」設定を見つけ、希望のオプションを選択します。

２．専門的な知識の有無

特定の主題に関して専門的な回答を期待する場合、その分野を専門とする設定を有効にすることが可能です。例えば、法律や医療、テクノロジー分野での専門的な応答を得るための設定があります。
操作方法: 同じく設定メニューから「専門知識」セクションにアクセスし、関連する分野を選択して有効化します。

特定の機能の有効化・無効化
１．言語スタイルの選択

ユーザーは、フォーマルまたはインフォーマルな言語スタイルを選択できます。ビジネス文書の作成にはフォーマルスタイルが、友人との会話にはインフォーマルスタイルが適しているかもしれません。
操作方法: 設定メニュー内の「言語スタイル」オプションにアクセスし、希望のスタイルを選択します。

２．自動学習機能の制御

ChatGPTはユーザーとの対話から学習を続ける機能を持っていますが、この学習機能をオフにすることもできます。これにより、プライバシーを保護しつつ、カスタマイズされた応答を維持することが可能です。
操作方法: 「学習設定」または「プライバシー設定」セクションを訪れ、学習機能をオンまたはオフに切り替えます。

Custom Instructionsの使い方と具体的な記入例

Custom Instructionsは、ChatGPTに特定の応答スタイルやトピックに関する詳細な指示を与える機能です。このツールを利用することで、チャットボットの回答を特定のニーズや状況に合わせて調整できます。以下に使い方と具体的な記入例を紹介します。

Custom Instructionsの使い方

１．ChatGPTとの対話を開始する。

ChatGPTの対話画面にアクセスします。

２．設定アイコンをクリック。

画面のどこかにある設定アイコン（通常は歯車のアイコン）をクリックします。

３．Custom Instructionsを選択。

設定メニューから「Custom Instructions」または類似のオプションを見つけて選択します。

４．具体的な指示を入力する。

ユーザーが求める応答のスタイル、トーン、範囲などの具体的な指示を入力します。

「What would you like ChatGPT to know about you to provide better response?」の具体的な記入例

このセクションでは、ChatGPTに提供する個人情報を通じてより適切な応答を促すための具体的な記入例を提供します。この情報はChatGPTがユーザーのニーズや状況をより深く理解するのに役立ちます。

記入例1: プロフェッショナルな背景
記入内容: 「私はITコンサルタントとして働いており、特にデータセキュリティとクラウドコンピューティングの分野でのアドバイスを提供しています。業界の最新動向や技術的な詳細に精通している応答を求めます。」

記入例2: 学習者としてのニーズ
記入内容: 「私は大学生で、心理学を専攻しています。学術的な内容に基づいた詳しい説明を提供して欲しいです。特に、認知行動療法とその実践例について詳しく学びたいです。」

記入例3: 趣味や興味
記入内容: 「私はアウトドア活動が好きで、特にハイキングとキャンプに興味があります。アウトドア用品に関する最新のレビューや、北米のベストハイキングスポットに関する情報を教えてください。」

これらの記入例は、ChatGPTがユーザーの特定の背景や興味に基づいてカスタマイズされた応答を提供するのに役立ちます。ユーザーが自分の状況や要求に関連する情報を提供することで、ChatGPTはより関連性の高い、有益な回答を提供することができます。

ポイント：
「What would you like ChatGPT to know about you to provide better response?」については、いろいろな立場でChatGPTを使う場合は設定する必要はありません。
それより、次で説明する「How would you like ChatGPT to respond?」を設定します。

第３章　Customer Instructionsの「How would you like ChatGPT to respond?」について

質問１: 「How would you like ChatGPT to respond?」は何を記載するためのものですか
「How would you like ChatGPT to respond?」は、ChatGPTに対してユーザーがどのような応答形式やトーンを望んでいるかを指定するためのフィールドです。これにより、対話のコンテキスト、トーンの調整、情報の詳細度、応答のスタイルなど、ユーザーの具体的な要望に応じたカスタマイズが可能になります。

質問２: 「How would you like ChatGPT to respond?」は、日本語で書いても英語で書いても効果は同じですか

「How would you like ChatGPT to respond?」の指示は、日本語や英語を含む任意の言語で書くことができますが、ChatGPTがその言語を理解している必要があります。多言語対応のモデルであれば、日本語の指示も英語の指示も適切に解釈して応答を調整できます。ただし、モデルの言語能力に依存するため、使用するモデルの言語サポートを確認することが重要です。
ワインポイントアドバイス：
ここはできるだけ英語で書いた方が良いようです。
私は英語で記載しています。

質問３: 「How would you like ChatGPT to respond?」の具定例を３つ記載してください

フォーマルなビジネス文書のスタイルで応答する
- 「ビジネスに関する問い合わせに対して、フォーマルなトーンで詳細かつ専門的な回答を提供してください。」
カジュアルな会話スタイルで応答する
- 「フレンドリーな会話形式で応答し、回答には日常的な例や比喩を多用してください。」
教育的なトーンでの詳細な解説を求める
- 「科学的なトピックについて質問する場合、教育的なトーンで詳しい説明を加え、必要なら図や例を用いて理解を助けてください。」

ワインポイントアドバイス
私は以下のようなことを英語にして載しています。
要求した側面に対してのみ簡潔に応答すること。反論は回答に入れないこと。要求した事項から外れることなく回答すること。

第４章　実践的なカスタマイズ例

第３章でも記載していますが、ここで用途向けに記載して見ました。

初心者向けの具体的な使用例

旅行計画のアシスタント
- シナリオ: 休暇でパリに行く計画を立てている。
- カスタマイズ: 「パリでの観光スポットやおすすめのレストラン、交通手段について詳しく教えてください。併せて、現地でのコロナ対策についても情報が欲しいです。」
- 効果: ChatGPTが旅行計画に役立つ具体的な情報を提供し、さらに健康と安全に関するアドバイスも加えることで、旅行の準備を総合的に支援します。
料理レシピの提案
- シナリオ: ゲストに提供するためのユニークなディナーレシピを探している。
- カスタマイズ: 「4人分のイタリアンディナーのレシピを教えてください。前菜、メイン、デザートの順に、家庭で作れるレシピが良いです。」
- 効果: ChatGPTはコースごとのレシピを提供し、特定の人数に合わせた分量や調理手順も説明します。
健康管理のアドバイス
- シナリオ: 日常の運動と食事について健康を管理したい。
- カスタマイズ: 「毎日のカロリー摂取量を管理しながら、効果的なホームワークアウトのプランを教えてください。」
- 効果: ChatGPTは栄養バランスの取れた食事提案とともに、家でできる運動ルーチンを提供します。

学生向けの具体例

化学の概念の説明
- シナリオ: 高校生が化学の試験に向けて勉強している。
- カスタマイズ: 「有機化学の基本的な概念と、実世界での応用例を詳しく説明してください。」
- 効果: ChatGPTは有機化学の基礎から応用までを簡潔に説明し、具体的な例を通じて理解を深めます。
数学問題の解説
- シナリオ: 大学生が微積分の課題で困っている。
- カスタマイズ: 「積分法を用いて面積を求める問題の解き方をステップバイステップで教えてください。」
- 効果: ChatGPTは問題解決の手順を詳細に説明し、数学的概念の理解を助けます。
歴史イベントの詳細な解説
- シナリオ: 歴史の授業でレポートを書く必要がある。
- カスタマイズ: 「第二次世界大戦中の重要な戦いとその結果について、詳しく教えてください。」
- 効果: ChatGPTは各戦いの背景、進行、および結果を包括的に説明し、学生のレポート作成を支援します。

ビジネスマン向けの具体例

市場分析レポート
- シナリオ: 新しい製品の市場導入前に競合分析を行いたい。
- カスタマイズ: 「家庭用ロボット掃除機市場の現在の主要な競合他社とその市場シェアについて分析してください。」
- 効果: ChatGPTは市場の主要プレイヤーとその製品、市場戦略を詳しく分析し、戦略立案に役立つ情報を提供します。
ビジネスメールの作成支援
- シナリオ: 重要なクライアントにプロジェクト提案を送る必要がある。
- カスタマイズ: 「プロジェクトの目的と期待される成果を明確に伝えるビジネスメールのドラフトを作成してください。」
- 効果: ChatGPTはプロフェッショナルなトーンで効果的なコミュニケーションを確実に行うためのメールテンプレートを提供します。
プレゼンテーションの準備
- シナリオ: 投資家向けのプレゼンテーションを準備中。
- カスタマイズ: 「スタートアップ企業としての強みと市場での機会を強調したプレゼンテーションの内容を構築してください。」
- 効果: ChatGPTは魅力的なプレゼンテーションコンテンツを作成し、効果的なビジュアルエイドの使用を提案します。

第5章: 最新の情報を取得する方法

ChatGPTを利用して最新のニュースや情報を効果的に取得するための方法と具体的なコマンド、設定の調整方法を紹介します。これにより、学生やビジネスマンが日々の情報収集を効率化できます。

具体的なコマンドと設定の調整方法

学生向けの例

最新の科学ニュースの取得
- コマンド: 「最新の科学ニュースを教えてください。」
- 設定調整: ニュースソースを科学専門のメディアに限定する設定を有効にします。これにより、一般的なニュースソースではなく、科学関連の情報が優先的に提供されます。
特定の学術論文の情報取得
- コマンド: 「2023年に発表された気候変動に関する最新の研究を教えてください。」
- 設定調整: 学術データベースやジャーナルからの情報を優先して取得するように設定を調整します。
大学の公式発表やイベント情報の取得
- コマンド: 「〇〇大学からの最新の公式発表を教えてください。」
- 設定調整: 特定の大学や教育機関のウェブサイトを情報ソースとして指定し、最新の公式発表やイベント情報を取得するようにします。

ビジネスマン向けの例

市場動向の最新情報の取得
- コマンド: 「テクノロジー業界の最新市場動向を教えてください。」
- 設定調整: 経済・ビジネス関連の信頼できるニュースソースからの情報を優先的に取得する設定を行います。
競合他社の最新ニュースの取得
- コマンド: 「〇〇社に関する最新ニュースを教えてください。」
- 設定調整: 特定の企業名をキーワードとして設定し、その企業に関連する最新のニュースや発表を収集します。
経済指標の更新情報の取得
- コマンド: 「最新の経済指標を教えてください。」
- 設定調整: 経済専門のニュースソースや政府発表のデータを優先して取得するように設定します。

これらの方法を通じて、学生やビジネスマンは自分の専門分野や関心事に関連する最新の情報を効率的に取得することができます。特定のニーズに合わせた情報収集を行うためのカスタマイズは、ChatGPTの有効活用に不可欠です。

ワンポイントアドバイス

最新の情報を調査して要約させたい場合の例です。
GPT4（有料版）になりますが、ネットの情報から取得してくれます。取得先のサイトも教えてくれます。

例１）海外のサイトの最新情報を日本語で要約させたい場合
問合せ）CNNのサイトの今日（2024/04/23）のニュースをトップを日本語で要約してください。
返答）
今日のCNNのトップニュースの要約です：

ロシアとウクライナの紛争: CNNでは、ウクライナ東部での最近の戦闘とその地政学的影響について詳しく報道しています。ロシア軍の動向とウクライナの防衛戦略が特に焦点となっています。
米国の政治: アメリカ合衆国では、2024年の大統領選挙に向けた準備が進行中で、潜在的な候補者たちの動きが注目されています。特に、民主党と共和党の候補者選びのプロセスに焦点を当てた報道がされています。
環境問題: 地球の日を前に、気候変動に対する国際的な対応と、持続可能な技術の開発についての特集が組まれています。再生可能エネルギーの利用拡大とその経済への影響が詳細に説明されています。

これらのトピックに関して、最新情報はCNNの公式サイトで確認できます: CNN公式サイト (Apple)。

例２）円とドルのチャートの動き
問合せ）今日（2024/04/23）の円とドルの動きを教えてください。
返答）2024年4月23日の円とドルの為替レートは、1米ドルが154.843円となっています (XE)。この日の為替レートは、前日の154.73円から若干上昇しています (ycharts)。また、1円は0.00645855米ドルで交換されています (XE)。この情報は為替の中間レートを基にしており、実際の送金時のレートとは異なることがあります。

第6章: 応用編 - ChatGPTのAPIとの連携

ChatGPTのAPIを活用することで、既存のアプリケーションやシステムに統合し、カスタマイズした機能を提供することができます。この章では、ChatGPTのAPIを利用した統合方法と具体的な応用例を学生向けとビジネスマン向けにそれぞれ解説します。

ChatGPT APIの基本的な利用方法

APIキーの取得: まず、OpenAIのウェブサイトでアカウントを登録し、APIキーを取得します。このキーはAPIを認証し、利用する際に必要です。
APIドキュメントの確認: OpenAIが提供するAPIドキュメントを参照し、利用可能なエンドポイント、リクエストパラメータ、レスポンス形式を理解します。
開発環境の設定: 開発に適した環境（IDEなど）を設定し、APIを呼び出すためのコードを書き始めます。多くのプログラミング言語で利用可能なHTTPクライアントライブラリを使用します。

学生向けの具体例

研究プロジェクトのための情報収集アシスタント
- 応用: ChatGPT APIを組み込んだカスタムウェブアプリケーションを作成し、特定の研究トピックに関する情報をリアルタイムで収集する機能を提供します。
- 実装: PythonのFlaskやJavaScriptのNode.jsを使用してウェブアプリケーションを構築し、フロントエンドでユーザーのクエリを受け取り、ChatGPT APIに送信して結果を表示します。
学習管理システム（LMS）への統合
- 応用: ChatGPT APIを既存の学習管理システムに統合し、学生が質問を投稿できるQ&Aセクションを提供します。
- 実装: LMSのバックエンドにAPIリクエストを送信する機能を追加し、学生からの質問に対してChatGPTが生成した回答をリアルタイムで提供します。
カスタマイズ可能な学習コンテンツ生成ツール
- 応用: 学生が自分の学習ニーズに合わせてカスタマイズ可能な教材を生成できるツールを開発します。
- 実装: ユーザーの入力（学習トピック、難易度レベルなど）に基づいてChatGPT APIを呼び出し、適切な教材を生成して提供します。

ビジネスマン向けの具体例

顧客サポートチャットボットの構築
- 応用: ChatGPT APIを使用して、顧客からの問い合わせに自動で応答するチャットボットを開発します。
- 実装: 顧客サポートプラットフォームにAPIを統合し、顧客からのよくある質問に自動的に回答する機能を実装します。
ビジネスインテリジェンスツールの強化
- 応用: ChatGPT APIをビジネスインテリジェンスツールに統合し、市場分析や競合分析の自動生成を可能にします。
- 実装: ユーザーが特定の市場データに関して質問した際に、APIを通じてリアルタイムで洞察や分析を提供する機能を追加します。
自動メール応答システム
- 応用: ChatGPT APIをメールシステムに統合し、受信したメールに基づいて適切な応答を自動生成します。
- 実装: メールサーバーにAPIを統合し、受信メールの内容を解析して適切な応答を生成し、自動で返信するシステムを構築します。

例１

ChatGPTのAPIを具体的に使用する例として、Python言語を使って簡単なチャットボットを作成する手順を説明します。この例では、ユーザーの質問に対してChatGPTが回答するシンプルなアプリケーションを作成します。

必要なもの

Python 3.x
requests ライブラリ (HTTPリクエストを扱うため)
OpenAIのAPIキー

ステップバイステップの実装

1. 環境設定
まず、Pythonがインストールされていることを確認し、必要なライブラリをインストールします。

pip install requests

2. Pythonスクリプトの作成
以下のコードをエディタに貼り付け、chatbot.pyという名前で保存します。

import requests

def chat_with_gpt(prompt):
    api_key = 'YOUR_API_KEY_HERE'  # ここにOpenAIから取得したAPIキーを入力
    headers = {
        'Content-Type': 'application/json',
        'Authorization': f'Bearer {api_key}'
    }
    data = {
        'model': 'gpt-3.5-turbo',  # 使用するモデル
        'prompt': prompt,  # ユーザーからの質問またはプロンプト
        'max_tokens': 150  # 応答の最大トークン数
    }
    response = requests.post('https://api.openai.com/v1/completions', headers=headers, json=data)
    response_json = response.json()
    answer = response_json.get('choices')[0].get('text').strip()
    return answer

def main():
    while True:
        user_input = input("あなた: ")
        if user_input.lower() == 'exit':
            break
        response = chat_with_gpt(user_input)
        print(f"ChatGPT: {response}")

if __name__ == "__main__":
    main()

このスクリプトでは、ユーザーがコンソールに入力したテキストをプロンプトとしてChatGPTに送信し、APIからの応答を表示します。

3. APIキーの設定
OpenAIのウェブサイトからAPIキーを取得し、スクリプト中のYOUR_API_KEY_HEREを実際のAPIキーに置き換えます。

4. アプリケーションの実行
ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してアプリケーションを起動します。

python chatbot.py

起動後、プロンプトに応じて質問を入力すると、ChatGPTが回答を返します。プログラムを終了するにはexitと入力します。

この例では、OpenAIのAPIを利用して、任意の質問に対する回答を生成する基本的なチャットボットを作成しています。この基本的なフレームワークを応用して、様々な応用プログラムに展開することが可能です。

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