画像生成AI「Midjourney V6」の使い方を徹底解説!9ヶ月かけて0から作成した、Midjourney の『虎の子』のヤバい実力とは?!
Midjourney ・Midjourney V6とは?
Midjourney V6とは、画像生成AIサービス「Midjourney」の最新バージョンです。
一応、「Midjourney」を知らない方向けに説明すると、Midjourneyとは、2021年に登場したAI画像生成サービスで、テキストや画像などの入力から、新しい画像を生成することができるものになります。同じような画像生成aiでは 『Stable Diffusion WebUI』などがありますが、それの別サービスのような形になります。 もっとわかりやすく説明するためにブラウザを例に出すと、 googleがgoogle Chrome を作っていて、マイクロソフトがmicrosoft edgeを作っているのと同じような雰囲気です。
Midjourneyは、人工知能の分野で有名なデビッド・ホルツ氏が開発したもので、プロンプトと呼ばれる指示文を入力するだけで、簡単に以下のような高品質な画像を生成できます。
Midjourney V6 のヤバさ・特徴
そして、Midjourney には V1~5 まで今までに色々なバージョンが登場してきたのですが、その最新バージョンが、Midjourney V6になります。 実は、この Midjourney V6は、今までリリースされた V1~5 をほぼ無視して、世界中のAI研究者や開発者が協力して、大規模なデータセットや計算資源を共有することでゼロから訓練された新モデルで、9カ月の開発期間を経て性能が、とてもとても向上しました。 もう、ほんとうに、今までの Midjourney とは比べ物にならない程凄まじいです。
ハンターハンターで例えるなら、『キメラアントの第2世代と王直属護衛軍』くらいの違いがあります。
競合の Stable Diffusion や DALL·E 3 は こんな感じでしょうね…
ここで、何が言いたいのかというと、実は最新バージョンの Midjourney V6 の使いかたは、それ以前の元ものとは全く別のものになるので、Midjourney V6 は Midjourney V6 用のプロンプトや設定で画像生成を実行する必要があります。
例えるなら、Midjourney V6 と それ以前では、そもそもの遺伝子が全く違うものになっているようなものです。
実際には、v 6 は人間の言語への理解がとても向上しているので、以下の画像のような構成や、句読点、構文、文法などがより重要になります。ここに関しては後ほどわかりやすく解説していこうと思います。
兎にも角にも、何しろこのアップデートが本当に素晴らしいので、これを機に Midjourney に登録する人もとても増えています。2023年12月時点で、1,640 万人のユーザーがいるとのことです。
特に、Midjourney V6 では、人間の実写画像の精度が上がり、AIっぽさが抜けてリアルな人間の画像により近づいたのが特徴です。
Midjourney V6 を上手に扱えるようになれば、最近葉加瀬がした以下のポストのように、スマホで撮影した風景の写真を生成することも可能です⭕
おそらく、これを機にMidjourneyを始めようと思った方も多いと思いますので、そういった方向けに、まずは簡単に使いかたや始め方などについて解説して行きたいと思います。
Midjourneyの使い方、はじめ方、料金プラン
Midjourneyの使い方、はじめ方については以下の記事で詳細に解説をしています。
具体的に解説をしている内容を簡単に紹介すると以下のようになります。
Midjourneyを始めるのに必要なDiscordとは何か
Discordのアカウント作成とMidjourneyへの参加
Midjourneyの料金について
各プランの違いや特徴Midjourneyの画像生成の方法
生成した画像を編集するオプションの詳細
アップスケール、インペイント、ズームアウトなどなど
ここまでで、基本的なMidjourney の使いかたが理解できたらいよいよ最新バージョンのMidjourney v6のプロンプトの説明をして行きたいと思います。
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SDXL で思い通りの画像を生成して、自分の絵をもっと好きになる方法
Stable Diffusion は最も画像生成の幅が広く大変機能の充実したジェネレーティブAI ですが、使いこなすにはコツがあります。
実は、少し工夫を加えるだけで生成画像のクオリティが格段に良くなるのですが、あまり多くの人はその方法を使っていません。
つまり、その方法を使うだけで、例え初心者であってもすぐに周りを追い越すことができます。その最短距離をお教えします。
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SNS を自動化して、Stable Diffusion を使ったSNS運用をする方法
SDXLの導入と画像生成のコツがわかったら、次はSNSなどで発信して、ポートフォリオを作り副業にしたり、社会貢献に使ったりなどなど、色々な道があると思います。
そのため、Stable Diffusion の知識に加えて、SNSを自動化する方法も案内しています。ここでは、SNSで毎日決まった時間に画像付きの投稿をする方法などもまとめておりますので、毎日のSNS運用がぐっと楽になるはずです。そうして空いた時間を、画像生成や他の活動に回すこともできます。
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それでは、続きを解説していきたいと思います。
【超重要】Midjourney V6の新プロンプト構造とは?
まず、Midjourney V6を使用する方法に関してですが、プロンプトの後ろに「--v 6」といった文字をつけると使用することができます。
または「/settings 」と入力して送信し、以下のようにV6を選択します。
Midjourney V6は、テキストから高品質な画像を生成できるAIサービスですが、その能力を最大限に引き出すには、適切なプロンプトが必要です。
冒頭でも解説した通り、Midjourney V6 で推奨されるプロンプトは、V5とは大きく異なります。
V6は、我々の言語をよりよく理解できるように作られているので、句読点や構文、文法がより重要になってくるわけです。つまり、 正しくプロンプトを書けば、画像のほとんどすべての要素を制御できるようになります。
Midjourney V6のプロンプトのコツは、以下の4つのステップに分けられます。
ステップ1:
メインシーンを設定する
ここでは、「男性と女性が円形のテーブルに隣り合って座っている」のようにアバウトにシーを表現していきます。
できるだけ一般的な表現で、具体的になりすぎないようにするのがポイントです。
基本的には、ここに必要に押して詳細を記載していく形になるので、ベースとなるプロンプトを設定しておくといったイメージです。
ステップ2:
詳細を記述する
次に、被写体に応じて、素材や民族、年齢、服装、色、質感、形、髪型、感情など、具体的で詳細な要素を記述していきます。
V6で最良の結果を得るためには、より人間の会話に近く、自然の感じの文章を使用した方が良いみたいです。つまり、単語ごとに区切るのではなく、文章として入力した方が良いということですね。
ここで、「男性、女性」などの複数の被写体がある場合は、被写体の位置(左、右、中央)などを指定して、それぞれの詳細を記載した方が良いです。
例えば、「左の男性は、グレーのシャツを着ていて、歳をとっている」「右の女性は、若い女性で黒いドレスを着ている」などといった具合です。
ステップ3:
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